痕跡を残さないシェルター

夜中の那須おろしの強風も止み、穏やかな朝です。温泉の前のブナの木々をリスが素早く渡っていきます。昨日は奥会津の金山町で見たベルギー発のドーム型テントDom’Up(ドムアップ)を設置できないか宿のまわりを見てもらいました。

オランダ在住の樹木医Bruno de Grunneとベルギーの建築家Nicolas d’Urselが開発したDom’Upは2本の木に吊るすシェルターです。開発者であるベルギーのTrees & People社のBruno氏の『NO TRACE』(痕跡を残さない)という哲学に基づき、樹木を傷つけない設置方法を採用し、撤去後には元の森に戻すという森林環境に配慮しています。造成や基礎工事が不要で、重機を用いる事無く設置や撤去が行え、強風時にはシェルターを地上に降ろす事で樹木への負荷を軽減します。

ぼくが独立して変わったのはよくも悪くも計算をしなくなったことです。勝算がなくても、成功する具体的なイメージがなくてもとりあえずおもしろそうなことを優先します。現状に満足せずに一歩を踏み出さない限り自分の人生は前に進まないと思います。

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