
腰痛治療に通ったドクターストレッチを止めたのは、改善効果を体感できなくなったからです。よかったのは、自分が主体的に腰痛対策を考え始めたことです。85%が原因を特定できない非特異的腰痛ですから、一つの方法で治すことには無理があるのかもしれません。米国の一部の病院では、患者が病気について学ぶことを奨励しますが、日本では何も知らずに言いなりになる患者が好まれます。以前行った整形外科では、レントゲン写真を見ながら骨の異常を指摘され、生涯治らないと言われました。しかし欧米では、骨の異常が直接の腰痛原因ではないとして、画像検査を積極的に行うことに疑問が呈されています。オーストラリアでは政府のキャンペーンによって、人々が積極的に腰を動かすようになり腰痛による医療費を15%以上減らしたと言います。腰痛に対する不安や恐怖の心理的ストレスが、腰痛を引き起こしているのかもしれません。
お知らせ
一人健康週間

妻と娘がスペインに行き、一人健康週間を始めました。以前なら、普段は妻が用意してくれる食事をどうするかが問題でした。人生に後悔があるとすれば、いい年になるまで自炊をしなかったことと、食べないという選択肢に気づかなかったことです。健康週間は毎回テーマがあり、今回は血管のメンテナンスをします。血管に良い食べ物はたくさんありますが、効果的なのは断食によってエネルギー源を絶ち、動脈の内壁についた脂肪のプラークを燃焼させることだと思います。デトックスと言えば汗や尿のように体から排泄することを想像しますが、最良の方法は兵糧攻めにより体内で老廃物を燃やし尽くすことです。食べる機会を減らし、運動で血流を上げ、深呼吸でリラックスするだけで血管のメンテナンスになり、肌艶も良くなります。血管に良いことは健康全般によく、逆に免疫力を上げることや美容に良いことも、血管に良いのだと思います。
ビジネス界の巨頭による社会実験

トランプ政権に世界は翻弄され、良くも悪くも超大国アメリカの復権を印象づけます。ポリコレと弱者救済で国を停滞させたバイデンと、自国経済優先のためには手段を択ばないトランプを見ていると、良し悪しの問題ではなくブレ幅が大きいアメリカ人の気質を感じます。ウクライナ停戦とUSAID解体に始まるDOGE省の破壊的リストラが話題になりますが、日本でも消費税を相殺するぐらいのムダはすぐに見つかるはずです。しかし、それを阻む利権集団があらゆる場所に巣食い、マスコミや言論界、税制優遇を受ける財界を支配するために改革は困難です。経済一流・政治二流と言われる日本ですが、30年もの時間を奪われ生活の苦しくなった日本人にとっても、トランプとマスクというビジネス界の巨頭による政治改革の社会実験は痛快です。二年後の中間選挙が今から注目されます。
宿泊産業本来の姿

一部地域における宿泊施設の値上げが問題になりますが、インバウンドの急増ばかりが理由ではなく、急騰する建設費が影響していると思います。バジェットホテルにおいて、にわかにトレーラー型のホテルが増えているのもその影響でしょう。建設コストは、以前ホテルを開発していた頃の2、3倍という異常な状態にあります。初期投資をいかに下げるか考える上で、高知市内でホステルや一棟貸宿泊施設を運営するとまり木が開発したmimoroは、その解決策になりうるかもしれません。香川県さぬき市の、人口10人に満たない北山集落の耕作放棄地に建てられた3棟は、テント以上コテージ未満の修繕も容易なローコスト建築で、もはやキャンプに近く、日本型グランピング施設と言えそうです。専ら周辺の自然をアピールし、周辺環境に寄生する宿泊産業本来の姿に戻っているように見えます。将来的な住宅転用を意図している点も注目に値します。
IKIGAI

理容師として働く栃木県の箱石シツイ氏が、世界最高齢の現役女性理容師としてギネス記録に認定されました。14歳の時に東京都内の理髪店に弟子入りし、108歳115日での偉業ですが、「110歳まで頑張る」という言葉の通り、写真を見るといかにも元気そうです。戦争で夫を亡くし若い時から苦労の連続だったそうですが、元気の秘訣は毎日行う30項目の体操と、健康のために食べる食事とのことです。翻って現代人の生活はみると、体をあまり動かさず、欲望のために食べ、早く現役仕事を引退したいと考えます。茂木健一郎氏の著書『IKIGAI』は30か国以上の国で出版され、効率や利潤の追求とは異なる日本人独自の価値観や生活習慣が、長寿や幸福感の源泉として注目されました。94年も仕事を続ける自分の中のこだわり、他者や社会とつながる仕事、持続可能な生活、日常の中の些細な喜びが持続的な生きがいを育み、豊かな人生を送れるのでしょう。
スマホアレルギー

半年ほど毎週通ったドクターストレッチに行くのを止めました。トレーナーの施術は一定の効果があり、コールセンターの接客スキルも高く、センターと店舗の連携もよく高度なCRMが構築されていることを想像させます。商品に不満はないのですが、問題は買っていた回数券がLINEアプリの決済に変わったことです。最初は店舗で入力を始めたものの、極度のスマホアレルギーでメールアドレスの入力にも時間がかかり、家に帰って続きをすることにしました。しかし今度はエラーが続出し決済情報の画面にたどり着けず、本末転倒ですが退会することにしました。アプリのバグを疑っているのですが、せめてシステムが安定するまでは他の手段を用意すべきだと思います。始めた当初は腰痛緩和の効果を感じたのですが、この一月ほどは改善が見られなくなり、今後はピラティスやホットヨガなども試したいと思います。
誰もが起こしうる事故




昨日は近所の世田谷線の線路に乗用車が侵入し、世田谷線が止まりました。のどかな路面電車とは言え、3時間も止めてしまえば膨大な金額の損害賠償を請求されるはずですが、現場は至ってのどかな雰囲気です。乗用車は目の前の駐車場からバックで道路に出る際に、ペダルを踏み間違えたのだと想像されますが、駐車場の入り口がクランク状のため、体をねじった状態で軸がずれてしまえば、踏み間違えは起こりえます。他方で振替輸送費や運休損害に関する営業補償は、通常の対物賠償保険ではカバーされず、数千万の請求を自腹で払わされる可能性があります。間が悪いことに、この場所は1年ほど防護柵がなくロープが張られていたために、鉄道会社側にもリスクマネジメント上の責任の一端があるのかもしれません。誰もが起こしうる事故で自己破産しかねない恐ろしさを実感しました。
石を通して古代とつながる

石風呂にはまったきっかけは、昨年11月に長崎県のドーム式石室サウナに行ったことです。松の木が松明のように燃やされ、150℃を超える原始的なサウナは、人類とサウナの長い歴史を想像させます。創業者がソウルで体験した、スッカマ(炭窯)と呼ばれる韓国伝統の古式サウナをモチーフにしています。1月に訪れた山口県岸見の石風呂や阿弥陀寺の石風呂の衝撃は、皮脂腺から出ると思われる普段とは違う大量の汗と冷えない体です。石風呂と北欧のスモークサウナは同じ構造で、キングオブサウナと呼ばれる理由がこの時初めて分かりました。大分や愛媛、香川にも遠征し、人知れず山中に埋もれる岩窟に作られた石風呂を見ていると、1,300年の時を超えて古代の暮らしとつながれる気がしました。ピラミッドや磐座信仰がそうであるように、数千年の時を超えて古代の知識を受け継ぐ方法は、石を通して行う以外にないのかもしれません。
イメージだけを消費している

予想できたことですが、ジムニーのロングボディー・5ドアのノマドが発売4日で3.5年分のバックオーダーを抱え販売停止になりました。ジムニーが気になる存在なのは、プロユースに耐える圧倒的な走破力にあります。メルセデスベンツGクラスを小さくしたようなスクエアな外観も人気の理由ですが、大きく重くなった車体の走破性は低下しているはずです。人気を誇るトヨタのランドクルーザーもその卓越した信頼性から、紛争地帯の極限の環境下で酷使される軍用車に転用されるほどのスパルタンさが魅力です。しかし、これらの車を買う人の大半はそのようなタフな使い方をすることはなく、ジャーナリストを集めてこれみよがしに誇示するオフロード性能も、見せかけほどにはたいしたことがありません。結局、人は使いもしない機能のためにお金を払い、イメージだけを消費しているのかもしれません。
調査旅行のパートナー

N-VANは昨年後半から月5千kmペースで距離を重ね、今年に入って1万km以上走りました。走行距離が伸びる理由は、石風呂のフィールド調査に中四国・九州方面に出かけるからです。かつて瀬戸内一帯にその数が数百とも数千とも言われる石風呂が存在しましたが、今やその大半は人知れず山中に埋もれています。これらの遺構を訪ねる旅は秘境への冒険旅行の趣があり、たどり着くための険しく狭い道は軽規格の車幅が有利に働きます。Googleマップはドライバーの運転傾向だけではなく、車の種類まで理解しているのか、時々小型のトラクターしか通れないような近道を案内します。また目的地付近に駐車スペースがない場合も多く、そんな時でも軽規格の外寸は他車の通行を妨げずに身を隠すことができます。他方で全高は車内で楽に着替えができるほど広く、仮眠や休憩にも最適で、調査旅行の最高のパートナーです。