昨日は腰痛対策でドクターストレッチに行きました。整形外科に行くとブロック注射などを勧められますが、根治療法を考えると自分の場合は硬い筋肉を緩めるストレッチが適切だと思います。初回料金こそ安いものの、60分の施術は8,910円と気安く通える金額ではありません。鍼灸1時間が5,500円であるのと比べても高いですが、重要なのは費用対効果です。施術後腰痛が幾分和らぎ、体が軽くなった効用を考えると妥当かもしれません。専門知識の不要なダイエットなら自分一人でできますが、体への理解が必要でインナーマッスルに届く施術を行うには、トレーナーの存在が欠かせないと感じます。注射や鍼灸は即効性があっても根治は難しく、長年の悪い姿勢などにより蓄積された痛みは、時間をかけて解消するしかないと思います。
使わなければ委縮する
本が読みにくくなったと感じていたので、昨日は眼科に行きました。視力検査をすると両目とも裸眼で1.5あり、「これだけ遠くが見えるなら近くが見えづらいのは当然」と医師は言います。自分でも半信半疑ですが、甲子高原の山中で1年ほど暮らすうちに0.2から1.2に視力が改善し、免許の条件から眼鏡等が消えました。都会人の多くは視力を補正しないと生活ができませんが、人間の目はもともと良かったはずで、モンゴルのような大平原に暮らす住民なら何kmも先まで見通すことができます。人体のあらゆる生理機能は、使わなければ廃用性萎縮が起こり衰えます。肉体労働が減った現代人が運動不足に陥り様々な病気を招いたように、受動的な娯楽を与えられて思考しなくなった脳の容量は低下傾向にあります。科学の進歩によって平穏無事で安静な暮らしが続くことが、緩慢な自殺につながるとは皮肉なものです。
攻撃は最大の防御
秋風を感じる季節になり、空を見上げ自然の風が頬をなでると平穏な幸せを感じます。災害の多い日本ですが、紛争の絶えない世界が嘘のような平和が保たれていることを、真剣に考えるべきでしょう。ロシア・ウクライナ戦争の戦局を変えた、ウクライナ軍によるクルスク侵攻は、戦史に残る作戦だと思います。限られた兵力を戦線から離脱させクルスクに投入した賭けは、圧倒的に不利な状況を逆転させた、朝鮮戦争における仁川上陸作戦と並ぶ評価を後世はするかもしれません。洋の東西を問わず「攻撃は最大の防御」とされますが、ウクライナによる奇襲は、ロシア経済そのものをじわじわと締め上げているように見えます。モスクワ周辺のエネルギー関連施設への大規模なドローン攻撃に対し、対空火器が前線に出払ったロシアは有効な防御ができていないようです。「攻撃は最大の防御」は、ビジネスの世界だけであってほしいと願います。
安易に大金を投じる時代
どこにも出かけない週末はNetflixを見ます。現代のアメリカを背景としたビジネス系のドラマが好きですが、無為に思える時間の唯一の救いは、英語に耳が慣れることです。勉強も仕事も楽しく継続できることが重要で、娯楽でありながら教育として機能するエデュテインメントは裾野の広い産業領域だと思います。エデュテイメントという言葉を最初に聞いたのは、新日本製鐵八幡製鐵所の遊休地に、今はなきスペースワールドが計画された頃です。まだ工事が始まる前の広大な敷地を訪れたことがありますが、土地とは無関係の宇宙をテーマにするより、巨大な高炉や専用鉄道を生かした今でいう産業遺産として整備し、商業施設を中心としたリゾート施設にした方が歴史との連続性を感じることができると思いました。バブルの頃は深く考えることもせず、安易に大金を投じる時代だったことを思い出します。
成長しなかった経済
先日妻と娘がトルコの空港で入ったバーガーキングのカード請求は8,000円を超えたといいます。娘が食べたのはキッズサイズでしたが一人分が4,000円もして、日本なら贅沢な食事ができます。日本ではコストプッシュ型の値上げが相次ぎましたが、それでも世界の物価の優等生です。世界中からやって来たインバウンド客が、飲食店や100円ショップで、値段の安さに驚きの声を上げるのも当然でしょう。日本人は失われた30年を自虐的にとらえますが、成長しなかった経済のおかげで暮らしやすは世界トップクラスと言えます。食事は健康的で、最強かつ最安値のサプリメントと言える納豆が身近にあり、世界中の人々が羨望する様々なキノコ類を年中手に入れることができます。人口が減ることを世間は悲観しますが、世界最大の都市圏を持ち人口密度は世界トップクラスです。日本人は恵まれた面に目を向けるべきなのでしょう。
最も安い腰痛治療
オムロンの低周波治療器を買いました。腰痛専門医を転々とした後、腰痛専門の鍼灸師の施術を受けましたが、当日は調子が良くても翌日には元の痛みが戻ってきます。長年の腰痛が簡単に消えるとも思えず、長期戦に備えての投資です。いつでも治療できる製品が鍼灸治療1回分の6,800円で買えるのは、最も安い腰痛治療と言えそうです。かつての医療常識は何度も塗り替えられましたし、85%が原因不明の非特異的腰痛の場合、医者の助言には期待が持てません。ストレッチなど腰が気持ち良いと感じることはとりあえず何でもやる方針で、自分の直観を信じます。低周波治療器の使用は15分が目安と書かれますが、運転中も外出中も寝ているときも座っているときも、最強に近い刺激を与えています。一度だけツボに入り過ぎて痛みが増したこともありましたが、当面副作用を感じることはなく、しばらく人体実験を続けることにします。
サプリを飲み続ける人生
血液栄養解析を受けました。保険適用外の2万円は法外に見えますが、アンチエイジング界のカリスマと直接話せることに価値を見出すかどうかだと思います。ショックを受けたのはビタミンDとEPAの欠乏を指摘されたことで、食生活においてこの二つは最も重視していました。数値の改善にはサプリメントが最良との助言は、素直に受け入れることができません。サプリは基本的に毒だと思っているので、栄養解析は商品を売るための方便にさえ見えます。米国統合医療界のスーパースターだったアンドリュー・ワイルも、熱心にサプリを売るようになりファンの一部が離れました。工業製品なしに人類は何百万年も進化してきたことを考えると、サプリでしか補正できないような数値の正当性を疑いたくもなります。カリスマ曰く、正常数値になるとガンが半減するとのことですが、数値ばかりを気にしてサプリを飲み続ける人生などまっぴらです。
運転の主体性
昨日は、古民家に置いていたN-VANを取りに白河に行きました。1月半ぶりにマニュアル車を運転すると、オートマの調子で停車するときにクラッチを切り忘れそうになり、ぼんやり運転することを許してくれません。今もマニュアル車をラインナップするマツダが、手と両足を連係させるMTの操作には認知症予防効果があると主張するのも納得できます。ギアの操作をすることで車の運転は能動的な身体活動となり、飛躍的に楽しくなります。小気味好くシフトアップしながら加速すると、それが660ccであれ生きている喜びさえ感じます。ここにきて、内燃焼機関は改めて存在感を示すようになりましたが、脳を活性化し車を操る楽しさをもたらすMTも復権してほしいものです。安楽さと引き換えに失った運転の主体性こそが、若者が車から離れるようになった理由の一つかもしれません。
愛着を超えた敬愛
結局フィアットはエンジン始動の目途がたたず、手離すことにしました。写真のサーブ96は言うに及ばず、隣の512BBと比べてもわずか10年しか走っていないことを考えるとやりきれません。腰まで雪が積もる甲子高原の氷点下15度の世界を、ともに乗り越えてきた欠かすことのできない仕事のパートナーを失うことは大きな痛手です。雪道での走破性、移動コストが気にならない燃費の良さ、小さいのに5人と犬が乗れるスペースユーティリティの高さ、運転することの楽しさを、最低価格の大衆車が実現していることは、もはや愛着を超えた敬愛に値します。生涯を共にするにふさわしい伴侶の予感がしていただけに、今後とも傷心を癒す車が現れることはないでしょう。当面の後継車は4月に買ったN-VANですが、とくに愛着の強い車の場合、住めば都は成立しない気がします。
加齢が原因という悪魔の信念
最近の関心事はもっぱら腰痛対策です。加齢が原因の一つであることは認めざるを得ませんが、日常的な腰の動かし方やメンテナンス次第でQOLを改善し、以前の生活を取り戻す余地は十分にあると思います。腰痛との付き合いは10年ほどになりますが、本格的に対策を始めたのは最近です。良くも悪くも医者を全般的に信頼する傾向の強い日本では、治療は人任せです。他方、米国の病院には図書館が併設され、患者が学ぶことを奨励しており、今さらながら腰痛本を読み漁るようになりました。重要なことは健康を取り戻したときの喜びをイメージすることだと思います。以前のようにトレランレースの感動も味わいたいし、個人的に高まってきたバイク熱もモチベーションの一つです。健康を取り戻すには、一部の医者が宣告する「加齢が原因」という悪魔の信念を受け入れず、運気を下げる医者や治療家とは付き合わないことかもしれません。