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報道しない自由


政治家にとって望ましいのは有権者が愚かで居続けることです。「愚民の上に苛き政府あり」と福沢諭吉が西洋の諺を紹介したように、愚民はみずから災を招きます。ワンフレーズ政治で国民を熱狂させた小泉劇場はその典型に見えますが、息子の代には良民が増えその神通力は薄れたようです。昨年の兵庫県知事選を契機に、財務省解体デモに至る過程で、政治家の背後にある利権の影が姿を見せ始め、今の話題は自民党大物議員の背後にある国際的なIT利権です。他党に政権担当能力がないことをよい事に、長年形成された利権構造を解体できるのは今なのかもしれません。実業家の深田萌絵氏が泣きながら訴えた動画は数百万再生され、八王子の街頭演説には多くの聴衆が集まりました。こうした動きを報じないマスメディアの「報道しない自由」は、ジャニーズ問題やフジテレビ問題に至る、自らの機能不全を証明しているのかもしれません。

昭和の風情を伝えたい


昨夜は琵琶湖の湖岸にある、昭和11年創業の宿に泊まりました。当初N-VANに泊まるつもりでしたが、歴史を感じる佇まいの趣と、夕食がついて7,400円という値段にも魅力を感じました。波打ち際の宿は、海とは違い大波に洗われる心配がないために、低い土地に建物が建ち、室内からの視線と水平線の位置があまりかわらず、独特な感覚を生み出します。夕食も十分以上で、朝も入れる浴場もあり至極快適ですが、同時に一抹の寂しさを感じます。昔ながらの風情を感じる宿に泊まると、次に来る時には、もう営業していないかもしれないという現実に直面します。昨夜も他に宿泊客はありませんでしたが、生業である限り現金が残るうちは営業を続けることができます。しかし、懐かしい建物が設備更新の時期を迎えるのは時間の問題です。古民家再生を今後の仕事にしたいのは、この昭和の風情を後世に伝えるべきだと思うからです。

行動範囲の自由


昨日は家の用事で京都に来ました。なるべく高速は使いませんが、東京から京都まで一般道を一気に走るのも疲れるので、富士ICまでは東名高速に乗って、あとは流れの早い国道を使いました。N-VANに限りませんが燃費が一番良いのは流れの良い一般道です。一般道を使うのは、高速を利用することで短縮できる時間と、通行料のバランスが見合わないと感じるからです。しかし、ここには条件があって、一般道を最も流れの良い時間帯に通るということです。富士ICからは、国道1号、23号、名阪国道と高規格幹線道路が続き、日曜の夜に東京を出れば、途中2時間の仮眠をはさんでも明け方には京都に着きます。一般道を使う前提が、渋滞のない深夜に通ることなので、車内での仮眠が重要です。N-VANには常に寝具を積んで、座席はフルフラットにしていますので、エンジンを止めて数秒で寝られる態勢です。N-VANのこうした美点が行動範囲の自由を広げてくれます。

N-VANは移動オフィス


N-VANを移動オフィスにするためにポータブルバッテリーを買いました。幸か不幸か昨日は早速活躍の機会がありました。京都に行くのに東名高速の綾瀬付近で車両火災による渋滞に巻き込まれ全く動かなくなり、20分ほどしてから緊急車両が来て、消防車が来たのはさらに10分後です。路肩が工事で塞がれているために消防車も身動きが取れません。結局2時間近くロスしたのですが、エンジンを止め早速パソコン仕事に使いました。フロントガラスの下に純正品のように収まるソーラーパネルも実用的で、パソコン程度の使用であればソーラー発電だけで電気を賄えそうです。買ったのは最もコンパクトなタイプですが、最小限の電気を生み出し災害時の備えにもなります。備えあれば憂いなしで、悲劇的な渋滞でも鷹揚に構えることができます。電源を確保したN-VANは部屋ごと移動できるオフィスで、出張先でホテルに泊まる必要もなくなりそうです。

健康診断が楽しみ?


健康診断など不要と嘯きながら、健診を受けました。直近で受けたのが7年前ですから、たまには自身の健康状態を客観視することにしました。送られてきた健診結果報告書のデータをChatGPTにかけると、「脂質系にやや高値が見られますが、HDLが高く、全体としては生活習慣病リスクが非常に低いといえます。LDL軽減のため、動物性脂肪やトランス脂肪酸の摂取を控えめに。」と助言をくれます。総合評価以外に項目ごとの評価もあり、それらは報告書より詳しく、その妥当性は不明ながらAIの領域になることは確かでしょう。健康に良い生活習慣は自明ですから、それさえ心がければ診断結果に怯える必要も、毎年のように受ける必要もないと思います。ビジネスエリートと健康エリートが同義語になりつつある昨今、後ろめたい生活さえ正せば、よく勉強をしたときのテストが楽しみだったように、健康診断が楽しみになるかもしれません。

加齢犯人説は嘘?


選挙が近づくと国民の手取りを増やすという政策が心地よく耳に響きます。政治の動きも大切ですが、自分でできる防衛策もあり、一番は医療費のLTVを減らすことだと思います。健康投資と言われますが、むしろお金を使わないことが健康を高めます。食べ過ぎを改めれば食費は減りますし、健康増進のための運動にかかる費用は最小限です。狂ったセンサーをリセットして体に正気を取り戻させることで、健康的なライフスタイルを実現できます。医療は文字通り生命線ですが、産業として巨大化できたのは天使と悪魔の顔を持つからかもしれません。われわれが健康のためと信じる健康診断にしても、長生きできるという疫学的エビデンスはなく、むしろ過剰医療による逆効果さえ疑われます。加齢により免疫力が低下し体が弱ると産業側は喧伝しますが、食事を減らせば消化にまわされていた酵素により、免疫力は十分に維持されるはずです。

裏山スリーピークス


昨日は大月で授業のあと、大学の裏山にあたる菊花山(644m)、馬立山(797m)、厄王山(730m)のスリーピークスに登りました。3、4分の場所から登山道が始まり、大学から90分でラウンドできます。裏山とは言え菊花山までは鎖場が連続するスパルタンな登りで累積標高は700mほどあります。稜線に出ると今年3月に発生した大規模な山林火災の爪痕を見ることができます。大月は新宿と富士山を結ぶ中継点であり、通過される宿命にありますが、四方を山に囲まれる資源は活かされず、途中で会ったのは一人だけです。厄王山からの下りは気持ちよく走れるトレイルで、鹿の鳴き声が谷間に響きます。お手軽なルートですが、授業の前に脳の血流を上げることは有益だと思います。運動は海馬におけるニューロンの新生を促し、学習能力、記憶力、認知機能を高めるBDNFを増加させます。フィットネスを学力向上に活かしたネイパービルの奇跡は日本でも起こせるはずです。

介護必至のライフスタイル


セーフティーネットであるはずの特別養護老人ホームの倒産が問題視されます。2023年度の従来型特養の42.1%が赤字で、入居待ち数百人というイメージと経営実態は異なるようです。光熱費などの物価高騰による運営コストの上昇、人手不足の深刻化、競合施設の増加による稼働率の低下が主因とされ、建物の老朽化による大規模改修コストなどの時限爆弾も抱えます。経営の安定化の観点から、特養の運営主体は社会福祉法人などの非営利とされてきましたが、非営利=安心という神話は崩れました。国は介護報酬の見直しやICT導入支援、処遇改善加算の拡充を打ち出しますが、介護報酬を上回る物価上昇の打ち手にはなりません。失礼ながら特養は人生の晩年を過ごしたい場所ではなく、一人一人が健康な生活により防衛するしかないと思います。問題は食べ過ぎ、運動不足といった介護必至のライフスタイルを送る人が多いことのような気がします。

体も心も調うルーチン


昨日は白河市の関山(618 m)に登りました。主要ルートの北側登山口が標高 389 mですから、標高差は230mとわずかで、山頂直下までは車が通れる参道もあります。しかし、白河市民に親しまれるこの山には5本のトレイルがあり、これらを使って登り返すとそれなりの運動になります。二枚橋登山口から登り、反対側の内松登山口に下り、近くに磨崖仏がある硯石登山口から登り返し、再び磐戸別神社に下り丸沢から登り返し、最後は鳥天狗の道と呼ばれるブナ林の本格的なトレイルを下れば、ロードを含む様々な道で体を鍛えることができます。また信仰の山でもあり、山頂には天平二年(730年)に行基が創立したという古刹、成就山光明院満願寺が、途中には江戸時代中期とされる岩肌に刻まれた仏像群である、硯石磨崖仏三十三観音を見ることができます。寛文4年(1664年)に寄進された銅鐘を山頂で撞くことができ、体も心も調うルーチンです。

寝室になるN-VAN


昨夜は福島県の某所でオートキャンプをしました。九州や四国への遠征の際にN-VANでは車中泊をしていますが、それらは仮眠に近く、本格的に夜を過ごすのは初めてです。泊まったのはキャンプ場ではなく、田んぼの広がるなかにある十数世帯の集落で、18時以降車が通ることも生活音が漏れることもなく、わずかに虫の音だけが響く静寂な環境です。N-VANの窓に遮光パネルをつけると、自宅でも実現できない完全な暗闇になり、騒音に慣れた都会人にとって、これほど平和な夜があることは新鮮な体験です。蚊のいない今の季節は、リアウィンドウを少しだけ開けて眠るのに最適で、朝は鶯の声で目を覚まします。カプセルホテルとビジネスホテルの中間ぐらいのN-VANの車内は、広すぎず狭すぎず一人がくつろぐのにちょうど良い大きさで、自宅の駐車場でも寝室代わりに使えそうです。

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