本が読みにくくなったと感じていたので、昨日は眼科に行きました。視力検査をすると両目とも裸眼で1.5あり、「これだけ遠くが見えるなら近くが見えづらいのは当然」と医師は言います。自分でも半信半疑ですが、甲子高原の山中で1年ほど暮らすうちに0.2から1.2に視力が改善し、免許の条件から眼鏡等が消えました。都会人の多くは視力を補正しないと生活ができませんが、人間の目はもともと良かったはずで、モンゴルのような大平原に暮らす住民なら何kmも先まで見通すことができます。人体のあらゆる生理機能は、使わなければ廃用性萎縮が起こり衰えます。肉体労働が減った現代人が運動不足に陥り様々な病気を招いたように、受動的な娯楽を与えられて思考しなくなった脳の容量は低下傾向にあります。科学の進歩によって平穏無事で安静な暮らしが続くことが、緩慢な自殺につながるとは皮肉なものです。