


感動の正体とは実際に遭遇する体験と期待のギャップの大きさだと思います。その点で先日行った鹿沼市の岩戸神社は、最近最も感動した神社です。低山の登山口を探すなかで見つけた神社ですが、鳥居をくぐり拝殿の背後にそびえたつ大神宮岩戸と呼ばれる岩窟を見上げた時は、凄いという言葉しか出ません。年末に行った三重県の花の窟神社(はなのいわや)も巨大な磐座を御神体としますが、より荒々しく自然と一体となる古代祭祀の空気を追体験できます。早朝の参拝は強いエネルギーを感じ、精神が浄化され、直感力が研ぎ澄まされるような気がします。天和元年(1681年)の同じ日に、この里の二人の夢枕に神が現れ「岩戸に宮社を建立すべし」と告げたことが神社の始まりとされます。原初的な神社は聖なる自然と俗世界の結界であり、巨大な磐座の前に立つと人は畏怖するしかなく、異世界への入り口のように見えます。















