
昨日は冬の書斎となるコタツを3台買いました。コタツは1時間数円の電気代で省エネな上に懐かしく心も温かくなります。しかし今朝の新甲子温泉は半袖でも寒くない気候です。ラブラドールと2kmの源流の遊歩道を歩くと、帰る頃には心も体も仕事に向かう準備ができます。剣桂神社で手を合わせて心を鎮め、冷気を感じる源流沿いの遊歩道で新鮮な空気を全身に送り、トレイルに積もった落ち葉の柔らかい感覚が心をほぐし、最後に標高差80mの渓谷を一気に登ると体中の血流が促され体調が整います。
最高の体と心で仕事にのぞむことが仕事の生産性を高め、自律神経バランスが整う午前10時頃に向けて集中的に仕事ができます。こちらでは朝が早く大工さんはいつも6時前には来ていましたし、今朝の電力会社による木々の伐採作業は7時前から始まります。企業と話していても朝一番の打ち合わせは8時頃を意味します。遅くとも8時には仕事を始めて午前中に最高のパフォーマンスを引き出すことが仕事の質を高めますので、夜の娯楽がない自然のなかでの仕事こそが最高の環境だと思います。


今朝の新甲子温泉は暖かな晴天で、夜明け前は月と星がきれいに見えました。昨日はトレイルレースのハセツネが開催されました。一年前のレースでは水がなくなり苦しんだのですが、レースを終わってみると美化されて楽しい思い出になります。それゆえ人は望んでまた苦しいレースに出るのだと思います。こうした辛いのにいやな思い出にならないメカニズムは、おそらく脳内麻薬の作用だと思います。人間の限界が近づくと分泌される神経伝達物質により鎮痛効果や気分の高揚・幸福感などが得られるからでしょう。苦難に立ち向かう高揚感はどこか麻薬的な魅力があります。加えて、ストレスに対するチャレンジを繰り返していると、脳はストレスの反応を有益なものだと予測するようになり、寿命を左右するテロメアを慢性的ストレスから守るそうです。
昨日の夕方は那須湯元温泉の鹿の湯に行きました。ここでは山と温泉が唯一の娯楽ですが、さしてお金もかかりません。17時頃には高温浴槽の回りを固めていたレジェンドが帰りますので、夕方以降の鹿の湯は浴槽を独り占めできます。レジェンドのなかでも最古参と思われる84歳の男性と話しました。昭和50年代から那須に家を持ち、年間200日は那須でゴルフや温泉、残りは東京で仕事をしているそうで、まさにぼくが理想とする働き方です。実際に鹿の湯の高温浴でがんの進行が止まった人や、歩けなかった人が歩けるようになる姿を見てきたといいます。ぼくも効能はいくつか実感していて、肌あれは治りますし、パエリア作りで火傷をしたあとも早く治ります。何より高温浴槽は脳が快感ならしく、身を沈めるなり思わず声が出ます。交感神経が高まるらしく帰路の那須甲子道路ではいつもより運転がハイペースになります。


