ゆらぎが仕事の生産性を高める

昨夜はまとまった雪が降り4時半頃には除雪車が来ました。青空に月が浮かび雪景色とモルゲンロートの美しい朝です。建物が古いので冬の生活は寒さや凍結との戦いですが、この季節が一番美しくやはり冬が好きです。
源流の森で暮らすようになって一年、なぜ森のなかにいるとこれほど心地よいのか考えます。以前からオフィスの仕事の生産性が低いことを実感していながらそれをうまく説明することができませんでした。一言でいうならそれは、ぼくが毎日森で感じている生命力だと思います。動物の気配がしない森でもそこには生命力があふれています。一方オフィスは人がいても無機質な空間です。森にある、そよ風、木漏れ日、せせらぎなど自然界の現象である「ゆらぎ」がそこにはないのです。
アルファ波が注目をされたように、脳全体の活動や自律神経の働きにはゆらぎがあります。ゆらぎがないオフィスなどの人工的空間は体内環境がゆらぎを失い思考回路が単純化すると言います。不規則な規則性が特徴とされるゆらぎには、微妙なずれがあるからこそ複雑性が生じて新たな発見が得られます。また、ゆらぎのある環境は疲労の予防や改善に効果があるとされます。多くの発明家や哲学者が散歩を日課にしたように、五感が適度なゆらぎを感じて脳にその情報が加わることでアイデアが生まれるのでしょう。

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