
昨日は「働き方改革」のセミナーに参加しました。印象的なのは働き方改革に着手している企業が会場の7割、個人で確定申告している人が3割に達することで、挙手しない人もいるでしょうから働き方改革が動き始めているのは確かだと思います。
真の目的を忘れて働き方改革を目指す企業は失敗する、働きやすさを目指すのではなく働きがいを目指す、マインド・文化が変わらないと成功しない、などが多くのセッションに共通するメッセージです。社員が自発的に動くことこそが働き方改革の核心だと思います。
夕方からは福島県が支援する「チャレンジ!ふくしま創生プロジェクト」の投資家説明会に参加して、宿の現状や将来計画を説明しました。手ごたえはあるものの、これを実績に変えていくことが今年の課題です。


ハノイに滞在して思考の枠組みが変わり始めました。生命力のみなぎる街を歩きながら、停滞する日本との違いを考えます。それは人々の生きる力のような気がします。社会の発展や進歩の概念そのものが人間の持っていた生きる能力を奪っていると思います。洗練された制度や安全思想は人間を萎縮させます。みなが信号を無視するハノイでは無謀運転を見かけません。ルールがない世界ではお互いが相手の行動に注意をするので、自ずと節度を持った秩序が生み出されます。人間は使わなくなった機能を退化させます。管理が過度に進んだ日本の社会は、他人の行動に無関心になり自ら秩序を生み出す力を失ったと思います。




海外でホテルに泊まるとホテルの未来を考えます。産業化の過程でステレオタイプが行きすぎた結果、ホテルの商品計画と現代の市場が求めるものとの間に乖離ができたと思います。ライフスタイルホテルなど新手の商品は開発されますが、ホテルの文脈からは自由になれません。他方で民泊やゲストハウス側は洗練の道具としてホテルのエッセンスを使おうとします。異なる両者の業際に新たな商品カテゴリーが生まれる気がします。つまるところ旅行者が感じる旅の本質は何かという命題に対して商品を切り開く力が求められると思います。
