最新情報

Information

脳がときめくフィジカルな旅

富士の麓で楽しく充実した週末を過ごした反動なのか、月曜の朝から何やら気が重く活力もいま一歩です。どの業界にも言って欲しくない不都合な真実があり、観光業界ならマンデーブルーの原因が週末の過ごし方にあることでしょう。頭と体の両方を使わないと良質な睡眠が得られないように週末には動と静のバランスが必要で、日本人のレジャーに欠けるのは体を動かすことです。10kmほどEバイクで走り、森でのアクティビティを行いましたがこれらはオキシトシン系の快楽であり、休日に必要なのは登山道を駆け下りるといったドーパミン系のよりハードな運動だと思います。体育会並のスピードハイクで山に登り、帰りは集中力勝負の動的瞑想で下り、水辺に近いテントサウナで滝のように汗をかくといった週末こそ理想でしょう。週末の過ごし方をラグジュアリー&コンフォートからアドベンチャー&スパルタンに思考を切り替えることが必要かもしれません。従順でリスク回避的な平日の自分を捨て去り、生きる意味に思い至るほどの冒険心で満たされたフィジカルな旅に出るなら脳がときめくはずです。

里山サウナの破壊力

週末に参加した富士山ヘルスツーリズムの個人的なメインイベントは宿泊した日月倶楽部の敷地内でホールアース自然学校が提供する里山テントサウナです。初日のE-bikeによる湧水巡りと森でのアクティビティが静なら、テントサウナは動的です。杉や檜のロウリュウも良いのですが最も感情を豊かに刺激したのはお茶です。テント上部で110度ほどまで温度が上がると最近見たことがないほどの汗が吹き出し、気温6、7度の屋外で水風呂に入り、富士を一望する広場でアーシング外気浴をすると天然麻薬のような多幸感がやってきます。頂上付近を雲から突き出した富士が普段より神々しく見えます。俗に言う「整う」に該当する言葉は本場フィンランドにはなくtotonouは今や本家でも通じると言います。サウナ、水風呂、外気浴を最短距離で楽しめるのはテントサウナの特権で、誰もがサウナの真髄を味わえることこそテントサウナのメリットでしょう。医学的エビデンスは今のところ定かではありませんが、日本中でテントサウナや屋外の薪サウナが異様な人気を博すことからもその破壊的な健康効果が明らかにされるのはこれからでしょう。

星空と黒富士

昨日は田貫湖から長者ヶ岳(1,335.8m)に登り、11時から林野庁補助事業の富士山ヘルスツーリズムに参加しました。宿泊した日月倶楽部は7年前に宿泊した富士山静養園の姉妹施設で、これ以上は望めない富士一望のロケーションです。両施設のオーナーでもある山本医師を始め森林研究の専門家が参加する本格的なツアーは参加前、参加中、終了後一ヶ月の脈拍数や自律神経の状態を測定します。参加した人の多くが普段から山登りなどで自然に親しんでいる行動変容の必要がない人たちのために、むしろ富士の麓の寒さと慣れない場所の緊張感から狙ったデータが取れないのではと余計な心配をしてしまいます。スマートウォッチを数日間使うとちょっとしたきっかけで心拍数が小刻みに変動していることは想像以上でした。毎朝の満員電車、ゆらぎのない閉鎖環境の仕事場、ストレスフルな人間関係など、サラリーマン時代に測定していたならその非人間的な生活の深刻さを物語っていたはずです。エビデンスによる証明を待つまでもなく、新月の夜空に輝く星と闇夜に浮かぶ黒富士を見ればストレスは劇的に下がり、幸福度は確実に増すのでしょう。

早期発見の嘘

一日一食生活になると体は快調になり、その結果は快便など目に見えて現れます。健康診断を受けることより毎日の便の変化に注意を払う方がはるかに有益だと思います。ガンなどの早期発見が欺瞞だと感じるのは、そもそも病気になることを前提にした制度だからです。戦後日本医師会に君臨し健康診断を導入した武見氏自身が漢方薬を常用し健康診断を受けなかったように、最初からまやかしだったのでしょう。多くの産業は恐怖を煽ることで洗脳し需要を拡大しますがその典型は製薬業界です。日本人の半分がガンになりガンは不治の病とのプロパガンダにより、人々は早期発見に希望をつなぎます。しかし、早期発見の嘘は進行した段階でなければガンが発見されないことです。発生メカニズムを知ればガンは防げないものでも不治の病でもないことは一部の常識です。治らない病気なのではなく、治っては困る人がいるだけでしょう。死にたくないという恐怖と美味しいものを食べたいという欲望はセットで産業の糧になります。野生動物である人間は本来の生活をすれば病気になることは稀なのですが、これまでもこれからも嘘が世界に拡散されるのでしょう。

動と動から静と静

昨夜は借りているスマートウォッチで、就寝時の心拍数や脈拍などの睡眠データを測定しました。人体は24時間365日ひとときも休まず動き続け、ごくわずかな心の動きや活動によって影響を受けることを理解しました。安静時の心拍数は52前後ですが、ゆっくりと起き上がっただけで瞬時に70を超えます。人体は外部の環境や内部の心の変化にかかわらず、体温、血糖、免疫などの身体の状態を一定に保つための生体恒常性を備えた驚異的な超精密機械だと思います。日中の活動なしに生きられないように、睡眠や夕刻以降の心穏やかに過ごす時間が大切で、健康の秘訣である規則正しい生活とは、この動と静のリズムをなるべく正確に刻むことでしょう。自分の体が健気にも日夜働き、わずかな心の動きに敏感に反応していることを知ると、体に負荷をかけ睡眠を浅くする暴飲暴食などできなくなりますし、ガンの主要な原因がストレスとされる理由も分かります。サラリーマン時代は動と動の生活で心と体が静まることがなく、引退すればやることがない静と静の生活では病気になるのも道理なのかもしれません。

寝過ぎなのに眠れない?

先日借りたスマートウォッチは、心拍数、脈拍数、睡眠データ、ストレス測定など様々なデータが取れるスグレモノです。その価格に躊躇はするものの、これがあると健康管理に便利だと思わせます。山に行く時、以前は軌跡や運動量が記録できるGPSウォッチを持ち、山頂まであと何メートルかを知ることは励みになりました。反面邪念が入り足元の一歩への集中が薄れ、ゴールが近づくとペースが乱れる原因にもなり、今は持ちません。人生は知らなくて良い情報、持たなくても良いモノ、食べなくても良い食品、付き合う必要のない人間関係など、いずれも心の平安を乱し執着を生むものに囲まれています。自分の眠りの状況を知りたいと思う反面、必ずしも良いことばかりではないと思います。改善する必要もないのに自分の眠りを良くしようとする新たな執着が生まれ、際限なく睡眠グッズやサプリを買うようになります。寝過ぎなのに眠れないと言って睡眠薬を飲むようなもので、結局メラトニン分泌を阻害して本当の不眠症になります。眠りに必要なのは自律神経バランスを崩さない生活と、暗くて静かな睡眠環境だけだと思います。

買い物は義務でなくなる

自宅から3kmほど離れたセブンイレブンに時々行きます。散歩のついでや自転車で行くのですが、目当ては店先に常設されるマルシェです。自店でトラックを持ち仕入れていて、売れ残りの野菜や果物なのかスーパーの半額程度と魅力的です。マルシェは客寄せで儲けを加味していないのか、あるいは本当に仕入れ価格が安いためか、当たり外れもあります。安さは旬の証でもあり悪いことばかりではありませんし、目利きが試される買い物は刺激的です。値段が安くそれ自体が魅力的である以上に、予期せず美味しいものに出会うと感動します。熟すほど栄養価が上がり食べ頃になるバナナなどは、むしろ時価で売られる見切り品の方に価値があります。昔は効率を考えて、いつでも買える品揃えと品質が保証されたスーパーで買い物を済ませましたが、食べる量が減ると自宅の小さな冷蔵庫に在庫が無くなると都度買うようになり、豆腐はここ、果物はここ、といった昔の商店街的な買い物に戻りました。買い物と運動を組み合わせれば遠くの店をバリエーションに加えることができ、少食にすれば買い物は義務でなく一種の楽しみに変わると思います。

判断力と体力だけ?

既定路線だったとは言え日本大学理事長の逮捕はやっとと言うべきでしょう。日本最大の総合大学トップの逮捕は深刻です。逮捕すれば政界との癒着を話すと凄んでいただけに困る関係者は少なくないのかもしれません。衣食足りて礼節を知る人は少数で、憎むべき人間の本性である金銭欲には際限がないのでしょう。多くの人が人生の目的は富を蓄えることと有名になることだと思っています。党幹部が失脚するお隣の国に限らず、西側諸国でも、企業を始めあらゆる組織において、人より優位に立ち支配しようとする卑劣な考えが蔓延しています。利権が巨大ゆえに悪魔に魂を売る人物がひとたび実権を握ればその排除は難しくなります。農業により食糧備蓄が可能になった時から富の偏在が始まり、その格差はもはや修正が効かないまでに拡大しました。日常の小さな幸せ以上の贅沢は望みませんが、欲の暴走を止められない世界はそれさえ許さない残酷な方向に向かっているように見えます。自分の身を自分で守る時代に入ると、お金すらセーフティネットではなくなります。最後に頼れるのは自分の判断力と体力だけかもしれません。

レジャーは人の行く裏に

仕事用に買った鞄は、日常から旅先、ランニングまで様々に使えるコンパクトでオールラウンドなバックパックです。これを試しに金曜日の夜は高尾山に行きました。日中は近づけないほどの人であふれかえる紅葉の季節の高尾山ですが、日没を過ぎるとトレイルで会う人はいません。昼間とは違う表情を見せる夜の森では、動物が動き出し刺激に満ちあふれています。五感をフル活用して周りの環境を楽しむ夜の山は、気分をリフレッシュするとともに集中力が研ぎ澄まされ本能が呼び起こされる感覚です。土曜日は半日登山、日曜日は近所の神社仏閣を散歩しました。感受性を働かせればいつでも行けてお金のかからないマイクロツーリズムはお買い得以上の価値を持つと思います。足元にある日常の幸せに気づかなければ遠くに行きお金を使うことで満たされた気分になります。観光産業はそのトリックが露見しないように、ことさらに日常がストレスに満ち、退屈で我慢を強いられるかを強調します。「人の行く裏に道あり花の山」は株式相場の格言ですが、他人と逆の行動をとらなくてはならない点はレジャーも同じでしょう。

お金を使うほど感受性は退化する?

昨日は山中湖に近い石割神社から日本二百名山の御正体山(1,681.6m)に登りました。大岩のミステリアスな御神体が鎮座する石割神社から往復16kmほどですが、前半はUTMFの、後半は道志村トレイルレースのコースとなる走れるルートのため、御正体山はぐんぐんと近づいてきます。古くから神の山として敬われてきた人影のない原生林のトレイルを往くのは、今の季節が最高に思えます。落ち葉のトレイルを走り抜けるのは最も手軽な気晴らしであり、気持ちがリセットされ、体調が良くなる最強のレジャーでしょう。自宅から一般道を使っても1時間半ほどで到達できる比較的近所の山域は、暑い季節には避けたい反面、これからの季節がいわばトップシーズンです。公共交通機関ほどのお金もかからないレジャーは思い立って出かけることができ、帰宅後半日を有効に使えます。半日常のレジャーには、わざわざ時間とお金を使って遠くまで行きたいと思わない魅力があります。それは少食により家の食事が美味しくなると外食の必要を感じないのに似ています。レジャーやグルメにお金を使うほど、むしろ感受性は退化するのかもしれません。

Translate »