
昨日は大雪のなか親戚が来てくれWiFiの設定をしてもらいました。どこと何を契約しているのかさえ把握していない身としては頼もしい限りです。
雪国の冬の暮らしの大変さは新甲子温泉に来て初めて知りました。屋内なのにあらゆるものが凍ります。ラブラドールの食器の水、コーヒーピッチャーに残っていた水、もちろん水道管も凍り、トイレが使えなくなり洗濯機も動きません。厨房で冷蔵庫を開けるとあまりに温かいので壊れているのかと思います。
寒さは人から生きる力を奪っていきます。思考や気力も著しく低下します。不謹慎ながら、シベリアに抑留された人の筆舌に尽くしがたい境遇をときどき思います。桁違いの寒さ、過酷な労働、希望のない未来、劣悪な生活環境で多くの人が命を落としたのでしょう。現代を生きるわれわれに一番欠けているのは生き抜く力だと思います。




昨日は急遽東京に行くことになり福島を夕方4時に発ち東京には明け方4時に着きました。大雪の警戒態勢の首都圏に向かうのは、ちょっとした冒険旅行の気分です。冒険旅行にふさわしく矢板の手前の国道4号線で後続車に衝突されましたが、普段から旅館のトラブルに慣れているので、動揺することもなくなりました。町中が大混乱のなか警察が来るはずもなく話し合いで別れました。久喜ICで通行止めにしながらすべてのETCレーンを閉め有人レーンひとつだけの東北道のお粗末さは雪に不慣れ以前の問題だと思います。写真は途中で1時間ほど仮眠を取った羽生パーキングエリアです。
昨日は宿の営業で有力なトレランショップに行きました。自分とは異なる業種の店でもいつも気になるのは商売のことです。コンサルタント時代のぼくはリアリティのないビジネスの世界に生きていたと思います。いまは目の前で現金が行ったり来たりする商売のことばかりを考えます。ぼくの感覚ではビジネスは損得勘定で割り切れる冷徹な取引ですが、商売はより広範な人間関係も含めた温かい取引です。これからの取引は工業化以前の商売の世界に回帰していくような気がします。
