昨夜近所のミニスーパーで、レジで前にいた同年輩の男性のかごを見るとはなしに見ると2Lのコーラ、カップラーメン、おにぎり2個、タバコが入っていました。先日も朝コンビニに行くとやはり同年輩の作業員風の男性がサンドイッチ、コーヒー、タバコを買っていました。おそらく日常的な食事風景だと思いますが、失礼ながらその老後が悲惨なものになるのは明らかです。アメリカでは医者になるのに栄養学は必須ですが、日本の場合医者ですら栄養学を学ぶ機会がありません。糖質過多の古い栄養学に基づいた食事が慢性疾患を招いているのですが、現代の日本の個食はそれ以前の問題です。欧米の栄養学のガイドラインは精製された穀物の危険性を警告しているのに、世界がその先進性に注目する和食文化を持つ日本は時代遅れの栄養常識を捨てようとしません。スポーツの分野でパフォーマンスを改善する栄養学が研究対象となったのは1924年のボストンマラソンとされますが、日本ではバルセロナオリンピックに管理栄養士が同行したことでスポーツと栄養学の関係が注目されるのは1992年まで待たねばなりませんでした。社会保障費の増加が国の財政を揺るがす日本で、食源病を放置する理由は何か意図でもあるのかと思わせます。