40リットルを飲み込むストーブのアメリカ車

今私が暮らしている新甲子温泉を「田舎に暮らしている」と表現することが多いのですが、その意味するところはユニークさです。都会より優れた点も多いですし、15分で都会的かつ温暖な白河の街に出られることはいいところ取りができる、好立地だと思っています。なんといっても最大のユニークさは自然環境の素晴らしさです。まさに山の天気で、自然の穏やかさと厳しさを身近に体感することができます。

昨日の昼までは暖かく快晴の穏やかな陽気だったのですが、午後からは雪が降り始め、今朝は地吹雪で、温泉浴場前の樹高15メートルほどのブナの大木が、唸りをあげてヤナギのように揺れるさまは恐怖を感じます。吹き上げられた雪で視界が真っ白になり、離れの建物にあたり自動車の風洞実験室のようです。今朝はフィアットのドアも凍りついて開かず、ホテル前の国道の路面も凍結して、冬用タイヤを履いたトラックがさらに金属チェーンをつけています。

今朝は館内で火災警報が鳴りました。原因はジェットヒーターです。昨日は事務所の塗り壁を職人さんに塗ってもらったのですが、寒さで手が震えないようにジェットヒーターを使っています。自動車業界で言えばかつてのV8全盛期のアメリカ車で、1日に40リットルの灯油を飲み込む職人さんの味方なのです。

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