
今朝は4時に宿を出発して那須連山北端の大白森山(標高1,642m)に登りました。往復19.19km、消費カロリー1,086kcal、累積標高1,263mと赤面山、甲子山より負荷が高く往復に4時間を要しました。それでも8時半の行政区のリサイクル品収集の時間には十分に間に合います。
朝4時はまだ暗く、森に入り空の視界をふさがれると視覚が奪われます。視覚が使えなくなると聴覚、触覚、嗅覚が鋭くなります。聴覚で阿武隈源流の沢音との距離をはかり、足の裏の触覚は地面の状況を伝え、嗅覚は草木の匂いをかぎとり、自分の居場所の手がかりになります。さらに身体全体が重力の変化を感じ傾斜をはかることができます。ヘッドライトは持参していますが、使わないことで人間本来の自然を嗅ぎ取る能力が復活してくるようです。
甲子峠付近ではツキノワグマと思われる大型動物がすごい勢いで森へ入っていきます。ツキノワグマは100mを7秒台という人類より早い驚異的なスピードで走れるそうです。
新甲子温泉は昨日、今日とも秋らしい快晴に恵まれました。昨夜は31年前に新卒入社した会社の同期14人が来てくれました。退職して18年が経とうとするのに今でも何かと気にかけてくれる同期の厚情には感謝するばかりです。不安な日々ながら前向きでいられるのはこうした友人の助けがあるからこそだと思います。今でも31年前の寮生活と変わらない印象の同期ですが、違いは夜0時前には寝て5時にはみなで散歩に行けたことでしょうか。



昨日は4時に起きて洗濯をして、温泉に入り、日の出前にラブラドールと阿武隈源流の森を散歩して、軽い朝食を食べ、手荒れを治しに7時40分頃開く那須湯元温泉の鹿の湯に行きました。46.3度の高温浴を2時間近く楽しみ白河で買い物をして宿に戻り、涼しくなる夕方まで屋外でパソコン仕事をし、那須連山に夕日が沈む頃再びブナ原生林の森に行きます。日々こんな感じで、ぼくにとって今の生活は理想的です。晴れた日に山に入れればそれで十分で、海外旅行やグルメのご褒美も要りません。ただ問題は稼ぐ手立てが確立できていないことです。以前は逆で稼ぐ手立てはあるのに、いつも理想の生活を探していました。簡単には行かないから人生は楽しいのでしょう。

