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オールドメディアの終焉

武漢ウィルス騒動で決定的になったのはオールドメディアに接しなくなったことです。騒ぎを煽って視聴率を上げる低俗さや無責任な報道姿勢が目立ちます。普段から膨大なジャンクメールを送りつけてくる新聞社系サイトは有料記事に誘いますが、今どき偏向報道にお金を払う人などいません。オールドメディアの権威が通じるのはデジタルデバイドの一部の年配者ぐらいでしょう。一方でYou Tubeやブログは主張とスタンスが明確ですからバイアスに騙されるリスクが下がり複数の識者の話をつなぐと妥当な見解が見えてきます。オールドメディアと同様に問題なのが国民の関心の無さだと思います。民度が上がらない限り国家の哲学や国のあり方を根幹から決める議論は進みません。何かと言えばすぐに戦争に結びつけて騒ぐような左翼のバカバカしさも明らかになりました。軍事衝突よりリーズナブルな細菌兵器への備えのなさを世界は身を以て証明したのかもしれません。

武漢騒動の功名

卒業旅行でルワンダを訪れている娘は高校の卒業式が中止になったことを幸いに滞在を10日間延ばしてボランティアをするとラインをしてきました。中国からの入国禁止を躊躇しているうちに今度は中国が日本からの入国を制限するという逆転現象が起きウィルス発生源は中国とは限らないと言い始めました。媚中政治家は中国にお礼に行きたいと言い、中国に振り回された日本は共犯にされかねません。お上や権威に従うことに慣らされた日本はこれまでは米国追従で自分の頭で判断する必要がなかったのですが、日本の渡航制限に言及するトランプはそこまで親切にするつもりはなさそうです。WHOに入れてもらえない台湾が1月初旬の総統選の頃には早くも武漢ウィルス対策を始めて矢継ぎ早に打つ対策で発症数を抑えてきたのとは対象的です。重要なことはこの試練からいかに学びそれを活かすかだと思います。

貨幣経済を離れる野生システム

昨日は「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」を読みました。純粋に楽しみとして読み返す本のうちの一冊です。この本の真骨頂は「野性的な先住民は現代人よりはるかに賢い」という主張です。世界的なウィルス感染拡大が未知の領域に進む今、「文明以前の人間が持っていた野生を今こそわれわれは必要としている」と断言する著者の言葉に重みを感じます。現代人を万物の王者とみなす考え方に真っ向から対立するその主張は、最初に読んだ5年前とは違い今は強く賛同できます。進化生物学者は、人体はこの4、5万年の間に生物的な進化をしていないと指摘します。農業文明が定着して1万年が過ぎてやっとわれわれは小麦の悪魔性に気づきましたが文明病は世界に蔓延した後です。「再野生化」は文明病を克服すると同時に幸せに近づく道でもあります。幸せの三要素は時間の自由、健康の自由、お金の自由です。われわれが誤解して来たのはお金の自由とは、お金に不自由しないことではなく、執着と束縛の元凶である貨幣経済を離れることだということです。

最大のネガティブリストは自分らしさの放棄

店の店頭から生活用品が消える光景を見ると東日本大震災や古くは70年代のオイルショックを思い出します。9年前もわずか5Lのガソリンを買うのに30分並びました。人は希少性に引きつけられ群がります。希少性は常に需要を呼び起こし、希少であることより人々が希少だと認識することが高い価値を生みます。一方人生における究極の希少資源は時間でありその使い方が人生を豊かにします。スティーブ・ジョブズの「今日が人生最期の日だとしたら、今日の予定は本当にやりたいことだろうか」という言葉を思い出します。癌になった後の彼は何かを選択をするときに自分はじき死ぬことを思い出したと言います。死を目前にしたら、目先の快楽や非日常、プライドや執着など些細なことに思えます。生きる時間を制限する死は同時に人生に意味を与えてくれます。本当の幸福は自分らしく生きることであり、より具体的に言うなら使命を果たし常に成長することだと思います。人体の構造からして物凄く幸福という状況は存在しません。その点で幸福はポジティブリストではなくネガティブリストなのでしょう。最大のネガティブリストは自分らしさを放棄することだと思います。

濃厚接触が不可避な都市的な生き方

昨日は「ブルーゾーン 世界の100歳人に学ぶ健康と長寿のルール」を読みました。世界の長寿村を調査した本は多数あり、この本も含めて調査対象地域はそれぞれ微妙に異なりますが導かれるエッセンスはほとんど同じです。元気な長寿者がきわめて多いエリアを青いインクで囲んだことから呼ばれるようになったブルーゾーンの特徴は、食などの伝統文化が色濃く残り、ストレスにならない程度によく働き、家族やコミュニティの連帯が強く、生きがいや強い目的意識を持て、少食で野菜中心の食事、安息日を持つなどある種の信仰心にあふれることが共通しています。一方現代の都市には大量生産のジャンクフードがあふれ、仕事はストレスを生み、核家族化や単身世帯が増え、刹那的な娯楽に目を奪われ、肉食が奨励され、信仰心は初詣ぐらいとまるで逆です。人類史から見ればわずかな点に過ぎない都市の生活を与件にわれわれは生きていますが、阪神淡路や東日本の大震災をきっかけに少なからぬ人が人生を変え始めたように、一連の武漢熱騒動をきっかけに濃厚接触が不可避な都市的な生き方を見直す人が出るのかもしれません。

世界一心配性な日本人には運動が必要

昨日は八ヶ岳の三ツ頭(2,580m)に登りました。山にいるときはいつも幸せですが、この季節の特権ともいえる柔らかな雪で覆われて走りやすくなった極上のトレイルを下るのは至福の時です。幸せになる方法は3つあると思います。ひとつは目標達成や自己実現により得られる幸せでドーパミンが関係していて、もうひとつは親切やふれあいによるオキシトシンの働きによる幸せです。3万年かけて選別的に交配された犬を撫でると人間と犬双方の血中のオキシトシン濃度が高まり血管を広げて血圧を下げ心血管病リスクが下がります。ドーパミン系の幸せは報酬回路が際限なくエスカレートして幸せは続かず、成功者の末路が必ずしも明るくないことに関係があります。3つ目の幸せが太陽を浴びながら自然のなかでリズミカルな運動への集中によりもたらされるセロトニン系の幸せです。早朝の静寂な森で腹式呼吸による腹筋リズム運動を伴う有酸素運動はセロトニン活性に申し分なく、セロトニントランスポーターが少なく世界一心配性と言われる日本人は自然のなかでもっと運動をすべきだと思います。

仕事と運動は最良のパートナー

全国で学校が休校になる今、311の時のようなテレワークが奨励されます。通勤やオフィスコストを考えるとテレワークは合理的ですが、人は群れたい生き物なのか普及しません。30年に及ぶサラリーマン生活の半分はオフィスにあまり行かない生活で、生産性の高い働き方を試すのは一種のライフワークです。結論は締め切り間際ならどこでも仕事ははかどるということですが、例外は会社のオフィスです。どうでもよい会議や雑用に呼ばれて集中できません。企業は絶望的なほど付加価値のない仕事と無駄にあふれています。無用と思える仕事や商品が雇用や業界を守るために奪えない社会の構造に似ています。自身が生み出す付加価値と投入される時間コストを意識して働く人はまれです。人間の思考は拡散と収束を繰り返していて、その性質にあわせた働き方が重要だと思います。早朝の体育授業でアメリカの高校生が成績を向上させたように朝一番で最大心拍の80%程度の運動をすることは有効です。理想は森林浴を兼ねた早朝のトレイルランニングで脳の血流を上げてからインプット作業を行い、アウトプットは再びウォーキングなどの有酸素運動を行いながらスマートフォンなどに音声入力で記録し整理する方法です。仕事と運動は切り離すことのできない最良のパートナーだと思います。

健全になるメディアの世界

中国のサプライチェーンに組み込まれた日本ではマスクに限らず生活必需品の不足が始まったと伝えられます。製造業を米国に呼び戻すと叫んだトランプは正しかったのかもしれません。武漢熱を引き起こした後も沖縄本島近くに爆撃機の編隊を飛ばし公船による領海侵入を繰り返す中共政府に対し、チャイナプラスワンより踏み込んだ対応をすべきとの論調もあります。闇で売られて権力者の懐を肥やすだけのマスクや防護服を気前よく送ってしまった人たちには日本の感染拡大が見えませんでした。14億人のマーケットがほしい経済界は、一党独裁の人権抑圧政権でもネズミを取るなら良い猫という鄧小平理論を信奉します。近視眼的な思考を防ぐには良質な情報を得ることが必要です。社会人になった頃の客先での会話は「今朝の日経に・・」で始まるのが常でしたが、いまやオールドメディアの有料記事にお金を払う人は絶滅種です。キュレーターが発信するYou Tubeなどが人気をさらってしまえば情報操作も難しくなります。新聞広告を奪ったリクルートに対して昔なら未公開株事件でリベンジしましたが、政治を使って競争相手をつぶすこともできませんから、メディアの世界は多少健全になるのでしょう。

保身による呆れるほどの無駄

政府による今後2週間のイベント開催の中止・延期要請を受け娘の高校の卒業式の謝恩会が中止になりました。卒業式も生徒のみ、もしくはオンラインでの実施が検討されていると聞きます。世間は不要不急の集まりをヒステリックに忌避し始めたようです。一方で中国お抱えのWHOは楽観論を広めることに余念がなく、国賓招待した手前中国に忖度せざるを得ない日本政府の対応にも疑問の声が上がります。日本を席巻するイベント中止の嵐は消費増税で崖っぷちに追い込まれたアベノミクスにとどめを刺しかねません。ムラ社会に生きる日本人は右に倣えが好きですがその背景にあるのは保身だと思います。組織人はあらゆる場合に言い訳ができるように準備しなくてはならず、その有害不毛な仕事が会社を疲弊させます。本来は戦略の観点から考えなくてはならないコンプライアンスは保身の道具にされた感があります。保身、忖度、嫉妬の渦巻く世界はいかなる組織をも非生産的な地獄に変え、ほとんどの大企業が呆れるほど無駄なお金を使っていると思います。

本能と感性を抑圧する大脳

時間ができると森に行きます。八ヶ岳南麓の早朝の登山道を鹿の大群が渡っていきます。歩きにくかったトレイルの岩の上にはカーペットを敷いたような積雪があり走るのに快適です。アウトドアブームとは言えこの時期に森を目指す人はごくわずかですが、静寂に包まれる今の季節の森は内省に最適です。座りながら問うことが座禅なら、山行は歩きながら問う瞑想です。足運びは呼吸とシンクロし、山頂まで規則正しい呼吸に意識を向けていると瞑想と同様の効果を得られます。あるがままに今を見ることで、起こりもしない未来の不安や過去の後悔から解放されます。あまり興味のわかない近所のリゾートホテルには人があふれ、人工的な環境に満足して都会に帰っていく行楽スタイルは健在です。戦後急速に欧米的な暮らしやレジャーを取り入れた日本は大量生産のために皆が同じ夢を見る必要があったのでしょう。人は生まれてから得た知識や見たものを大脳皮質にためていくとされます。ステレオタイプのリゾートホテルが今でも人気なのは大脳に刷り込まれた幻想が人間の本能や感性を抑圧しているからだと思います。

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