昨日は入笠山(1,955M)に登りました。スキー場のゴンドラで登れる山なのでたくさんの犬も来ていますが、登山道で登っても往復2時間半ほどの足慣らしの山です。八ヶ岳、南、中央、北アルプスが一望でき風もなく暖かい絶好の登山日和です。こんな穏やかな日に森林浴をしながらゆっくり標高を上げていくと「何がおもしろくて山を走るのか?」と言うハイカーの気持ちも分かります。リズム運動を伴うトレッキングはセロトニン系の副交感神経優位のリラクゼーションですが、トレイルランニングはフローになることもある交感神経優位のドーパミン系エクストリームスポーツです。急傾斜の岩場など危険な場所であるほどフロー状態に入りやすく、集中力が極限まで高まり筋肉に蓄えられた記憶によって脳を介さず自然に体が動く一種の幽体離脱状態で直感と本能に支配されます。フローに関係する神経伝達物質はドーパミン、ノルアドレナリン、エンドルフィン、アナンダミド、セロトニンの5つがあるとされ、とてつもない効き目をもたらします。科学者がフローとピーク・パフォーマンスの関係に気づいたのは100年以上前ですが、フローを企業文化の一部に取り入れるのはパタゴニアなどごく一部で、フローなど起きようがないオフィスで仕事を続ける風習は不思議に思えます。