冬はもう目の前

今朝の新甲子温泉は日が時折姿を見せるものの肌寒い朝です。甲子のシンボルである旭岳の山腹が紅葉に染まっているのが見えます。この季節になると温泉の湯温が下がり長時間の入浴が楽しめるようになります。昨夜は月明かりで温泉から見るブナの森が青白く照らし出され幻想的でした。森の木々の葉が散り、温泉から那須連山を望めるようになりました。積雪で白く染まった那須連山に美しいモルゲンロートが現れる季節もそう遠くありません。

気候変動の影響か年々春と秋がなくなっていくような気がします。昔なら気候がゆるやかに移り、春や秋を楽しめた記憶がありますが、今は夏が終わったと思ったら晩秋の風情で冬は目前です。

1年間新甲子温泉で暮らしてみて、一番好きな季節をひとつ選ぶなら、森が一気に生命の息吹に包まれる新緑の初夏です。今年はその時期に初めて花粉症を発症しなかったことも大きな理由です。しかし冬も大好きで、寒いだけの東京と違い、阿武隈源流の森は神秘的な静寂の張り詰めた空気に包まれます。

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