日常生活におけるストレスの一つは銀行です。ゼロ金利の時代に手数料はきっちり徴収し、日常的に振り込む金額でさえ法外な制裁金を課す有人窓口に誘導します。オンライン取引の申し込みは何十年も前からしていますが、何度かアクセスできない不便さがトラウマとなり使わないままになっていました。昨日も銀行に行くと、ごく最近スマホに入れたはずのオンラインアプリとは別のアプリができていると言われる始末で食わず嫌いは悪化する一方です。われわれの親の世代がパソコン操作も覚束ない情報弱者1.0だとすると、パソコンは日常的に使っていてもスマホアレルギーのある自分などは情弱2.0でしょう。デジタルネイティブの娘の世代はドコモ店員並の手際のよさでスマホを操作し難解なオンライン取引や設定をあっという間に済ませます。コロナ禍を奇貨に銀行は有人店舗を一気に減らしオンライン化を進めるはずですが、使いにくいシステムを長年放置しながら情弱はすべて自己責任だから制裁金を課すという流れには抵抗があります。既存のデジタル化は生産性向上に寄与しておらず、本当の情弱はまともなシステム構築を怠ったこれらの企業でしょう。
お知らせ
罪深いマスメディア
平均的な同年輩より運動をする機会は多い方だと思いますが、それでもしばらく山に行かないと運動後の筋肉痛などにより体が劣化することを感じます。新型コロナによる好ましい影響は多くの人が健康管理に留意し、ウィルス干渉もあって風邪やインフルエンザが激減したことですが、一方で問題なのが自粛によるフィジカルとメンタルへの悪影響です。自粛の強要は外出の機会を奪い、重症化すると脅された高齢者は屋内に閉じ込められ自ずと運動量が低下します。太陽光を浴びての運動ができないと筋力低下などにより免疫力は低下し、免疫力の衰えた人はウィルス疾患の犠牲になります。家にいればテレビを見てしまい、与えられた情報を鵜呑みにすると気持ちが暗くなりメンタルの悪化がさらに免疫力を低下させ感染者を増やします。露出機会を増やそうとする政治家やタレント化する感染症学者がテレビに出るために一層危機を煽る悪循環を止めることが必要でしょう。リスクを過大評価し不安な情報ほど気にかける人間の習性を利用して、一方の情報しか伝えず恐怖を煽るマスメディアの罪は深いと思います。
陰謀論ではなく世論
「トランプ大統領は勝利した」という公式文書のナバロ・レポートが14日に公開されたのに続き、米連邦議事堂襲撃事件の容疑者として左翼活動家らが逮捕され、オバマゲートの機密文書公開、バチカンを始め各地に広がる停電と不穏な動きが世界に広がり始めました。無観客の就任式は空前絶後の8,000万票を獲得した割には人気のないバイデンにふさわしいものでしょう。マスメディアを軽信する日本では感染爆発の危機だけが報道されますが、世界ではより大きなうねりが起こり、良くも悪くも2021年は1月20日を契機に世界を変える歯車が回り始めると思います。就任式が正常に行われることを疑問視する声も出始めました。欺瞞と思惑が交差し何が真実なのか分かりにくい政治の世界に関心はありませんでしたが、日々中共の脅威にさらされる今は米国の大統領選挙に関心を持たずにはいられません。日本でもトランプ支持者は陰謀論者のレッテルを貼られますが、一部の民主党支持者も含め国民の4割が不正選挙を疑っている事実は世論に他ならないと思います。
冷蔵庫ダイエット
仮住まい用の小さな冷蔵庫を昨年の5月から暫定的に使っていましたが、結局買い替えることなく今に至っています。頻繁にホームパーティーでも開かない限り家族3人なら単身者用の冷蔵庫で困ることはありません。メーカー主導の大容量化は25%とされる冷蔵庫内の食品廃棄につながっています。以前使っていた400Lの冷蔵庫も実際に稼働していたのはおそらく3分の1程度で、残りの容量は死蔵食品を捨てる日まで保管していたに過ぎません。過剰に買うことがなくなり今や170Lの冷蔵庫でさえゆったり食品が収納され、食べ物を大切に扱うようになり在庫を確実に把握できるので食品廃棄はなくなりました。肥満を防ぐ最良の方法は身近に食べ物を置かないことで、この数年体重が安定している理由の一つだと思います。3人とラブラドールで住んでいた仮住まいも35平米しかなく、自動車も6年前に排気量が4分の1になりましたが同様に困ることはありません。大量消費を牽引してきた生活の拡張は執着を拡張させ欲望が再生産されただけだったのでしょう。
愚かなポリコレ
歴史の教訓の一つは重要な変化は人々が気づかないうちに進むことだと思います。マスメディアやGAFAがあからさまな言論封殺を行う社会にわれわれは生きています。民主主義が成立するためには多様な意見に触れる表現の自由が必要ですが、耳にするのは伝え手に都合の良い言葉です。連日垂れ流される新型コロナ報道を見ているうちに大変なことが起こっていると人々は信じるようになり、メディアが誘導した世論に突き動かされた政治は、科学的根拠のない愚策に走ります。伝え手の意図通りに話す専門家や御用学者が語る権威を盲信させ不安を煽るやり方はいつか来た道です。福岡の市長など一部の例外を除いて数字に基づく論理的な説明をする政治家はおらず、不安を煽り思考力を奪う愚民政策は成功しているように見えます。かつて大宅壮一氏は、テレビばかり見て人間の想像力や思考力を低下させる一億総白痴化を問題視しましたが、現代のSNSも同様です。アメリカでもポリコレによる深刻な分断が進みますが、天から与えられた判断能力を使わない愚かな行為だと思います。
反逆によるイノベーション
GoToトラベル犯人説とともに責任をかぶせられた飲食店の昨年の倒産件数は過去最高と伝えられます。一方で株価は依然好調ですが、見方を変えると打撃を受けている外食や旅行関連産業は経済にとってそれほど大きな影響がなかったことになります。無責任な言い方が許されるなら日本の低い生産性の足かせとなってきたこれらのサービス産業にイノベーションが起きる機会が訪れるかもしれません。ホスピタリティ産業のイノベーションは1980年代のアメリカのように不況期に生じており、捉えようによって災いは好転するのでしょう。国土を焦土にされた日本とドイツが戦後の世界経済を牽引したように、どれほど状況が悲惨でも好ましい面を見出すことはできます。GAFAなどのビッグテックのイノベーションが技術的に引き起こされたのに対して、ホスピタリティ産業のイノベーションは発想の転換であり、その出発点は現状のコモディティに対するある種の怒りです。多くの場合、二つ以上の業界が交差する場所でイノベーションは起こり、業界論理を無批判に受け入れない反逆的態度が必要なのでしょう。
能動的な体内浄化
年末年始に溜め込んだ未消化物と老廃物を燃焼させるために断食中の週末は西岳に登りました。正月の食べ続ける生活は、高速道路を走り続けるとスピード感覚が失われるのと同じで食欲は鈍感になり過剰に食べるようになります。断食後に普段よりはるかに少ない量で満たされるのは脳が正常な感覚を取り戻し敏感で繊細な本来の食欲に戻るからだと思います。断食は害の少ない手軽な体内浄化の方法ですが、あくまでも受動的なものです。これに中強度の運動を加えると浄化は能動的なものになり効果を増します。不摂生の体から4、5kg体重を落とすだけなら2日もあれば十分で、早起きと温かい布団から抜け出すちょっとした覚悟だけで早朝の無類の清々しさも手に入れることができます。いくつもの鹿の群れが静寂な森を渡っていき4頭の親子が興味有り気にこちらの様子を伺っています。大型動物を間近で頻繁に見られるのはこの季節だけでしょう。登山口で氷点下10度と冷え込む朝は、体を暖めるまでに600mほど高度を上げる必要があり、この頃にはトレイルを雪が覆い始め心まで浄化してくれます。
イノベーションは女性が起こす
週末に妻が八ヶ岳の山中で野営をしていて、麓でさえ氷点下10度を下回る日に超楽しい!と言うその気が知れません。しかしトレイルランニングも始めたのは妻が先で、山を走るなんて信じられないと言っていたのに、結局その世界に引き込まれました。概して男性の消費行動は保守的で一度気に入ったものを継続して購入するとされますが、女性は新しい商品を試すことを好む傾向があります。「女性は挑戦的だから」と言って新しいトライに踏み出さなければ心の老化はすでに始まっているのでしょう。心が老いれば体も老います。「戦争は変革の触媒」と言われますが戦後起きたイノベーションの恩恵に安住し、非生産的で予測可能な社内利権にかまけて挑戦しなくなった日本の男のだらしなさが平成以降の閉塞感の原因のような気がします。自分を変え新しいことに踏み出す前向きな気持ちこそが社会を進歩させ自分を成長させるはずです。女性活用の推進は納税者を増やしたい政府のご都合施策のようですが、最大の効果は社会にイノベーションを起こすことなのかもしれません。
食欲を抑えるなど無理!
正月の不摂生に帳尻をあわせるため昨日は食事を抜きました。最初から食べ過ぎなければ良いだけですが、程よいところで食欲を止められない理由は脳が遠い時代の飢餓の記憶に支配されているからです。食欲の多くは体が欲するものではなく心が欲しています。低血糖を過度に恐れる脳のデフォルトが空腹状態なのに対して、体は常に食べ過ぎで未消化物と蓄積され過ぎた脂肪による悪影響が現代病を生み出します。食事をしたりしなかったりという不規則性が消化器系に悪影響を及ぼすと警鐘を鳴らす専門家もいますが、そもそも人体は不規則に食べることが正常であり、規則正しい食事こそが人類史の異常事態です。間欠的断食は体を軽くするだけではなく食べることのありがたみを思い出させ、自ずと節制が効くようになります。最大のメリットは長寿遺伝子を活性化するもっとも現実的な方法であることです。飽食時代に生きる現代人にとって一度目覚めた食欲を抑えるなど崇高な宗教家でもない限り無理でしょう。食べ過ぎを常に奨励する脳を正気に戻す効果的な方法が時々行う断食だと思います。
自宅がパワースポット
我慢の年末年始が終わり盛り上がらない三連休が始まりました。終わりの見えない自粛に観光地の悲鳴が聞こえるようです。マスメディアを軽信してテレビに映ったものを信じる習性がある日本では、経済を破壊する自粛に異論を唱えることは許されません。あえて良い面に目を向けるなら静かに過ごす週末は望ましい時間です。モンキーマインドと呼ばれる雑念の洪水を遠ざけることで脳は本来の集中力や創造性を発揮できると思います。テレビは見ませんが、You Tubeやアマゾンプライムの動画のデバイスとなるパソコンやスマホを遠ざければ自宅でさえパワースポットになります。失われたものを取り戻し本来の純粋な自分に還る時間こそが休日の役割でしょう。リゾートの語源はフランス語のsortirにreがついて「再び出かける」という意味のようですが、自分はre+sort、本来の自分に「並べ替える」と意訳しています。深い心の静寂こそが自分の本質であり、日常生活を離れた外的刺激のない神聖な場所に身を置くことで自分自身と世界のありように気づくきっかけになると思います。