
今日は誕生日ですが特段の感慨もありません。「四捨五入すると還暦になる」と何人かの先輩が嘆いていた年になりました。会社に入ったのは55歳定年の時代ですから、昔ならリタイアが許される年齢です。老後は直視したくない現実ですが、ぼくは生涯現役を考えていてリタイアや老後という発想はありません。50歳を過ぎてから運動を始めたせいか体力の衰えを感じることもなく、今の境遇になってからは日々の生活で幸せを感じるようになりました。もちろん人間いつかは死ぬのですけど、死への恐怖こそが生きることを輝かせてくれると思います。
惰性で生きる予定調和の人生がたまらなく嫌なのは、ただ老いていくことへの恐怖だと思います。先の見えない人生を生きることは、ぼくにとっては老いへの抗いともいえます。写真は午後に寄った浅草です。

昨日は急遽東京に行くことになり福島を夕方4時に発ち東京には明け方4時に着きました。大雪の警戒態勢の首都圏に向かうのは、ちょっとした冒険旅行の気分です。冒険旅行にふさわしく矢板の手前の国道4号線で後続車に衝突されましたが、普段から旅館のトラブルに慣れているので、動揺することもなくなりました。町中が大混乱のなか警察が来るはずもなく話し合いで別れました。久喜ICで通行止めにしながらすべてのETCレーンを閉め有人レーンひとつだけの東北道のお粗末さは雪に不慣れ以前の問題だと思います。写真は途中で1時間ほど仮眠を取った羽生パーキングエリアです。
昨日は宿の営業で有力なトレランショップに行きました。自分とは異なる業種の店でもいつも気になるのは商売のことです。コンサルタント時代のぼくはリアリティのないビジネスの世界に生きていたと思います。いまは目の前で現金が行ったり来たりする商売のことばかりを考えます。ぼくの感覚ではビジネスは損得勘定で割り切れる冷徹な取引ですが、商売はより広範な人間関係も含めた温かい取引です。これからの取引は工業化以前の商売の世界に回帰していくような気がします。



