
台風が近づくなか、新甲子温泉は雨の朝です。寒さが緩み昨夜は外で食事をしました。昨日は以前の会社の同僚が、一昨日は親戚が泊まりに来てくれました。自分のことを心配して気にかけてくれる人がいることほど心強いことはありません。他方で、やろうという気になりさえすれば何でもできる今の自由な生活は恵まれていると思います。
刺激と反応の間には間隔があり、その間隔には反応を選ぶ自分自身の自由があり、その反応こそが成長と幸せの鍵だと思います。今の状況を先が見えなくて不安と思うか、何でも自由に選択できると思うかによって人生の充実度は違ったものになるのでしょう。


今朝の新甲子温泉は冷たい雨です。温泉から雨に煙る阿武隈渓谷を眺めていると気分が落ち着きます。連日、赤面山、三本槍岳、三倉山と1,800m級の山に登っていますが、山が雪に閉ざされる季節は目の前ですので、毎朝でも登りたい気持ちです。厳しい雪山に埋もれる前に三本槍岳直下の鏡ヶ沼に行きたいと思います。晩秋の静寂に包まれる森の水辺に身を置けば、心を揺らす執着から開放されて安らぎが訪れることでしょう。
今朝の甲子峠付近の気温は5度で昨日同様の快晴です。7時に隣町の下郷町音金にある正一位稲荷神社の登山口から三倉山(1,888m)にラブラドールと登りました。那須連山最大の急登といわれるだけに前半は急登の連続で、さながら落ち葉のカーペットのトレッドミルです。後ろの山で猟銃の乾いた音が響き、三倉山の方からは鹿の鳴き声が聞こえます。三倉山への往復は距離10.12km、累積標高1,233mで往復に2時間56分を要しました。山頂付近は樹氷のついた山肌が太陽に反射して美しい光景を見せます。三倉山の山開きは7月中旬で、もう一ヶ月もすると長い冬が始まります。



