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料理は革新の連続

冷蔵庫で眠っていたブロッコリーとリンゴを使った納豆サラダ(写真手前中央)とノンオイル豆腐春巻きを作りました。納豆サラダはブロッコリーとリンゴという異色の組み合わせながら納豆臭さが消えて、あっさりした食べやすい一品です。豆腐春巻きはオリジナル料理ですが、ノンフライながらグラタンをパイ包みしたようにまろやかです。一昨日作った焼会津酒粕のキノコマリネもより濃厚な味わいを増しました。日々発見があるので料理はやめられません。

開業までにこの土地ならではの食材や伝統料理も含めて、健康増進につながるメニューを充実させます。

意外に遠い長野県

今日は用事があり長野県まで軽トラックのクリッパーで遠征しました。お隣町の南会津を抜けて、新潟県を少しだけ通過するともう長野県ですから、近いように感じるのですが、宇都宮で厨房道具を買ったとはいえ、往復で750kmの小旅行です。

これだけの距離を走っても我慢や苦痛を強いられることはありませんので、軽トラックはやはり偉大です。朝、山梨県の北杜市からは美しい富士山を望むことができました。道中はよい天気だったのですが、ホテルに戻ってみると、こちらで暮らしはじめてから最大の積雪です。フィアットもクリッパーもこの程度の積雪ではとくに問題はないのですが、除雪機なしで済ます、などと呑気なことを言っていられなくなってきました。

源泉に一番近い悩み

今朝はホテルの駐車場で30cmほどの積雪があり、二輪駆動車では少々難しいのですが、フィアットはデフロックをするまでもなく、楽々と新雪の坂を登っていきます。地元には、二輪駆動の夏タイヤでウィンターシーズンを過ごす、変なこだわりを持つ人もいるのですが、ぜひこの駐車場で実演してもらいたいものです。

今日は軽トラックで街に出たのですが、ホテルから5分ほどのガソリンスタンドの付近には雪がほとんどありません。フロントガラスの雪は2晩放置して氷の塊となり、ワイパーに付着していて無理にはがすことができません。

昼間は白河市立図書館に行き、併設されるカフェで料理研究や仕事をしました。ここではWiFiや電源も使えて便利です。図書館のパソコン席もいつも座れて、予約が必要な東京とは違います。

今朝、温泉供給会社の人と話していて、なぜこれほど温泉管へのエア混入が多いのか理由が分かりました。このホテルが新甲子温泉の最上流で一番源泉に近いために、3km上流にある甲子温泉の源泉から流れる間に混入したエアが全部最初の出口であるこのホテルで抜けるそうです。源泉に近いので湯温が低下しないメリットもあるので痛し痒しです。温泉料金は契約湯量ごとの固定料金になっていて、温泉管のメーターの1回転する秒数が決められています。固定料金だからと調子にのって流していると下流の施設からクレームがきます。

嵐の前の静けさなのか?

一昨日降った雪が凍り、氷を砕く除雪の音で目が覚めました。今シーズン最強の寒波襲来に少し期待していたのですが、至って穏やかな朝です。

それでも冷蔵庫より寒い厨房の滞在時間を最小化するために、仕込みなどを工夫して朝食の用意は3分程度です。昨日作り寝かしておいた焼会津酒粕のキノコマリネ(写真手前右)は予想外の美味しさです。今日は図書館でメニュー開発をします。

15分で500メートル下り4℃上昇

今朝も温泉からは、雪で白く染まった那須連山が徐々に赤味を帯びていく、美しいモルゲンロートを見ることができました。今日は月に一度の地区の旅館や温浴施設など10の事業所が共同で行っているリサイクルの日です。トラックに積まれたクレーンがUFOキャッチャーの要領で素早くリサイクル品を積み込みます。

そのあとは西郷村役場でこれも月に一度の入湯税申告をしてから白河の町に出ました。ホテルから15分ほどの距離ですが、標高は500m下りますので、車載の気温計はいつも4度ほど上昇します。白河の町からは雪をかぶった那須連山を眺望しても、足元に雪はありませんので、長靴を履いている自分は街中では違和感があります。

白河での主な立ち寄り先は食品スーパー・農協販売店、歯科医、図書館です。とくにすぐれているのが2011年7月にJR白河駅前に開業し、25万冊を収蔵する白河市立図書館です。

東京の図書館なら100人待ちしそうな人気のある図書でもせいぜい3、4人待ち、ほとんどの本は翌週には借りられるので大変重宝しています。住民以外でも利用ができます。

清々しい無音の巨樹の森

今朝は除雪の音で3時半に目が覚めました。除雪車が去るとまた無音の世界に戻ります。朝、温泉浴場から、まるで生き物のように雪のかけらが大群で舞い降りてくるのを眺めていると、ここは冬がベストシーズンだと個人的には感じます。暖房の燃料を節約するために、なるべく温泉に入り、なるべく早く寝るようにしています。

アメリカのアニメなどでよくナイトキャップが出てきて何に使うのか不思議に思ったことがありますが、夜中に頭と耳が寒くて目を覚ましますので、就寝時には帽子が欠かせません。

朝食前に剣桂神社まで歩きました。車道でも雪が長靴の上に達するほどの積雪です。雪に覆われた無音の巨樹の森をラッセルしながら歩くと、何とも清々しく英気を養えそうです。

早朝の棚倉町パワースポットへ

今朝は朝食前に白河の隣町棚倉町にある山本不動尊(東北三十六不動霊場三十五番札所)に行きました。130段の石段を登った巨岩の洞窟に御本尊が安置されます。大同2年(807年)、弘法大師が東北行脚の途中に八溝山系に住む悪鬼を調伏祈願したのが始まりとされます。

新甲子温泉を出たときには氷点下1.5度だった車載気温計が、棚倉町の郊外の山中にある山本不動尊に近づくと氷点下4度まで下がります。

パワースポットとして有名なところだけに、巨岩の洞窟は見る者を圧倒します。普段引かないおみくじは大吉でした。近隣にある八槻都々古別神社(奥州一ノ宮)、馬場都々古別神社(陸奥一ノ宮)も同じ時代に遷宮されたものです。肌を刺すような寒気のなか、こちらにも人影はなく、参拝は早朝に限ります。これらの観光スポットへはホテルから車で45分ほどです。

白河三大観光地へ

今日の新甲子温泉は小春日和で、昼間に石油ヒーターを使わないのは久しぶりです。

買い物のついでに、白河の関跡、白河小峰城と並ぶ白河の三大観光地である南湖公園に行きました。1924年(大正13年)に国の史跡および名勝に指定された日本最古の公園と言われています。那須連山の眺望が美しく、南湖神社や簡単なトレイルもある白河市民憩いの公園で、ホテルからは30分ほどです。

ブナの生命力で染まる山

昨夜は温泉からは満天の星空が見え、そのあとは山から吹き下ろす突風、今朝は美しいモルゲンロートと山の景色は刻々と変わります。

今朝も阿武隈源流沿いのトレイルを剣桂神社まで散歩しました。歩数計によると2.2kmの距離らしいのですが、上り下りが多く汗をかきます。写真に写る江森山の山肌が茶味かかって見えるのは、今の季節でもブナの葉が残っているからです。強風が吹く厳しい自然のなかで葉を落とさないところにブナの生命力を感じます。夏になったらこの江森山の山頂で朝食を食べるのも楽しそうだと想像しています。

今年は11月にまとまった雪が降って以来、幸か不幸か大雪がありません。年が明けて除雪機が安くなるのを待っていたのですが、買う機会を逸しています。

雪道のランニングも楽しい

新甲子温泉は今朝も寒い朝です。室内の石油ストーブの気温計は0度を指しています。

家族とラブラドールが東京に戻り、また一人の生活が始まりました。東京では外食をしたり、お菓子なども食べてしまったために体調がよくありません。身体は正直でとても敏感です。

昨夜も強風が吹いていたのですが、よくしたもので、朝になると風もおさまり穏やかになります。ホテルは阿武隈川源流の渓谷の最上部にあるために、会津側の山から吹き下ろす風をまともに受けることになります。

昨日の日中は雪が降っていたのですが、こちらの雪は東京とは違います。上から下に落ちるのではなく、雪が軽いためにふわふわと空中を浮遊したり、渓谷の下から吹き上げる風で舞い上がったりします。

今朝も源流沿いの遊歩道を歩きました。トレイルにはうさぎらしき先客の足跡があります。剣桂神社からの帰り道は身体を温めるために軽いランニングで戻りました。雪道のランニングはそれなりの負荷があり、足にも優しく気分は壮快です。

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