
今朝の新甲子温泉は雨です。山には低くもやが垂れこめ、うっそうと茂った若葉により温泉から眺める景色は深山幽谷の風情です。
昨日は朝宇都宮のメトロで買い物をしてから、午後はデザートを試作しました。一昨日の紫イモに続いて、石川県名産の五郎島金時(さつまいも)とバナナでもムースを作りました。いずれも砂糖不使用でレーズンを使っています。ムースとの相性は地元産の紫イモの方がよく、色も鮮やかな紫です。今後旬の過ぎたイチゴなど地元に出回る果物で試作を繰り返したいとおもいます。私自身甘いものが大好きで、ホテルのデザートブッフェなどには目がないのですが、いずれも砂糖不使用で十分な甘みですので、これなら食べることへのためらいがありません。試作中ですが、今後夕食メニューに加えて行きたいと思います。
今月28日(日曜日)は宿の前から続くトレイルで登れる赤面山(あかづらやま:標高1,701m)の山開きです。600名を超える登山者が集まり、ここ新甲子温泉にある旅館の温泉に300円(もしくは入浴料の半額の高い方)で入浴できます。


昨日は東京に行き、渋谷から代官山、恵比寿と夜の街を歩きました。ぼく自身は都会に住みたいと切実に思うことはなくなりましたが、都市的なパラダイムがもたらす魅力はどこか麻薬的な誘惑をしてきます。妖艶な明かりに包まれる夜の代官山を歩くと、えも言えぬ異国情緒が漂い束の間のエトランゼ気分です。ナルシズムに浸る割り切ったゲームとしての都市生活は誘惑の輝きを放ちます。節度なく快楽を享受しようとする偽りの本能による食欲を満たしてしまい、今朝は普段は出ることのない吹き出物が体に現れています。やはり今のぼくの身体と本音により近いのはぶな原生林での隠匿生活です。


怒涛の勢いで過ぎていった?「フジヤホテルの未来を考えるワークショップ」より一晩が過ぎ、昨日は中学の同級生のご家族を始め11名のゲストに宿泊いただきました。20名程度の料理提供には慣れてきましたので、あせることも少なくなりましたが、昨夜は旅館の生命線である、温泉の加温とシャワー用のボイラーが突然故障しました。前のオーナーご夫妻に夜遅くまで対応していただきましたが、それでも直りません。今朝、設備工事の方に見てもらったところ、ボイラーに燃料を噴射するポンプの故障で連休明けまではこの状態です。水道管の破裂など日々色々なことが起こるからこそ平常心を保つための阿武隈源流散歩と屋外での賄いメシは欠かせません。
昨日は20名ほどの方にお泊まりいただき、深夜までこの宿の将来像についてのWSをしていただきました。昨年12月から一人で思考していても見つからなかった納得のいく答えがわずか1泊2日(実質数時間)で見つかるあたりに、今回お集まりの20名ほどの皆さんの非凡さがあります。人との出会い以上に大切なものはないと実感しました。見たこともないものを作りあげるために、あとはいただいた提言を実行するのみです。皆さん、この宿の成長をこれからも見守ってください。ありがとうございました!!