贅沢は工夫次第


昨日乗った東九フェリーは、10年前の2月に高知竜馬マラソンに出た時も乗りました。二段ベッドは個室化が進み、ラウンジはよりプライベート感のあるブース席になり、浴室にもバージョンアップが見られます。トラックの運転手不足からモーダルシフトが進むなか、フェリーの収益は物流が中心でしょうから、華やかさはありませんが旅に豪華さは不要だと思います。人は豪華さに魅かれ、豪華客船、豪華列車に憧れますが、それは商業主義に洗脳された証かもしれません。船内の展望浴室はいつも空いていて、大海原を眺めながらの入浴は贅沢ですし、東京湾に入り穏やかな鏡のような海面に反射した月の道を見ながら、窓際席でパソコン仕事をすることも贅沢です。豪華とは付加価値を生むための方便ですが、贅沢は必ずしもお金を必要としません。山頂で飲むインスタントコーヒーと同じで、豪華ではなくても時間を贅沢に使うのは工夫次第でしょう。

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