
昨日も那須湯元温泉の鹿の湯に行きました。平日にしか行ったことがありませんが、朝のうちは6つある浴槽に4、5人しかいませんので、ファンの回る音と硫黄泉の流れる湯音だけの浴場は時が止まったような癒しの空間です。温いお湯が好きだったぼくでさえ、鹿の湯の46度、48度の高温浴槽には魅せられています。浴槽に身を沈めた瞬間思わずため息がでます。もちろん効能もあって、水仕事で荒れた手などは2、3日で治ります。山に登って温泉に入る毎日なら、ほかには何もいらないと思えます。
もうひとつのひそかな楽しみは、高温浴槽を固めるレジェンドたちと一見客の行動を見ることです。年間100日以上来ている人が多く、芸術的な湯もみや湯面を揺らさないのにすばやく浴槽から出る技を目の当たりにできます。中には持ち物だけは一人前でレジェンドの域に達していない人もいます。湯温を聞くとわかります。レジェンドの誤差は鹿の湯の電子温度計と0.2度以内です。ぼくでさえ0.5度の誤差なら当てることができますが、似非レジェンドは1度ぐらい違う温度を言います。
悪趣味ながら、一見客の行動はほとんどエンターテイメントの世界です。勢いよく入って自分が乱した湯面の熱さに耐えられず浴槽から飛び出します。浴槽の周りの雰囲気や壁の注意書きに気がついてもらいたいものです。



日本最強のトレイルランニングチーム「チーム100マイル」の夏合宿が終わり、朝霧に包まれる今朝の阿武隈源流には秋の気配が漂います。伝説のパワースポット剣桂神社に行くとそこに留まる空気があたりとは違うことがわかります。森に入ると倒木が目立ちこうして森の新陳代謝が進むことを実感します。宿の前には手のひらより大きなきのこができています。
そろそろ宿の固定電話をやめようと思っています。忙しいところに営業電話ばかりされて仕事になりません。FAXをやめたのも「マイクロバス買い取ります」といった営業が年中入ることが原因です。「FAXがないと送客ができない」、と言い張るじゃらんでの販売をやめたのもそれが理由です。いまこの宿の主たる顧客となっているトレイルランニング関係者はみなフェイスブック経由で予約をもらっています。
昨日はトレイルランニング界最高峰の「チーム100マイル」の夏合宿に宿泊していただきました。トップアスリートのオーラ漂う集団が大挙してチェックインするさまには圧倒されます。昨日は午前中は嵐の前の静けさなのか晴天でしたが、昼前には豪雨と落雷で停電がありました。50人用パエリアもビギナーズラックもあってか及第点です。夕食後は宴会場を使ったミーティングが遅くまで続きました。

