異質が融合する空間

新甲子温泉は今朝も秋晴れです。那須を通ったとき、あまりの山日和に山に行く用意はしていなかったのですが、峰の茶屋までラブラドールと登りました。稜線までは20分ほどと百名山の稜線としてはもっともアクセスが楽なルートです。

昨日は宿の再生に助言をもらっている方に、業界慣行をひっくりかえす意見をいただきました。宿で守られるはずの匿名性を覆し、来た人の属性や考え、嗜好を公表するというものです。これは海外のコワーキングスペースが交流を促すために採用している方式です。ぼくは宿対客という一方的な関係を壊し、両者がそして宿泊者同士が共振する場を作りたいと思っています。身元や考え方が分かる知り合いしか泊めない、フェイスブック二親等戦略もその一環です。当初は1グループの貸切を想定していましたが、コラボレーションの観点からはむしろ異質な属性のグループをひとつにして交流すれば新しいものが生まれる可能性が高いと思います。

日々の生活で身体に付着した無用な執着を浄化するのは、自然のなかでのリラックスや運動だと思います。阿武隈源流の美しい自然に身を委ね、異質なものが融合して新しい世界を切り開くアイデアを生む場を作りたいのです。初対面の人とでもパエリアの焚き火を囲むと、なぜか本音の話ができます。

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