


経堂にあるロースタリー&カフェのRaw Sugar Roastに行きました。羽田の焙煎所を拠点にコーヒー豆の卸をしてきた店の旗艦店として2022年に開業しました。1982年竣工のマンションの1、2階を占め、看板が小さく入ったことはありませんでした。以前はビストロが営業していた場所だと記憶しますが、店内はコンクリート打ちっぱなしと言うより、はつりっ放しで解体工事の途中にも見えます。80年代のRCの躯体が持つ、重量感や荒々しさという時間の蓄積に対し、天井ボードが明るい色に塗装をされ、家具に光沢があり、均質な照度の明るい店内照明は物語的な連続性に欠けます。しかし、そんなこだわりは居心地とは関係ない気もします。犬と訪れる人、外国人カップル、パソコン仕事をする人などが集まり、そこに流れるゆるい時間の魔力こそ、廃業率40%とされるカフェを、皆がやりたがる理由かもしれません。

















