
シドニーからの留学生を3ヶ月ほど預かっているのですが、日本人との違いがよく分かり勉強になります。娘が「友達と浅草に行くから行こう」と誘っているのに「私は行きたくない!」とはっきり断ります。決して協調性がないわけでも、マイペースでいい加減なわけでもないのですが、ありのままに自分らしく主張する姿勢は日本人が見習うべきところだと思います。
先日は、吉祥寺で買った洋服が気に入らないので、交換したいと言うので吉祥寺まで行きました。日本人ならあきらめてタンスの奥にしまいそうです。吉祥寺は魅力的な店が多く余計なものまで食べてしまいました。慶応SDMの前野教授が提唱する夢、楽観性、自分らしさ、感謝という幸せの4因子のうち、日本人に一番欠けているのは自分らしさかもしれません。



新甲子温泉から2時間弱のドライブで新潟県境に近い奥会津の豪雪地帯に行けます。昨日は三島町、金山町、昭和村とまわり、山深い集落に今も脈々と暮らしが引き継がれていることを感じました。交通インフラや移動手段がない時代の雪に閉ざされる集落での生活の辛苦を想像することはできません。
旅はつくづく真冬にするものだと思います。昨夜は奥会津の豪雪地帯、三島町にあるゲストハウスのソコカシコに泊まりました。会津宮下駅に近い古民家を改装した建物は随所にアートが感じられ、古くからある手の込んだ建具と改装により加えられた造形のコントラストが絶妙で、コタツのあるリビングには去りがたい居心地のよさがあります。雪の多い今年は今の時期でも冬景色が美しく、ときおり聞こえる只見線の音も旅情をかきたてます。
今日は会津の豪雪地帯として知られる三島町に行きました。そのもっとも山深い集落に伺いかんじき作りについてお話を伺いました。しんしんと降り続く雪は同じ福島県でも新甲子温泉とは別次元の積雪で、阿武隈源流の雪に慣れていても新鮮な感動があります。炭焼きや農業を中心とした集落へは町の中心部から10kmほど離れていますが、立派な道路が整備されライフラインが確保されています。

