
娘の留学先の高校のフェイスブックを見ると、動画も含めて3度ほど娘の写った記事が投稿されていました。先月着いた手紙には太ったと書かれていましたが、写真からも顔つきが変わった様子が分かります。
留学先のニュージーランドには10年前に仕事で行き、ニュージーランドの医療制度の本を書いたことがあります。当時保健省などを訪問して話を聞き、国家戦略が非常に明確で日本の手本になると感じました。それはニュージーランドの人口が、都道府県9位の福岡県と10位の静岡県の中間にあたる460万人ほどしかなく小回りがきくからだと思います。昨今話題になる地方創生が有利なのは、小回りの良さだと思います。動きの遅い国に頼らず、県や市町村主導でパイロットスタディができます。そのためには新しい発想を持つ人を積極的に受け入れる工夫が必要だと思います。

評論家的に書きたくないのですが、自衛隊の日報といい、財務省の改ざんといい、勤勉だった日本はいつからこんな国になってしまったのでしょうか。企業も役所も組織が大きくなれば、組織の論理が優先されて自分が集中すべき使命が見えなくなります。行き着く先は相撲界のように不祥事が常態化します。人は一人では何もできません。しかし組織という安全地帯はそこに依存して利己的に利用する人間を増やし、人の心を狂わせると思うのです。
花粉症はピークに達しますが、悲観することがなくなりました。以前と違い働く場所を選べるので、移動さえすれば花粉症の症状をいつでも消せると思うと気が楽です。今もコンサルタントの仕事をしますが、ぼくがコンサル会社勤務時代と大きく変わったのは正解を重視しなくなったことです。以前は情報収集と分析を通じて最適解を抽出することが善だと信じていました。今は、正解やアイデアには価値がなく、実現することこそ尊いと思います。できるかできないかはやってみないと分かりません。ゴールだけ決めて、あとは行動するだけです。人間がAIに勝てるのは、感性と直観と根拠なき自信に基づくパッションだけだと思うのです。
世の中はぼくらの予想より早いスピードで変化していると思います。先日報道された日経新聞の調査によると、副業を認めるか検討している企業は一昨年12月時点の17.1%から今年3月時点では41.8%へと短期間に急上昇しています。同様に副業を経験したことのある社員の増加率も著しく、もはや副業(複業)を認めない企業には人が集まらないパラレルキャリアの時代に入りました。組織のブランドではなく、自分のブランドで勝負をする時代の到来は、「自分は何者か」を追い求め、成長や変革を望む人にとって喜ばしいことでしょう。義務的で苦しい「Labor」から開放されて、創造的で楽しい「Work」を実現できる時代だと思います。

昨夜は阿蘇に宿泊しました。会津や那須の山々とは全く異なるスケール感のある雄大な外輪山に圧倒されます。場所が変わり空気が変わると思考の枠組みも変わります。普段と異なる環境で、にわかに脳が活性化されていきます。昨今では転地療養という言葉を聞く機会も減りましたが、異なる土地での気分転換こそ、AI時代の働き方の前提条件だと思います。その点で地域の自然に触れることは極めて重要だと思います。写真はまだ雪をかぶる南アルプスの上空です。
