「わくわく」が足りない

66年ぶりの偉業を達成した羽生報道に沸く日本ですが、ぼくの場合は自分のしないスポーツを見ても感動することができません。感動したのはむしろ連覇後のインタビューで、アスリートにつきものの怪我からの復活を聞かれ、「何かに賭けることは生きることそのもの」といった言葉は響きました。

自分の望むコンディションへのあせりと快挙に近づく「わくわく」のバランスが良かった、と答えていたのも印象的でした。働き方改革を迫られる日本の企業では、あせりばかりが先走り、「わくわく」が足りないのだと思います。

瞑想、運動、読書の相性

今朝は打ち寄せる波のゆらぎが心地よい由比ガ浜で日の出を見てから鎌倉でイベントに参加しました。20分の瞑想に続いて約7kmのトレイルランニング、90分の読書という普段はやらない組み合わせです。

普段なら別々に行う瞑想、トレイルランニング、読書を同時に行うと自分の身体に何が起こるのかを感じるイベントです。予想したより本格的なトレイルランニングのあとの読書では眠くて仕方がなかったのですが、10分ほど軽い瞑想をした後に再び読み始めると、手元にある未読図書のうち一番読まなさそうな本を持参したのですが250ページの本を1時間ほどで読めてしまいました。もちろん本の内容は把握していますし、印象的な描写を思い出すこともできます。今までは読書は移動中か寝る前と決めていましたが、今後はこの組み合わせを試したいと思います。

サバイバルが人を成長させる

高校一年の娘が留学で日本を離れ3週間が過ぎ、昨日学校から元気に過ごしていると連絡をもらいました。世界中と瞬時につながれる時代に、連絡手段が月一度の手紙だけという不便さもまた良いものです。物質的に満たされた現代人が原始生活に安らぎを感じるのとどこか似ています。学校のある町までバスで90分かかるというホームステイ先は、広大な敷地に何十頭もの牛、馬、羊を飼っているそうです。自宅では全くしなかった家事を積極的に手伝っているようで安心しました。人間はサバイバルな状況に放り出されて初めて成長するものだと思います。

生涯一度の恩師との出会い

義理チョコとさえ無縁のバレンタインデイを嘆くべきか、悪しき習慣がなくなったことを喜ぶべきか微妙ですが、政治の舞台となったオリンピック同様に今年のバレンタイン商戦は盛り上がりに欠けた印象です。もはやホームメイドの友チョコに時代が移ったのかもしれません。

東京にいる最大の価値は会いたい人に会えることです。昨日はぼくの人生に影響を与えた方と会いました。人生を変えるほどの恩師と出会える確率は一生に一度あるかないかだと思います。その人が発する一語一句を聞き逃したくない、と思える出会いは幸運以外のなにものでもありません。

熱量の差が勝敗の鍵

昨日はとある学校に伺わせていただきました。若い人の多いキャンパスはパワースポットだと思います。一方で朝乗った満員電車のなかは無気力な負のオーラが漂います。年齢に関係なく情熱的な人と会うと元気になれます。環境変化の激しい現代のビジネス環境においては能力の差はおそらく問題にならないと思います。問題は熱意の差であり、その人が生み出す熱量こそが勝敗を分ける鍵だと思います。

生産性を奪う通勤

今朝は久しぶりにピーク時の通勤電車に乗りました。客同士のトラブルで遅れていた列車のなかにも殺気が漂っています。少しでも自分の空間を確保するために無遠慮に人を押しのける人、自分の空間を侵されまいと頑なに押し返す人、礼節を知ると評判の日本人の姿はそこにはありません。先進7カ国最低の生産性はこの通勤風景も原因のひとつだと思います。本来一日で脳が最高の能力を発揮する時間帯に車内に押し込められていることの機会損失は大きいはずです。日本同様に長時間労働、過労死、自殺が問題になっている韓国と日本の共通点は首都への過度な一極集中化であり、その是正が求められていると思います。

明治維新150年の再評価

今年は、明治元年(1868年)から150年の節目を迎えます。宿のある西郷村や白河市は戊辰戦争の激戦地ですから、特別な思いがあります。歴史は古今東西勝者に都合よく書き換えられたフィクションであり、今の日本はその延長線上にあります。

明治維新以降、近代国民国家への道を歩み出した日本を無批判に受け入れてきましたが、いま起こっている時代変化の背景には近代化、合理化、進歩主義の行き詰りがあると思います。近代国家への道が二度の世界大戦の惨禍を招き、その後の戦後復興とベビーブームによる経済成長がその傷を癒したにしても、それが果たして人々に幸せをもたらしたのかは改めて見つめ直す必要がありそうです。

歩くだけで健康と幸せは手に入る

昨日の午前中に蛭ヶ岳(1,673 m)に登ったおかげで昨夜はよく眠れました。普段から不眠とは無縁ですが、自律神経中枢の疲労物質が一掃されたようです。活性酸素の発生を抑えるなど一定の配慮をする限り、運動は健康と幸せを与えてくれます。有酸素運度やリズム運動は身体に直接働きかけるだけではなく、神経伝達物質のセロトニン分泌などを通じて人を幸せにしてくれます。那須連山の懐にある自分の宿を使って、疲労回復と健康増進、そして幸せになるための有酸素運動の素晴らしさを知ってもらいたいと思います。

気軽に行ける最高峰

先週の東京都最高峰の雲取山(2,017m)に続いて、今日は神奈川県最高峰の蛭ヶ岳(1,673 m)に登りました。駐車場から雪積のあるトレイルには歩きやすいトレースがついています。往復で20kmほどの距離がある雲取山も蛭ヶ岳も以前なら決意して挑む山でしたが、トレイルレースに出るようになってからは気軽な足慣らしの山です。往復5時間ほどのスノートレッキングは程よい運動量で、とくに下山時のスノーランはいつまでも続けていたい幸せな時間です。

危機にもチャンスにもなる時代変化

企業組織を離れて一年半でたくさんの人に会いました。会った人数だけならサラリーマン時代の方が多いかもしれませんが、問題なのはその多様性と深さです。シェアリングエコノミーの時代における最大の価値は人のスキルでしょう。人が人を求めて動く時代が始まると、会社というクローズドマーケットに人を抱えることの意味は少なくなり、閉ざされた組織はやがて淘汰されると思います。ぼくのまわりでは優秀な若手人材は起業家を目指すか、副業(複業)を許すスタートアップ企業に流れ始めていて、そのスピードは加速しています。このような時代変化を、どのように意味づけて捉えるかによって、危機にもチャンスにもなると思います。

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