春こそ運動

冬と春が目まぐるしく行き来するこの季節が気怠いのは花粉症のせいだと思っていました。鼻うがいで花粉症の症状が出なくなってもどこか憂鬱な気分が残るのは長年の花粉症のトラウマだけではなさそうです。別れと出会いの変化の季節は、華やかに咲いた桜が慌ただしく散る切なさがあります。猟に行かない冬は新陳代謝が落ち余分な食べ物を脂肪として蓄え、免疫系が低下し筋肉は減少し関節は硬くなります。季節の変わり目に体は気候に適応して変化し、狩猟や採集で日々体を動かす春がきて心身を活動モードに戻す億劫さがこの時期感じる気怠さの正体なのかもしれません。人体に備わるこのメカニズムは現代では季節に関係なく働き、運動をすれば春、運動不足なら冬と脳が判断をして脂肪をため始めると進化医学は説明します。身体を動かさなければ食糧不足を感じ取って脳と肉体を省エネモードにして活力がなくなりやがて無気力になり老化も進みます。加齢は自然の営みですが衰えを招くのは自分自身の行動だと思います。億劫さを感じるこの季節こそ積極的に体を動かすべきなのでしょう。

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