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まだ冬でいてほしい

今朝は5時過ぎから甲子温泉に抜ける旧道をスノーシューで歩きました。屋外に出ると多分気温は0度前後で、これまでの悲壮感漂う寒さではなく、肌に心地よい寒さです。あれほど寒さが辛かったのに、いざ暖かくなってみると、まだ冬でいて欲しいと思うから人間はわがままです。

星を見る趣味はないのですが、月が出ていてもはっきり見える満天の星空は見飽きません。道路の雪面には色々な種類の動物の足跡が残っています。阿武隈源流のせせらぎと、時おり聞こえる鳥のさえずりが清々しく響きます。

せっかく買った軽トラ用のスノープラウは未だに使う機会がありません。そういえば、昨日発注した覚えのない雪道での脱出シートがアマゾンから届きました。おそらくクリッパーのスタックをご存じのFB関係者のご好意かと存じます。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

もちろんこれからも数度まとまった雪が降るそうです。白河の南湖公園の桜の開花は4月20日頃ですが、この時期のみならず5月の連休も雪の特異日と言われています。ちなみに福島県内の桜前線は福島、郡山、白河とここだけは北上ではなく南下するそうです。

今朝は那須にも足を伸ばしましたが、完全に春スキーの天候です。ついでに普段は縁がない那須ガーデンアウトレットにも寄りました。あれほど多くの店があるのに、西武百貨店のコピーのように「欲しいものが欲しい」と思いました。

木は死なない

今日は会津若松に行きました。せっかくの機会なので白虎隊で有名な飯盛山にも寄りました。小学校の修学旅行で行って以来40数年ぶりに行きましたが、当時の記憶と重なるものは何もありません。ただ当時バスのなかで覚えた白虎隊の歌は今でも歌えるから人間の記憶とは不思議なものです。

また、以前から見たかった高瀬の大木を見てきました。慶長年間に上杉景勝が築城した神指城の築城前からすでに大木だったと言われるこのケヤキの樹齢は約500年とされます。

根元の周囲12.55メートル、目通りの幹囲10.45メートル、樹高は24.64メートルあります。巨木が好きで東北地方を中心にかなりの数を見ていますが、このケヤキは木という概念を超える巨体です。木は不死であるとする説もありますが、この木を見ているとその説に納得します。いつも巨木を写真に撮るのですが、写真にすると現場での感動が全く伝わらないのは毎度のことです。

帰り道は大内宿こぶしラインを抜けて、少しだけ大内宿にも寄りました。「第31回大内宿雪まつり」 が先週末にあったために、雪のかまくらや、大きな灯篭などが残されていました。

危険がいっぱいのスノーシュー

昨夜は珍しく夜中に目が覚め1時頃から温泉に入りました。外は強風が吹きつける悪天候ながら、きれいな星空が見えました。最近の歩数計を見ると一日に2,500歩から4,500歩ほどしか歩いておらず、これは東京にいたときの4分の1程度の運動量になります。

今朝は第三セクターが運営するキョロロン村まで、林間トレーニングコースをスノーシューで歩きました。車で行けば1、2分の距離ですが、林間コースを使うと片道で1、2kmの距離になります。ウッドチップを敷きつめたトレイルはもちろん雪の下にあり、道の痕跡はありません。スノーシューをつけていても、場所によっては股下まで雪に埋まる柔らかい雪もありますので、運動になります。トレイルは国道に近く、時おり車の音はしますが、一人だけの森はマインドフルネスになれます。

踏み跡のない未開の美しい雪面の好きなところにルートをつけることができる快感は降雪期ならではです。通常の登山と変わらないペースで登っていくと、高度を上げるほど積雪が深くなりますので、体が暖かくなってきます。

普段はトレイルを外れて歩くことはありませんので、人知れず長い年月を過ごしてきた大木を見つけることができるのもこの季節ならではです。ロビーに置くテーブルの天板と同じ栃の木も多く見られます。南会津産の栃の木の天板は幹の幅が710mmあり、栃の大木を見るたびに、どれほどの大きな木だったのか想像します。

帰路、ホテルの近くに来たあたりで大木の近くの急傾斜地で雪の穴にはまり、胸の高さまで雪に沈み、雪のなかでもがくうちに片方のスノーシューがはずれました。そこは大木の倒木があったことから、雪の吹き溜まりになり胸まである積雪になっていました。雪の底にあるはずのスノーシューが、いくら掘っても出てこないのです。幸いホテルに近かったので、スキー用のズボンに着替えてシャベルを持って再び現場に行き、胸の高さまである雪を雪洞のように掘ったのですがスノーシューは出てきません。狐につままれるとはこのことで、あれほど大きなスノーシューが忽然と姿を消してしまいました。もう春まで見つかることはないかとあきらめかけたときに、あらぬ方向からスノーシューのゴムバンドの先端がわずかに雪面に顔を出しているのを見つけました。雪穴に落ちた際にかなり早い段階にスノーシューが外れたようで見当違いの方向に埋まっていました。

スノーシューは気軽な運動だと考えていましたが、やはり山に入ると危険と隣合わせであることを実感しました。

役所との関係が深い旅館業

今朝も新甲子温泉は快晴です。明け方にかけて青い空に雪をかぶった山がくっきりと浮かびあがり、モルゲンロートが美しい朱色に山を染めていきます。

昨日は、地元西郷村の消防署を訪れました。フジヤホテルが持つ、旅館、飲食店、温浴施設のそれぞれの営業許可を出すのは保健所ですが、排水は国立公園内の国有林を借りていますので森林管理署、入湯税は村役場ですし、警察との関係も少なくありません。しかしおそらく一番関係が深いのは消防署かもしれません。現場を持つ警察や消防の方々は、約束をしていても緊急出動などの場合もあります。

初めて目にする動物

昨夜から突風が吹きつけましたが、今朝は快晴です。昨日から那須に抜ける道は地吹雪のため通行止めになっています。

5時過ぎから温泉に入っていると、樹高15メートルほどの浴場前のブナの木に登っていたリスと思しき小動物が、隣の木に10メートルほどの距離を目にも止まらぬ速さで飛びました。ホテルのまわりには動物の足跡がたくさん見られるのですが、意外にも動物の姿を目にするのは初めてです。

今朝は5時頃から除雪が始まりましたが、いつもより大型の除雪車が来たようで、前の道は道幅が広くなっていました。いずれにしてもこれだけの雪を押しのける力は相当なもので、車体の強度も凄いと思います。クリッパーのスノープラウは、積雪30cmほどまでで、氷などには対応できず、時速5km/h以下でないとスノープラウも車も壊すと言われています。

自動車内こそ瞑想に最適?

用事で東京に戻り、今朝ホテルに戻ってみると、温泉管のエア抜きをする枡が完全に雪に埋まっていて60cmほど下から掘りだしました。風が抜けるために雪があるところとないところが極端に違います。甲子温泉に抜ける道でも、ほとんど積雪がないところもあれば雪の吹き溜まりでミラーを超える積雪になっているところもあります。

自宅に近い首都高の永福インターから白河インターまでは202kmあり、通常料金で5,670円、週末のETC料金で4,530円になります。行き来をする機会が多いので、この金額は負担になります。そこで、東京から新甲子温泉までの移動はもっぱら国道4号線を使っています。高速なら2時間半で着きますが、国道4号線と環状七号線を使っても4時間ほどですから、約5,000円と1時間半を天秤にかけて、よほど疲れていない限り高速は使いません。

国道4号線の矢板以南は片側車線が2車線か3車線あり、信号も少なく高速とそれほど違わないスピードで流れています。私は東京から名古屋あたりなら一般道で行くことも結構あります。全く風情の感じられない高速よりは、むしろ街歩きの感覚で色々な発見がある一般道の方が楽しいものです。

昔は運転中の時間が無駄だと思い英会話を聞いたりしていましたが、今は瞑想をしていることが多くなりました(もちろん目は開けています)。一人でいられる自動車内の空間は、実は冷静な自分を取り戻すのに意外にも最適な場所なのです。

年を取るほど生活に変化が必要

今朝の東京は気温が低く空気が澄み渡り、この時期らしい青空が広がり雪をかぶった丹沢山系を間近に望むことができます。近くの公園では梅の花が咲き始め季節の移り変わりを教えてくれます。しかし季節感に乏しい東京で最も季節を意識するのは、あと10日ほどで始まる花粉症です。ここ数年間で花粉症は軽くなっているような気がしますが、それはこの4、5年、食事の見直しや運動を始めて身体が健康になっているからだと自分では思っています。私がいる新甲子温泉は標高が800mほどあり、ブナなどの広葉樹が中心の森に立地することから花粉症が軽くて済むと聞いていましたので、今年はさらなる改善に期待をしています。

正月や自分の誕生日ではなく、花粉症の季節が一年という時の経過を一番意識させてくれます。よく年をとるほどに時間の経過が早くなると言います。以前は私もそう思っていました。重ねた年齢と比べると、相対的に一年の長さを短く感じるものなのだろうと理解していたのですが、最近になってそれは違うのではないかと考えるようになりました。

私は2001年の元旦から日記をつけているのですが、16年前の今日まで振り返ると、当時はまだ前の前のさらにその前の会社にいたのですが、おもしろいことに気付きました。同じ職場にいるときは非常に時の経過を早く感じるのです。それが1年前のことでも10年前のことでもそれほど時間の長さに差を感じないのです。去年の今日は祝日で休みだったのですが、当時買収検討をしていたホテル物件の事業収支検討をしていました。あれから本当に色んなことがあり、人との出会い、別れ、会社を辞め、旅館を買い、一人暮らしを始め・・と振り返ると時間の長さの概念とは違うのかもしれませんが、少なくともあっという間に一年が過ぎたという感じはしません。

だいぶ以前に読んだトム・ピーターズの本で、自分では25年のキャリアだと思っていても、それは25回繰り返された1年分の経験だと書いてあったことを思い出しました。年を重ねるごとに残された時間を意識せざるを得ないのですが、悔いを残さないためには年を重ねるほど生活に変化をつける必要があるのではないかと思います。

世界で唯一の理想の車

昨日でフィアットパンダは2年半で3万5千キロを走りました。この3代目フィアットパンダに乗る前に、今から四半世紀ほど前にも初代のフィアットパンダに乗っていた時代があります。製造工程を考慮した直線で構成されたスパルタンなボディーとミニマリズムに通ずるジウジアーロの美しいデザインは芸術の領域だったと思います。他方で現在のフィアットパンダは、ここ新甲子温泉で乗っても、その卓越した雪道走破性や燃費の良さなど、車の機能は素晴らしいのですが、唯一の泣き所はデザインの悪さです。酷さと言っても過言ではないでしょう。

この30年ほどにわたり、自分の車としては12月に買った軽トラックのクリッパーを例外に国産車を買ったことがないのは、そのデザインの悪さでした。しかし今ではそれは過去の話となり、フィアットパンダのデザインランキングを付ければ、昨今の国産2ボックスカーと比較するなら最下位に位置することでしょう。

それでも外車の関税が高く、外車=高級車という刷り込みをされてしまった、私世代にとっては今でも左ハンドルは特別な存在です。左ハンドル、4WD、ディーゼル、マニュアルトランスミッションという私が車に求める四条件を満たす車は世界広しといえども、おそらく日本で入手可能なのはフィアットパンダしかないのです。

運動に勝る心の薬はない

一昨日は以前の職場の親しい同僚が、昨日は長年の友人がわざわざ来てくれました。一人でいると会話もなく思考も硬直しますのでありがたいものです。私自身、こちらで生活をするようになって性格が少し変わりました。一言で言えば社交的になったということなのですが、普段人と話す機会が少ないために、誰彼かまわずではありませんけど話をするようになりました。以前は社交的な人に憧れのようなものを持っていましたが、もしかしたら社交的な人の内面は孤独なのかもしれません。

今朝は小雪が舞うなか、剣桂神社まで長靴で散歩をしました。この数日積雪がなかったために以前降った雪が凍り、積雪の割には歩きやすいコンディションです。散歩をしたのはわずかな距離ですが、それでも気分が良くなるものです。何か活力とやる気が湧いてくるようです。運動に勝る心の薬はないと思います。

イグニッションキーも凍る?

今朝も3時過ぎから除雪車が国道の雪かきを始めました。除雪が必要な時期は一年の3分の1ほどでしょうが、あのような高価な特殊車両を維持・運用するコストは相当なものです。以前なら道路の冬季閉鎖を不便に感じたものですが、ある意味当然のことだと思います。

今朝の気温はフィアットの車載気温計では氷点下5度なのですが、凍りついたのかドアも開かず、エンジンをかけようとすると今度はイグニッションキーも回りません。しばらく回しているうちに氷がとけたのかエンジンは一度で始動しました。車だけではなく、玄関のドアも30度ほどしか開かなくなりました。冬の暮らしは何かと手間のかかるものです。

温泉のエア抜きに行くと地上から50cmほど露出している温泉枡の上にさらに40cmほどの雪が積もっています。

今週末は白河の一大行事、白河だるま市が開かれます。この時期を境に春へと向かっていくと言われていますが、会津気候のここ新甲子温泉ではまだまだ雪が降りそうです。

お昼からは白河の官庁街にある福島森林管理署白河支署に行き貸付地の名義変更をしました。これは浄化槽からの排水を国有林を借りて流しているもので、賃料も発生します。福島森林管理署の建物は官庁街にあっても、どこかそれらしい雰囲気を漂わせています。

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