昨日は、古民家に置いていたN-VANを取りに白河に行きました。1月半ぶりにマニュアル車を運転すると、オートマの調子で停車するときにクラッチを切り忘れそうになり、ぼんやり運転することを許してくれません。今もマニュアル車をラインナップするマツダが、手と両足を連係させるMTの操作には認知症予防効果があると主張するのも納得できます。ギアの操作をすることで車の運転は能動的な身体活動となり、飛躍的に楽しくなります。小気味好くシフトアップしながら加速すると、それが660ccであれ生きている喜びさえ感じます。ここにきて、内燃焼機関は改めて存在感を示すようになりましたが、脳を活性化し車を操る楽しさをもたらすMTも復権してほしいものです。安楽さと引き換えに失った運転の主体性こそが、若者が車から離れるようになった理由の一つかもしれません。
愛着を超えた敬愛
結局フィアットはエンジン始動の目途がたたず、手離すことにしました。写真のサーブ96は言うに及ばず、隣の512BBと比べてもわずか10年しか走っていないことを考えるとやりきれません。腰まで雪が積もる甲子高原の氷点下15度の世界を、ともに乗り越えてきた欠かすことのできない仕事のパートナーを失うことは大きな痛手です。雪道での走破性、移動コストが気にならない燃費の良さ、小さいのに5人と犬が乗れるスペースユーティリティの高さ、運転することの楽しさを、最低価格の大衆車が実現していることは、もはや愛着を超えた敬愛に値します。生涯を共にするにふさわしい伴侶の予感がしていただけに、今後とも傷心を癒す車が現れることはないでしょう。当面の後継車は4月に買ったN-VANですが、とくに愛着の強い車の場合、住めば都は成立しない気がします。
加齢が原因という悪魔の信念
最近の関心事はもっぱら腰痛対策です。加齢が原因の一つであることは認めざるを得ませんが、日常的な腰の動かし方やメンテナンス次第でQOLを改善し、以前の生活を取り戻す余地は十分にあると思います。腰痛との付き合いは10年ほどになりますが、本格的に対策を始めたのは最近です。良くも悪くも医者を全般的に信頼する傾向の強い日本では、治療は人任せです。他方、米国の病院には図書館が併設され、患者が学ぶことを奨励しており、今さらながら腰痛本を読み漁るようになりました。重要なことは健康を取り戻したときの喜びをイメージすることだと思います。以前のようにトレランレースの感動も味わいたいし、個人的に高まってきたバイク熱もモチベーションの一つです。健康を取り戻すには、一部の医者が宣告する「加齢が原因」という悪魔の信念を受け入れず、運気を下げる医者や治療家とは付き合わないことかもしれません。
お金から自由になれる
贅沢を知り尽くした実業家に、超高級ワインと偽ってコンビニの500円ワインを飲ますという動画が人気です。それらしい状況で勧められたワインを、舌が美味しく感じるのは無理もないのでしょう。このブラインドテストの教訓が素晴らしいのは、人はお金から自由になれる可能性だと思います。経済至上主義の社会は一種の騙しあいで、ビジネスの勝者は価値の無いものに高い値段をつけることに成功した人です。大都市におけるライフスタイルには常にお金が必要ですが、自然のなかにエンターテインメント性を見い出せたり、自ら楽しみを作り出せる人ならお金はかかりません。特別背任で懲役4年の実刑判決を受けた大王製紙の井川意高氏がかつて、シャンパンより刑務所の麦茶の方がうまい、と発言したようにすべての価値は相対的であり、状況次第です。主観的な生き物である人間は、地位財による思い込みの世界に生きているのでしょう。
家の歴史を物語るもの
昨日は白河の古民家再生現場に行きました。平成まで住宅として使われていた室内の天井を壊すと、江戸以前からある家の歴史を物語るものが姿を現します。元々この家に住んでいた人の話によると、以前は馬や牛が一つ屋根の下に人とともに暮らしていて、梁には馬蹄がつけられています。馬小屋はサウナ施設の女性更衣室付近にあり、牛舎は男性更衣室のあたりとされます。梁の最も天に近い最上部には神棚があり、直径80cmほどのスズメバチの巣も屋根裏で見つかりました。日本の伝統的な家屋では、子どもの成長を記録するために柱に印をつける柱のキズが家族の思い出として大切にされます。しかし大半の家は代々使われ続けることはありません。数世代にわたり使われる古民家の魅力は、牛や馬が人と暮らしていた、自分の知らない時代に想いを馳せることができることでしょう。
人生から痛みを消してくれる
昨日は腰痛改善のために鍼灸治療を受けました。検索エンジンで「鍼灸、腰、しびれ、住所」を入力すると近所の治療院を教えてくれます。ホームページを読むと自身が長年腰痛に悩まされ、趣味?が高じて開業したようで、スポーツによる腰痛が専門というのも好都合です。問診を含めて1時間ほどの施術を受けたところ、久しぶりに腰から痛みの感覚が消えました。一部にしびれが残り完治とは言えませんが、これまで受けた医者や治療家とは違い即効性があります。WHOでは鍼灸適応疾患として、しびれなどの神経系、五十肩やギックリ腰などの運動器系、胃炎などの消化器系、高血圧などの循環器系、糖尿病などの内分泌系、風邪などの呼吸器系、前立腺肥大などの泌尿器系等を公表しており、最初に来るべきだったのかもしれません。長年ドクターショッピングを続けた果てにたどり着いた鍼灸は、人生から痛みを消してくれるかもしれません。
軽自動車は800ccにすべき
7月のはじめから修理工場に入っているフィアットは、テスターにかけても異常は検知されませんが相変わらずエンジンはかかりません。20万km以上乗った愛着はありますが、このまま帰って来ないことも考えると、ディーゼルの四輪駆動でランニングコストが安い後継車を探すことは困難です。現実的なのは仕事用に今年買ったN-VAN一台に集約することですが、燃費の悪さが欠点です。郊外の国道を中心に走ったこれまでの燃費は19.2km/Lで、4WD/6MTのJC08モード燃費の17.6km/Lよりは良いにしても、フィアットより3割高い燃料コストは、ガソリン高騰時代には満足できるものではありません。市場の4割を占める軽自動車の燃費の悪さは、税制面の経済性を相殺します。一番燃費効率が良い排気量は1,500ccあたりとされますが、新興国に輸出される軽自動車が800ccから900ccであることを考えると、1990年に決まった現行の660ccを800cc程度に増やすことが合理的に思えます。
パソコン選びのポイント
IBMのX20以降、四半世紀にわたりThinkPad Xシリーズを使ってきましたが、最近は壊れる頻度が増えたように感じます。4台買った現行モデルのX1シリーズの最初の一台はバッテリー不調、次が液晶画面の不良、三台目は半年使用した段階でポインティングデバイスが壊れました。WEBで修理を依頼すると翌日にはアフターサービスの連絡先を伝える返信があり、電話をすると翌日の昼には自宅まで訪問して修理をしてくれます。修理は富士通から分離したリコー系列の会社で、PCメーカーのオファーに対し入札のような仕組みで、短期の訪問を実現しているようです。素人にはハードルの高いパソコンの自己診断をするように言って来たのは、修理時間を最小化するためでしょう。修理センターに持ち込み数日かかっていた作業を、居ながらにして1時間半ほどで直してくれるサービスはありがたく、パソコン選びのポイントになると思います。
エンタメ性の強いリハビリ施設
八王子にある龍泉寺の湯に行きました。日本工学院に出講している頃は何度か利用しましたが、一年ほど来ないうちにミストのソルトサウナが無くなり、セミオートロウリュができるストーブを中央に置くフィンランドサウナに変わっていました。改装後は200円ほど値上げをしましたが、入込は以前より多くリニュアルが奏功したようです。わざわざ出かけた目的は腰痛の緩和で、電気風呂とジェットバス、血行が良くなるとされる炭酸泉は整形外科や接骨院で行われる電気治療以上の効果が期待できそうです。さすがに一回で治るようなことはありませんが、翌日には凝っていた肩も含めてある程度の改善効果が見られます。電気刺激による筋肉機能や筋力の増強があるとされ、温浴効果による血行促進を実感できます。スーパー銭湯の人気が衰えないのは、そこが現代の湯治場であり、エンタメ性の強いリハビリ施設だからでしょう。
成功者の苦悩
青汁王子こと実業家の三崎優太氏が日本の株価暴落により、巨額損失を被ったと話題です。信用取引という悪魔のレバレッジによる一週間の損失は10億とも20億とも伝えられ、家賃1,700万円と言われる渋谷区の自宅を来月には退去して、35年ローンで買った家賃相場9万円の1DKに引っ越すと言います。転落のケチがつき始めたのは4月に見舞われたバイク事故で、そのことが事故数日前に舞い込んだ、経営難に陥いっていたEVバイクメーカーの買収につながり、私財の多くをつぎ込んだようです。金を稼ぐアドレナリンの影響なのか、背伸びして生きる生活を維持するプレッシャーなのか、電動2輪に一攫千金の夢を見たのか、来月には3億円強の資金ショートに陥ると告白します。自ら「終わったと人に思われるのが一番怖い」と苦しい胸の内を明かしているように、資産数百億と豪語していた成功者には成功者なりの苦悩があるのでしょう。