星空と黒富士

昨日は田貫湖から長者ヶ岳(1,335.8m)に登り、11時から林野庁補助事業の富士山ヘルスツーリズムに参加しました。宿泊した日月倶楽部は7年前に宿泊した富士山静養園の姉妹施設で、これ以上は望めない富士一望のロケーションです。両施設のオーナーでもある山本医師を始め森林研究の専門家が参加する本格的なツアーは参加前、参加中、終了後一ヶ月の脈拍数や自律神経の状態を測定します。参加した人の多くが普段から山登りなどで自然に親しんでいる行動変容の必要がない人たちのために、むしろ富士の麓の寒さと慣れない場所の緊張感から狙ったデータが取れないのではと余計な心配をしてしまいます。スマートウォッチを数日間使うとちょっとしたきっかけで心拍数が小刻みに変動していることは想像以上でした。毎朝の満員電車、ゆらぎのない閉鎖環境の仕事場、ストレスフルな人間関係など、サラリーマン時代に測定していたならその非人間的な生活の深刻さを物語っていたはずです。エビデンスによる証明を待つまでもなく、新月の夜空に輝く星と闇夜に浮かぶ黒富士を見ればストレスは劇的に下がり、幸福度は確実に増すのでしょう。

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