
今日は「うつくしま・みずウオーク2017源流の郷・西郷大会」が宿の周りの阿武隈源流を使って行われます。晴れていれば盛りの紅葉を見られるのですが生憎の天気です。
写真は今週行った会津中街道です。江戸と会津を結ぶ幹線であった会津西街道が水没で通行不能となったため、1695年(元禄8年)に整備された街道です。那須山中の三斗小屋宿から標高1,468mの大峠を経て会津に至る峠越えの難路です。最盛期は参勤交代にも使われたようですが会津西街道が再整備され次第に使われなくなったようです。幕末、会津側の防衛線であった大峠には今も塹壕跡がその山肌に痕跡を残しています。大峠から会津に向かう街道沿いには墓石も多く、この道を歩くと会津敗走の歴史を思い感傷的にさせます。

今朝の新甲子温泉は冷たい雨です。温泉から雨に煙る阿武隈渓谷を眺めていると気分が落ち着きます。連日、赤面山、三本槍岳、三倉山と1,800m級の山に登っていますが、山が雪に閉ざされる季節は目の前ですので、毎朝でも登りたい気持ちです。厳しい雪山に埋もれる前に三本槍岳直下の鏡ヶ沼に行きたいと思います。晩秋の静寂に包まれる森の水辺に身を置けば、心を揺らす執着から開放されて安らぎが訪れることでしょう。
今朝の甲子峠付近の気温は5度で昨日同様の快晴です。7時に隣町の下郷町音金にある正一位稲荷神社の登山口から三倉山(1,888m)にラブラドールと登りました。那須連山最大の急登といわれるだけに前半は急登の連続で、さながら落ち葉のカーペットのトレッドミルです。後ろの山で猟銃の乾いた音が響き、三倉山の方からは鹿の鳴き声が聞こえます。三倉山への往復は距離10.12km、累積標高1,233mで往復に2時間56分を要しました。山頂付近は樹氷のついた山肌が太陽に反射して美しい光景を見せます。三倉山の山開きは7月中旬で、もう一ヶ月もすると長い冬が始まります。




