驚異的な体感温度計

今朝の新甲子温泉は雪で、スノーシューが十分に使える10cmほどの積雪です。温泉からの眺めは、オイルのなかを砂が落ちる、土産物で売られる瓶のような光景です。

昨日も夕方に那須湯本温泉の鹿の湯に行きました。7世紀前半の開湯と言われる那須温泉元湯は天平10年(738年)の正倉院文書に記録が残る古い湯治場です。ひしゃくで100~300回後頭部に湯をかけるかぶり湯は、薬分を吸収して入浴後のめまいを防げるといい、ひしゃくを持参する人もいます。

一昨日は41度、43度の浴槽にしか浸かりませんでしたが、昨日は46度、48度の浴槽に入りました。那須の別荘などからほぼ毎日のように来ているという常連が固める高温浴槽は、低温火傷の危険性があり、浴槽への出入りで波を立てないように同時に入り、同時に出ます。頻繁に係の人が湯温を計るのですが、毎日入っている常連は驚異的な正確さで湯温を当てます。48度の浴槽は、47.3度と言っていたら、実際に計ってみると47.2度でした。

48度の浴槽は3分程度の入浴が一般的で、へそまで1分、胸まで1分、肩まで1分と分割すると体への負担が軽減されます。

春の兆しと雪景色

昨日の雨は夜半から雪に変わり、快晴の今朝の新甲子温泉は雪景色になりました。一昨日から蔵王スカイランニングなどの撮影をしているプロカメラマンの室伏那儀さんに来てもらいました。昨日は消防訓練があり119番に訓練火災の通報を行い、避難誘導、初期消火など一連の流れを実施して確認を行うもので、室伏さんにも協力していただきました。

3月下旬の新甲子温泉は春の兆しと冬景色を行ったり来たりの天候ですが、幸いここにいる限り花粉症の症状は出ません。

しきたりのある温泉

今朝5時過ぎからラブラドールと阿武隈源流に散歩に行きました。那須連山はまだ冬山の様相ですが、宿のあたりは一日で目に見えて雪が減りました。風が心地よく至るところで沢音と野鳥の声が森に響き春の訪れを感じさせます。

今日の午前中は宿から20分ほどの那須湯本の鹿の湯に行きました。41度、43度、46度、48度の硫黄泉の浴槽があり、入浴方法を係員に聞くようにとの看板が掲示されているように入浴方法にしきたりがあります。46度、48度の浴槽は人が出入りすると浴槽に浸かっている人に熱が伝わるので、同時に入浴して出るようです。46度には3から5分、48度は2分を2回など一定の目安があります。また自分では出られなくなり、人に出してもらうこともあるようです。結局2時間ほど入浴しましたが、浴槽の外に全身を出してしっかり体を冷ませば湯あたりしません。ただ、入浴後は副交感神経が高まったのか無性に眠くなります。

太古の昔からの友達

昨日は消防署に営業に必要な防火管理者選任や消防計画などの書類を提出し明日消防訓練を行い、あとは県の建設事務所に建物の改善計画書を提出すれば営業ができる状態になります。営業できるようになったらなったで不安が募り心配事が絶えません。

そんなときはやはり阿武隈源流のブナの森への散歩が一番です。朝はまだ雪が締まっていて歩きやすいのですが、おそらく気温は0度ほどで暖かいです。雪が少なくなり至る所に沢が現れ阿武隈川に注いでいます。

太古の昔から友達だった犬は最高のパートナーです。ラブラドールも不安なのか、片ときもそばを離れません。阿武隈の清流が心地よくしばらく水辺に佇むと、ラブも人のひざにあごを乗せて甘えてきます。ふさふさの毛をなでていると血圧が下がるのかこちらもリラックスしてきます。長い間ともに暮らしてきた犬と人間はやはり特別なパートナーだと思います。

同じ村なのに花粉症が出ない

今日は消防署に消防計画、防火管理者選任、消防訓練計画などの書類を提出するために早朝東京を出て新甲子温泉に戻りました。5時半頃の環状七号線はスムーズに流れているのですが、私の車の二台後ろにマークXの覆面パトカーがいて少し早めに気づいた私は難を逃れたのですが、後ろを走っていた車が捕まってしまいました。いつも善良そうなドライバーばかりが餌食になるのは気のせいでしょうか。

娘の卒業式などで2日ほど東京にいたせいで花粉症が本格的に始まりました。それでも例年よりはかなり症状は軽いです。同じ西郷村でも標高400mほどの消防署のある付近では症状が出る花粉症も、宿のある標高800mほどの地点まで来ると症状がかなり緩和して楽になります。

今回は東京からラブラドールを連れてきました。言葉は分からないのに真剣なまなざしで目を見つめて人の話しを聞いてくれる良き相談相手です。

消費者心理を知り尽くすイケア

今日はシーツなど客室で使う備品や調理器具を買いにイケアに行きました。開店前の8時30分から営業しているイケア港北2階のレストラン&カフェは倉庫のような殺風景な風景ながら、イケアの家具を置くとレストランらしく見えて、さまになるのはさすがです。

イケアの製品は消費者心理をよく理解していると思います。デザインがちょっといいかなと思わせ手に取らせ、値段を見て予想より安いので、買い物かごに入れてしまいます。

それはレストラン&カフェでも同じで、カフェテリア方式の店の通例で色々取っていると結果としては高い支払いになります。

それでも開店前の30分に限りコーヒーは無料ですし、一人の支払いは数百円で済みますのでまた行こうという気にさせます。朝食もスパイシーな料理が多く、ちょっとしたエトランゼ気分になれます。

プライスレスのイラストケーキ

今日は娘の卒業式があり出席しました。卒業生の別れのことばは、結婚式の新婦の挨拶のように泣かせるものでした。写真のイラストケーキは隣町の南会津町田島にある昭和7年創業の「御菓子司三浦屋」のもので、地元では知られた店です。曽祖父母は木工品の専門職人の指物師だったそうで、店内には砂糖菓子の木型が飾られています。小田原のホテルなどで修行したという若主人がチョコペンで手書きで描く絵はかなり精巧で、アートの領域に入る卓越したものです。

フィトンチッドを発する森

今朝は快晴で気温は氷点下1.5度と寒さも緩みました。昨日はスノーシューをするのに十分な雪が降り、食後の血糖値上昇を抑えるために阿武隈源流を3kmほど歩きました。ブナの森に入ると、雪解けで水量が増えたためか川音がいつもより大きく聞こえます。木々が発するフィトンチッド(Phytoncide)の効果なのか体が何とも心地よく、足を止めていつまでもそこに留まりたい気持ちになります。ただ深呼吸をするだけで自律神経のバランスが良くなり精神が安定します。

上質なパウダースノーを風が掃き清めた雪面を踏みしめて歩くのは、それだけで贅沢な気持ちになれます。雪面には風が作った不思議な造形がいくつも見られます。

座ってはいけない

今朝の新甲子温泉は氷点下2度で雪です。4時過ぎから除雪車が国道の除雪を始めました。駐車場には5センチほどの積雪があり、雪国の風情に逆戻りです。
昨日は館内整理などをして午前中は少し体を動かし、午後から消防計画を作成しました。福島県の書式と講習を受けた東京都の書式は微妙に異なり、意外に手間がかかります。慣れないデスク(こたつ)ワークのために座りっぱなしで体の調子が悪くなりました。昔はデスクワークが中心の生活でしたので、あまり感じなかったのですが、座り続ける仕事が体に悪いことが今は実感として分かります。

深山幽谷の朝

今朝は気温1度と比較的暖かく雪まじりのみぞれが降っています。直線距離なら500mほどしか離れていない、穏やかな山容を見せる江森山がもやにかすみ、温泉からの眺めは深山幽谷の風情です。

昨夕は消防署の方に宿にお越しいただき、立ち入り検査結果通知書を受け取りました。県の建設事務所からの改善指示書が建築基準法に基づくものであるのに対して、検査結果通知書は消防法によるもので、同じ指摘か所であっても内容が異なります。今後防火管理者選任の届け出や消防計画の作成、消火訓練及び避難訓練を行ったうえで改善計画を県と消防に報告する必要があります。消防の方は緊急出動に備えてだと思いますが消防車と救急車のセットで移動しています。

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