
昨日はベンチャー企業支援を手がける一般社団法人MAKOTOのイベント「地方×宿泊業の可能性」に呼んでいただきました。当初定員を増やして開催されたイベントに、地方や宿泊業への関心の高さを感じました。懇親会でお話を伺うと多拠点居住や自然のなかでの仕事という考え方が、あながちぼくの独りよがりでないことを実感します。
会場の熱気からも自分の力で人生を切り開こうと考える人が増えていることは間違いないと思います。お金に依存する人生観が変わってきたことが背景にあると感じます。誰しもお金に不自由しない人生を望みますが、他方で安楽な人生では冒険する楽しみがなくなります。不老長寿を求めながら、一方で人生が無限なら苦痛に感じるのと同じでしょう。お金が必要だからこそ冒険に掻き立てられるのであって、そうした高揚感が幸せを感じさせてくれるのだと思います。写真は一昨日行った奥会津の早戸温泉「つるの湯」からの眺めです。
新甲子温泉から2時間弱のドライブで新潟県境に近い奥会津の豪雪地帯に行けます。昨日は三島町、金山町、昭和村とまわり、山深い集落に今も脈々と暮らしが引き継がれていることを感じました。交通インフラや移動手段がない時代の雪に閉ざされる集落での生活の辛苦を想像することはできません。
旅はつくづく真冬にするものだと思います。昨夜は奥会津の豪雪地帯、三島町にあるゲストハウスのソコカシコに泊まりました。会津宮下駅に近い古民家を改装した建物は随所にアートが感じられ、古くからある手の込んだ建具と改装により加えられた造形のコントラストが絶妙で、コタツのあるリビングには去りがたい居心地のよさがあります。雪の多い今年は今の時期でも冬景色が美しく、ときおり聞こえる只見線の音も旅情をかきたてます。
今日は会津の豪雪地帯として知られる三島町に行きました。そのもっとも山深い集落に伺いかんじき作りについてお話を伺いました。しんしんと降り続く雪は同じ福島県でも新甲子温泉とは別次元の積雪で、阿武隈源流の雪に慣れていても新鮮な感動があります。炭焼きや農業を中心とした集落へは町の中心部から10kmほど離れていますが、立派な道路が整備されライフラインが確保されています。




