
今日の新甲子温泉は夕方になり急に冷え込み紅葉が進んでいます。朝阿武隈源流を歩くと木々の葉が散り、新緑の季節とは逆に森が日々明るくなります。冬は阿武隈源流が神々しい静けさと白一色に包まれる魅惑の季節です。
昨年12月からこの森で暮らし始めて、あれほど厳しい天候の冬だったのに、気分が落ち込むことがなかったのは、毎朝この美しい森に心を向けて、生きている感覚を味わえたからだと思います。

今日の新甲子温泉は夕方になり急に冷え込み紅葉が進んでいます。朝阿武隈源流を歩くと木々の葉が散り、新緑の季節とは逆に森が日々明るくなります。冬は阿武隈源流が神々しい静けさと白一色に包まれる魅惑の季節です。
昨年12月からこの森で暮らし始めて、あれほど厳しい天候の冬だったのに、気分が落ち込むことがなかったのは、毎朝この美しい森に心を向けて、生きている感覚を味わえたからだと思います。

今朝はラブラドールと赤面山に登りました。普段なら往復に3時間はかからないのですが、今日は体調が今一歩らしく3時間半かかりました。葉が散った登山道からは那須連山の稜線が眺められるようになりました。落ち葉が積もり歩きやすくなった登山道は、晩秋から初冬に向かう静かな山歩きの風情で心が安らぎます。
一昨日戊辰戦争の話を聞いてから、西郷や白河の旧跡を改めて訪ねてみたいと思うようになりました。昨日は買い物ついでに白河鹿嶋神社に行きました。本殿西側には樹齢1,000年と云わるご神木である杉の巨樹があります。その背後のご神体山(甕の森)には、古代からの祭祀が行われ聖地といわれる巨岩(磐座いわくら)があります。白河の市街からわずか1kmほどのところにこれほどの巨樹とパワースポットとされる神秘的な森が広がることは驚きです。その感覚は都心のなかにある明治神宮の森とどこか似ています。

今朝の新甲子温泉は肌寒いのですが、半袖でも快適に過ごせます。ラブラドールと散歩に行くと、宿より標高が低い剣桂神社の森に入ると明らかに気温が低下するのがわかります。まだ目覚める前の森の空気を深く吸い込むと、身体の自律神経のバランスが整っていくように感じます。
昨夜は白河駅に近い古民家を改装したコミュニティ・カフェEMANONで戊辰戦争の話を聞きました。来年が戊辰戦争150年の節目にあたり全国的に戊辰戦争への関心が高まっていますが、戊辰戦争の勝敗を決した戦場だった地元白河ではなおさらのことです。
ぼく自身にとっても白河・会津が行動範囲になってから、戊辰戦争はより身近なものになりました。ここでの戦後とは太平洋戦争ではなく、戊辰戦争を示すのだと感じます。150年の歳月は戦争の傷跡を癒すには短すぎることを知りました。
実りの季節を迎えた自分の暮らす村が、会津街道(羽鳥街道)で会津を目指す板垣退助率いる西軍と、剣豪森要蔵が激戦をまみえた地であることを知り感慨にふける夜でした。

今朝の新甲子温泉は暖かい気温ですが、雨が降っています。昨夜の冷え込みで紅葉が進み温泉から眺める森の木々は朝と夕で表情を変えます。朝から焚き火をしました。火が恋しい気温ではないのですが、コタツ3台の包装材を燃やしました。東京と違いごみ袋が有料の西郷村ではごみの削減はコスト削減に直結します。安くないごみ袋からはみ出したごみは回収してもらえません。
アルミ缶・スチール缶、ペットボトル、ダンボールは地区で毎月行われるリサイクル品回収に、食品トレーはスーパーのリサイクルボックスへ、ビン類は自治体の資源回収に、粗大ごみは西白河地方クリーンセンターへ軽トラックで運び、東京に帰るときは東京の自宅へ運び、あとはパエリアの焚き火で燃やして、それでも残ったものを日々のゴミ分別回収に出しています。何でも無料で捨てられる東京は便利なのですが、他方でリサイクル意識は高まらないと思います。今年1月の地区のリサイクル品回収のときの写真です。

昨日は冬の書斎となるコタツを3台買いました。コタツは1時間数円の電気代で省エネな上に懐かしく心も温かくなります。しかし今朝の新甲子温泉は半袖でも寒くない気候です。ラブラドールと2kmの源流の遊歩道を歩くと、帰る頃には心も体も仕事に向かう準備ができます。剣桂神社で手を合わせて心を鎮め、冷気を感じる源流沿いの遊歩道で新鮮な空気を全身に送り、トレイルに積もった落ち葉の柔らかい感覚が心をほぐし、最後に標高差80mの渓谷を一気に登ると体中の血流が促され体調が整います。
最高の体と心で仕事にのぞむことが仕事の生産性を高め、自律神経バランスが整う午前10時頃に向けて集中的に仕事ができます。こちらでは朝が早く大工さんはいつも6時前には来ていましたし、今朝の電力会社による木々の伐採作業は7時前から始まります。企業と話していても朝一番の打ち合わせは8時頃を意味します。遅くとも8時には仕事を始めて午前中に最高のパフォーマンスを引き出すことが仕事の質を高めますので、夜の娯楽がない自然のなかでの仕事こそが最高の環境だと思います。

今朝の新甲子温泉は快晴です。紅葉に色づく旭岳をはっきりと望むことができます。午前中は紅葉シーズンを前に地区の草刈や清掃をしました。源流の森にはらはらと落ち葉が舞いなんとも落ち着いた風情です。
週末にハセツネやOSJ KOUMI100など国内のビッグレースが終わり、落ち葉を踏みしめる静かな山歩きが心地よい季節になりました。トレイルをスポーツのフィールドと考えるトレイルランナーにとっても風景を楽しみながらのんびり歩く山歩きは魅力的です。時々ハイカーから山を走って何が楽しいのかと聞かれます。
いろいろな説明ができると思いますが、多くの人がオーバートレーニングになるほど魅せられるのは脳の快感を得られるからだと思います。いわゆる脳内麻薬は運動負荷を上げないと分泌されませんので、通常の山歩きではそうした気分になることはありません。山道を駆け下りる瞬間は直感的な快感がありますし、今やっている運動に集中できマインドフルネスになれます。辛さを通じて自分の内面に向き合ったり新しい自分を発見したり、自分を鼓舞したり、普段の平穏な生活にない変化を与えてくれます。とりわけ昨今の100マイルレースに見られるように自分の限界に挑戦することは、人生における大きなチャレンジになります。山の景色を楽しんだり、運動をして気分がよくなったという楽しみを超えた、より精神的な快適さであり、山を修行の場ととらえる現代の修験道なのだと思います。

仕事のオンとオフを分けない生活を始めてから1年が経ちます。明確なオンもなければ、海外で休暇を過ごすようなオフもありません。仕事に飽きれば山や阿武隈源流、温泉に行きますので、仕事のオンを意識することがありません。
政府が掲げる一億総活躍社会の実現に向けた「働き方改革」が話題になりますが、それは労働時間の削減といった枝葉末節な話ではなく、オンとオフをなくすことだと思います。しかし、企業にあるのはオンとオフを隔絶するものばかりです。息苦しいスーツ、満員電車やオフィス、朝礼や会議、高まるコンプラ熱、規則や制度、機能しない情報インフラなどです。オンとオフを分けないということは労働の全体性を取り戻すことだと思います。生きるために働いていた自然発生的な行為が高度に制度化され、それはすばらしい利点をたくさん持っているのですが、他方で生きるという働く意味を見失わせたと思います。
今朝の新甲子温泉は暖かな晴天で、夜明け前は月と星がきれいに見えました。昨日はトレイルレースのハセツネが開催されました。一年前のレースでは水がなくなり苦しんだのですが、レースを終わってみると美化されて楽しい思い出になります。それゆえ人は望んでまた苦しいレースに出るのだと思います。こうした辛いのにいやな思い出にならないメカニズムは、おそらく脳内麻薬の作用だと思います。人間の限界が近づくと分泌される神経伝達物質により鎮痛効果や気分の高揚・幸福感などが得られるからでしょう。苦難に立ち向かう高揚感はどこか麻薬的な魅力があります。加えて、ストレスに対するチャレンジを繰り返していると、脳はストレスの反応を有益なものだと予測するようになり、寿命を左右するテロメアを慢性的ストレスから守るそうです。

今日の新甲子温泉は夏を思わせる暖かな一日でした。昨夜は以前の職場の9人の方に宿泊してもらいました。経営に関する有益なアイデアや示唆をもらうと同時に、東京で働いていたときの記憶が戻ってきました。東京でのサラリーマン生活と今の生活は一長一短ですが、今の生活は予想していなかったことが起きる点で刺激的です。
今日はトレイルレースの代名詞でもあるハセツネの日です。昨年ぼくが最後に出たレースがハセツネで、かつ初めての60km超のレース、初めての夜間走行、そして初めてリタイアしたレースです。気候を読み誤り少なめの水でスタートして40キロ過ぎの給水地点でもらった1.5リットルの水分をその場で飲み干しリタイアしました。平穏な人生にはトレイルレースのようなスパイスが必要だと思います。このあたりの山のシーズンは終盤を迎えていますが、長距離のスピードハイクに行きたいと思う日々です。
昨日の夕方は那須湯元温泉の鹿の湯に行きました。ここでは山と温泉が唯一の娯楽ですが、さしてお金もかかりません。17時頃には高温浴槽の回りを固めていたレジェンドが帰りますので、夕方以降の鹿の湯は浴槽を独り占めできます。レジェンドのなかでも最古参と思われる84歳の男性と話しました。昭和50年代から那須に家を持ち、年間200日は那須でゴルフや温泉、残りは東京で仕事をしているそうで、まさにぼくが理想とする働き方です。実際に鹿の湯の高温浴でがんの進行が止まった人や、歩けなかった人が歩けるようになる姿を見てきたといいます。ぼくも効能はいくつか実感していて、肌あれは治りますし、パエリア作りで火傷をしたあとも早く治ります。何より高温浴槽は脳が快感ならしく、身を沈めるなり思わず声が出ます。交感神経が高まるらしく帰路の那須甲子道路ではいつもより運転がハイペースになります。