時節柄体調管理に注意深くなります。会社勤めの頃は体調管理など考えず嗜好の赴くままに好きなだけ食べ運動にも無頓着でしたが、自営業者にとって体調管理は死活問題です。昨日の昼から頭痛がして一瞬いやな予感がよぎりましたが、水分が不足していたらしくお茶を飲んでいるうちに治りました。人間の身体は大半の不調を感知して自分で治すことができます。季節の変わり目に風邪をひくことはありますが、この10年ほど熱が出ることも医者に行くことも薬を飲むこともなく自分の主治医は自分です。ひきはじめが重要で、生姜茶を飲んで早めに眠れば翌日には元気を取り戻します。とくに重要なのは何も食べないことで、自然治癒力を最大化するためには、フランス人が「メスのいらない手術」と言うファスティングが最強の治療法です。生活習慣病の多くは食源病であり、過食が不調の原因を作ります。若い時には代謝の力で乗り越えてきた身体も更年期以降はそのつけをどこかで払うことになります。今年のインフルエンザが激減している現象は、普段いかにウィルス感染に無防備な生活をしているかの裏返しです。日頃は自殺行為の食生活をしながら検診前だけ節制し、医薬品という民間信仰が世界一盛んな日本らしいと言えるのかもしれません。
善と悪の岐路に立つ世界
これまで何か起こるたびに中国共産党崩壊説が説かれてきましたが今回の論評は抑制的です。漢、隋、元、明、清といった歴代王朝滅亡の発端はいずれもペスト、天然痘、コレラなどの疫病とされます。共産主義の理想とは真逆に金銭を貪ることにしか興味のない史上最悪の反社組織の唯一の正当性は経済成長です。高度成長を演出してきた中国経済はウィルス騒動がなくても国有企業の8社に1社が倒産予備軍とされデフォルト連鎖の可能性があります。貧者の核兵器をばら撒いた人権弾圧国家を世界はハイテク・サプライチェーンから外す動きを強めます。ウィグル、チベット、内モンゴル、香港への民族浄化・弾圧など人道上の犯罪と周辺国への間接・直接侵略を繰り返す中共政府が消滅して民主化すれば中国とアジアの未来は開けます。毛沢東思想にかぶれたエチオピア人民革命民主戦線のテドロスを国連機関に紛れ込ませ意図的なパンデミックを引き起こした共産党の怖さは常に戦時モードなことです。いま世界は善と悪が拮抗する岐路に立っていると思います。
モノづくり日本を復権する
長く働いていると不況期はこれまでも経験してきましたが、歴史上の出来事としてしか知らない世界恐慌の絶望が現実化しつつあります。全世界で経済活動が止まり5月の1-3月GDP発表を待つまでもなく、GDPが4割減った大恐慌と今世界で起こっている現実は類似しています。大恐慌で世界経済が破壊されれば、ドイツでナチスの独裁が国を掌握したようにファシズムが勃興するリスクも高まります。国難が切迫するなか、世間の関心はウィルス感染ではなく経済をどのように立て直すかに移っています。恐慌の引き金を引き日本経済を破壊するのは武漢ウィルスですが、消費増税で国内消費を壊滅に追い込んだ為政者と財務省もその共犯です。国民が冷静さを失うならこの国の未来は恐ろしいものになります。平成の失われた30年の発端が平成元年の消費税導入にあることは今や明らかです。大幅減税、規制緩和、インフラ投資のトランプノミクスは日本の進むべき道を示していると思います。中国依存経済から国内回帰に一気に転換しモノづくり日本を復権するなど未来につながる大きな構想が必要でしょう。
観光立国は亡国論?
ウィルス騒動は時代の歯車を逆回転させ始めたように見えます。オリンピックを当て込みビザ発給緩和のたたき売りで観光立国なる言葉がもてはやされました。しかし外需依存の脆弱性があらわになり、今や観光亡国論がささやかれます。基幹産業がない発展途上国ほど観光依存度が高く、カンボジアのアンコール遺跡群のように先人の遺産を切り売りする発展途上国のビジネスモデルを日本が真似る違和感が残ります。観光人材の育成にもお金が投じられましたが、収益性改善が見込めない産業に雇用を生み出す力はありません。値段を下げて中国人客を大量に呼び込んでもお金の多くは日本人に落ちない仕組みです。消費増税の失策を取り戻すために背に腹を変えられないなりふり構わぬ経済政策の落とし子である観光は、ピークがあり需要が安定せず、民泊の規制緩和やシェアリングエコノミーも群がった人々を豊かにするものではなかったと思います。確かに観光は世界の成長セクターですが、7万人の米国人を引き上げチャイナパージにより工業国としての産業基盤を改めて固めるトランプ政権の政策どおりに世界は動いているように見えます。
冷静さを保つマインドフルネス
ジョンソン英首相やチャールズ皇太子まで感染し世界が鎖国状態になり、日本中が待ち焦がれたオリンピックの延期さえ話題にならないほど経済の悪化と雇用の喪失は深刻な局面を迎えています。オリンピックに人生を賭けていた人もいたはずです。自粛が続けばいかなる経営努力をしても普通の会社なら潰れます。リーマンショックどころか世界大恐慌の様相を呈するなか、全米最大手の映画チェーンがCEO以下全社員の解雇を決定し、シルク・ドゥ・ソレイユが全スタッフの95%を解雇すると伝えられます。米国の銃砲店ではこれまで銃反対派だった人たちまで治安悪化を恐れて銃を買い集め、異例の需要急増で購入制限をしていると言います。年初には感染を知りながら情報隠蔽によりウィルスを半ば意図的に世界に拡散した中共政府への集団訴訟も始まっています。感染が終息しても世界の混乱は当分収まらないでしょう。われわれが感じる不安や恐怖は執着の裏返しだと思います。脳のエネルギーを無駄に使う執着や雑念を消し、あらゆる状況で冷静さを保つマインドフルネスが求められるのでしょう。
首都封鎖は生活習慣病を防ぐ?
感染を封じ込めた優等生だと思っていた矢先に「首都封鎖」と聞くと唐突感があります。一連の騒動は誇張されている部分と見えていない部分があり冷静に状況を判断する必要があります。新手のインフルエンザと考えれば騒ぐ問題ではなく、不要不急の外出を控え手洗いをして感染リスクを下げるしかありません。無用に恐れて経済を止めればもっと多くの人が死にます。反射的にスーパーに走るあたりも日本人の心配性を反映しています。正月三が日に店が閉まるだけで不安になる国民ですから、首都封鎖などと二二六事件の戒厳令でも思わせる言葉が広がれば店に押し寄せるのも無理のないことです。都市が恐怖を増殖させるのはその過密さが感染爆発の孵化器となり、他方で生産能力を持たないからです。福島にいる頃近所の人に食べられる山菜などを聞いていると山は食品庫に思え、川にはイワナもいます。そもそも人体はフルマラソンを数十回走れる脂肪を常に蓄えているわけですから、日頃から食べ過ぎで大半が生活習慣病(予備軍)の国民にとっては10日間ぐらい何も食べない方がむしろ好ましいでしょう。
主体性を取り戻す絶好の機会

娘のルワンダでの活動がForbes JAPAN3月24日の電子版(https://forbesjapan.com/articles/detail/33150)で取り上げられました。中学までは積極性も主体性もなくのんびりと流されるままに過ごしていたのですが、中学3年のとき突然中高一貫の女子校から公立の中学に転校すると言い出したあたりからスイッチが入ったようで、高校1年のとき海外に一年間留学したことが契機となり、群れる日本人もいないニュージーランドの田舎町で自ら動き環境を変える「人生の主体化」に目覚めたようです。人生が半分以上過ぎてから人生の主体化の意味がようやく分かってきた親などに制御できるはずもなく放置状態が続いています。企業や人がどうすれば変われるのかは大きな関心事です。観光立国を目指すはずだった業界は地震や風水害リスク、政治リスクをまともに受け今はウィルス騒動で致命的な打撃を被っています。一連の騒動が多くの人の人生を変えてしまうように、企業も変わりゆく世界にあわせて会社のあり方を転換し主体性を取り戻す絶好の機会とすべきでしょう。やらざるを得ない状況まで自分を追い込まない限り人も組織も変われないのかもしれません。
武漢ウィルスの功罪
地球規模のパンデミックリセッションが懸念される武漢ウィルスには功罪があると思います。中共政府のもたらす災いの大きさを世界が認識したこと、国益を損ねる野党や印象操作の手口が目立つオールドメディア離れが進むであろうことは良い面と言えるでしょう。他方で恐ろしい問題は台頭するサーベイランス・キャピタリズム(監視資本主義)と中共の独裁政治が一体化し民主主義を真っ向から否定する一党独裁体制が一層強化される悪夢です。民主主義国家同士が戦争を起こす可能性は少ないものの、日本が戦争に巻き込まれるとすれば独裁国家との自衛のための衝突です。本来貿易は戦争が起こる可能性の低い国と行うべきものであって、人権を抑圧し領土的野心を隠さない中共政府のような粗暴な相手との取引を見直す機会にもなるのでしょう。
春こそ運動
冬と春が目まぐるしく行き来するこの季節が気怠いのは花粉症のせいだと思っていました。鼻うがいで花粉症の症状が出なくなってもどこか憂鬱な気分が残るのは長年の花粉症のトラウマだけではなさそうです。別れと出会いの変化の季節は、華やかに咲いた桜が慌ただしく散る切なさがあります。猟に行かない冬は新陳代謝が落ち余分な食べ物を脂肪として蓄え、免疫系が低下し筋肉は減少し関節は硬くなります。季節の変わり目に体は気候に適応して変化し、狩猟や採集で日々体を動かす春がきて心身を活動モードに戻す億劫さがこの時期感じる気怠さの正体なのかもしれません。人体に備わるこのメカニズムは現代では季節に関係なく働き、運動をすれば春、運動不足なら冬と脳が判断をして脂肪をため始めると進化医学は説明します。身体を動かさなければ食糧不足を感じ取って脳と肉体を省エネモードにして活力がなくなりやがて無気力になり老化も進みます。加齢は自然の営みですが衰えを招くのは自分自身の行動だと思います。億劫さを感じるこの季節こそ積極的に体を動かすべきなのでしょう。
薬が真犯人
東京五輪の延期判断が焦点となりますが世界が注目した日本の危機管理能力は及第点以上だったと思います。多くの人が不安に感じた中国との全面的な渡航制限を遅らせた対応も問題を起こさず経済とのバランスを取った格好です。韓国がスクリーニング検査で偽陽性を増やし医療崩壊のスパイラルに向かったのに対して確定検査に絞った判断も日本に味方しました。例年よりインフルエンザが激減しコロナウィルスの死亡確率を考慮しても生命への危険はむしろ例年より減じたと言えます。何より世界一薬を消費する日本が医療介入を最小限にすることで危機を回避したことは朗報でしょう。多くの人は今でも病気は薬で治すと誤解していますが、自殺する30代、40代の100%が向精神薬を飲み、大腸癌は刺激性下剤の使用が要因とされます。鬱だから自殺のするのでも便秘だから大腸癌になるのでもなく第三の因子としての薬の存在は見逃されています。同様に健康食品やサプリメントも血中濃度を一定に保つ恒常性が人体には備わるので無駄だと思います。