労働の全体性

仕事のオンとオフを分けない生活を始めてから1年が経ちます。明確なオンもなければ、海外で休暇を過ごすようなオフもありません。仕事に飽きれば山や阿武隈源流、温泉に行きますので、仕事のオンを意識することがありません。

政府が掲げる一億総活躍社会の実現に向けた「働き方改革」が話題になりますが、それは労働時間の削減といった枝葉末節な話ではなく、オンとオフをなくすことだと思います。しかし、企業にあるのはオンとオフを隔絶するものばかりです。息苦しいスーツ、満員電車やオフィス、朝礼や会議、高まるコンプラ熱、規則や制度、機能しない情報インフラなどです。オンとオフを分けないということは労働の全体性を取り戻すことだと思います。生きるために働いていた自然発生的な行為が高度に制度化され、それはすばらしい利点をたくさん持っているのですが、他方で生きるという働く意味を見失わせたと思います。

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