
宿から見る那須連山はすっかり雪をかぶり冬景色になりました。昨日はオーストラリアと韓国の方に宿泊していただきました。料理はヴィーガン対応にして、普段作っているバターチキンカレーは油麩と豆のカレーに変えました。ぼく自身は菜食主義ではありませんが、基本的に肉は避けるべきだと考えています。
他方で肉食が必要と主張する人の示す根拠はもっともなものです。しかしこの一見もっともな主張こそが混乱を招きます。健康常識はいつも矛盾に満ちています。たとえば皮膚がんのリスクがある日光浴をしないと骨がもろくなることもそのひとつです。すべての健康常識には相反する性質があり、情報弱者は断片的な情報に振り回されます。生活習慣病の主犯は飽食による未消化物の腐敗と代謝への悪影響と考えられますが、他方で何も食べずに人は生きていくことはできません。
断片的な情報を見極めるためには、健康な身体、ウェル・ビーイングを俯瞰することが必要です。そのヒントは身体の恒常性の維持(ホメオスタシス)にあります。つまり人類進化の歴史で築かれた人間の身体のデフォルトが何かを知ることが重要です。具体的には人間の身体は農業革命以降の食生活の変化には適応していません。他方で人間の身体は飢餓対応できるようにつくられているので、飢餓状態で生きる力が強くなります。ぼくは宿を通して健康になるための方法論を確立したいと思います。







今朝の甲子峠の気温は1度で会津側から鏡ヶ沼と大峠に登りました。大峠林道の登山口に着くとフィアットの気温計は氷点下を指しています。昨日も鏡ヶ沼に登りましたが、昨夜とは一変して雪景色になりました。落ち葉の上に降り積もった柔らかな新雪を踏む足裏の感覚が心地よいです。早朝トレッキングのリズム運動により、セロトニンが分泌されるのか、ストレスが消され、疲れが癒され、気持ちが安定し、心地よい多幸感をもたらします。この時間帯の木々はフィトンチッドを多く放出しますので、細胞まで活性化されるようです。帰路は大峠を経由して軽いトレランで下り体が温まりました。こうして脳の血流を上げた状態で仕事をするのが最高のパフォーマンスを生むことを多くの人に知ってもらいたいと思います。
