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世界最高の幸せな国

2023年を占うのは戦争と景気の行方です。世界各地のインフレは許容し難い状況になり、海外に出かけた人たちからは生活コストの高さに悲鳴も聞かれます。以前出かけていた東南アジアの魅力は物価の安さでしたが、今や日本が世界一暮らしやすい物価水準かもしれません。英国生活が3年目に入り、欧州各地のクラスメイトの家を訪ね歩いていた娘も早く日本に帰りたいと言います。国連の幸福度調査や生活満足度調査の低調な結果をマスメディアは誇張しますが、今や世界最高の幸せな国は日本でしょう。幸せを感じるのは自然豊かな山の中で過ごす時間であり、家で暖かい湯船に身を沈めた時や、夜布団に入った時ですから、必ずしもお金は重要ではありません。加えて物価まで安いなら人生を深刻に考える必要などないはずです。すべての基準をお金ではかり、周囲を見ながら生活水準を落とす恐怖を感じる信念体系を離れたとき、幸せはそこにあるのでしょう。

お金持ちになる方法

芸人の滝沢秀一氏はゴミ収集作業員として働く異色のダブルワークで知られます。出産費用捻出のために始め、今は原稿執筆や講演の仕事が増え、週1、2回の収集作業をします。理不尽なことも多く、労働量の割に低収入とされますが、疫病蔓延を防ぐ都市インフラとしての重要性は水道や電気と同じだと思います。お金持ちが住むエリアになるほど出されるゴミが少なく、ゴミの量は貧しさに比例すると言います。庶民エリアからはチューハイ缶、たばこ、100円ショップのかご、洋服などが大量に出される傾向があり、安いけど長持ちしないゴミを、お金を出して買うと分析します。ゴミを減らす3R(削減、再利用、再資源化)にモノへの敬意=リスペクトを加えた4Rが必要との主張は同感です。ロバート・キヨサキは「負債を買わずに資産を買え」と言いましたが、不要なゴミを買って無駄に捨てないことがお金持ちになる秘訣かもしれません。

人生に必要なもの

スタンフォード大学が行動記録アプリを使い世界111の国と地域の72万人を対象に、1日あたりの平均歩数を調べたところ、2017年の世界的な1日の平均歩数は4,961歩でした。最多は6,880歩の香港で、日本の6,010歩は中国の6,189歩、ウクライナの6,107歩に次ぐ世界四位です。米英の研究では毎日の平均歩数が5,649歩を切ると、不安や気分の落ち込みなどの症状が顕著に現れるとされます。エクササイズの効果を狙うなら速歩やインターバルの時間が重要で歩数は目安に過ぎませんが、日本人は意外に健闘しています。昨年の平均歩数は一日12,552歩で、上がった階数は平均45階になります。精度はともかく加速度計内蔵のスマホを持ち歩くことで運動を意識するようになるのは利点でしょう。人生に必要なものを選ぶなら、運動と人間関係が最強だと思います。大半の人はお金に執着しますが、この二つがあればたいしてお金を使わずに生きて行けそうです。

旅の投資的価値

鉄道旅に目覚めた妻が石北本線、釧網本線に乗りに北海道に出かけました。高校時代は三段の寝台で鹿児島などに行きましたので分からないでもありませんが、今は旅に出るモチベーションが起きません。人が旅に出るきっかけは外因的なものと内因的なものがあり、前者は美しい景色や聖地、グルメ、温泉といった流布される情報です。後者は生活に潤いを与えたい、癒されたい、自分と向き合いたい、達成感を得たい、といった個人的なもので、この両者が一致する場合人は旅に出るのだと思います。旅に出たいと思わないのに、昨年の写真を見ると結構方々に行っているのは、打ち合わせの前後や視察、花粉症の発症を抑える避粉と称して半ば義務的に旅をするからです。「純粋な旅」に出たいと思わないのは、お金と時間をかけてわざわざ疲れに行くような旅に、投資的価値がなければ背中を押してくれないからかもしれません。

偏向を補正するSNS

2016年の暮れに旅館のホームページを始めてから、Wi-Fi環境がある日はブログを更新しFacebookに投稿します。毎日文章を書く習慣は脳を活性化し、健康に保つ効果が期待できます。わずかでも書く時間を毎日持つことは、自分自身を見つめる内省の手段となり、書きながら気づきが起こる思考のプロセスとも言えます。思考や経験を文字として保存することで、過ぎ行く日々が大切に思えるようになります。勝手な思い込みだけで書いていますので、不快に感じる人も少なくないと思います。Facebookはブログと違い、見たくない人のニュースフィードにも表示されてしまうので、一日一投稿、400字を超える投稿はしないようにしています。SNSは中毒症状を伴うデジタル薬物ですから、「いいね!」に執着しては元も子もありませんが、他方で反応は自分の偏向を補正するフィードバックになります。無益な投稿に日々反応して下さる皆さまには感謝しております。

自分なりの本音で生きる

同年代から年賀状を貰うと「今年は〇暦ですね」などと有難くない言葉を貰います。伏字にするのは、年齢を意識すれば肉体はそれに従い自動的に身体機能を低下させるからです。人体は大脳に支配されていますので、年だと思えばその指令が本当に老化を促します。現代人が幸せなのは人生を二度送れることですが、第二の人生を始めるのに必要なことは過去の清算だと思います。第一の人生の中心的価値であった地位財にしがみつけば、次の人生の目標を見失います。次の人生に必要なのは世間一般で考えられる社会常識や世俗的な欲求ではなく、自分なりの本音で生きる価値を確立することです。第一の人生を始めるために約20年の準備期間を費やしたように、第二の人生にも準備は必要でしょう。サラリーマン生活を離れて6年のモラトリアムを謳歌したので、今年は自らに生命力を与えるような存在理由を確立したいものです。

高価なサプリなど買わずとも

この時期、我が家の食卓には菊芋がのぼります。栽培が容易で戦後の食糧難を救う存在でしたが、水溶性食物繊維のイヌリンや酪酸菌の働きを活発にするフラクトオリゴ糖を含み、天然のインスリンとも呼ばれます。腸内細菌の働きを改善し、アレルギー疾患や新型コロナ対策、美容効果に加え、寿命を左右するテロメアの長さを維持するとされ、健康効果が知られるに従い目にする機会が増えました。感染症対策の鍵は免疫力を高める食生活にあり、その主役は身近な野菜です。抗ウィルス作用がある黒ニンニクもよく食べますが、保温状態の炊飯器で2週間ほど発酵熟成させるだけで簡単に手に入ります。ポリフェノールなどの成分が生ニンニクの数倍含まれ、免疫力向上、抗ガン作用、高血圧、動脈硬化、心臓疾患などの予防効果も期待されます。高価なサプリなど買わずとも、日々の食事で健康維持は可能だと思います。

身近にあったブルーゾーン

昨日は妻の実家に行き、90歳を超える父と夕食を食べました。この13年ほど身の回りのことを一人で行い、車の運転こそ最近止めましたが体は至って丈夫で、杖など使わず数km離れたスーパーに歩いて買い物に行きます。身近な存在であり、全くいたわる必要を感じさせないので、90歳で元気な人は普通だと思っていますが、世間的には希なケースでしょう。よく酒は飲みますし、以前は喫煙をし、生活は昼夜逆転に近く、一見すると健康的な生活には見えません。一方で魚介類が好きで、庭で野菜を育て、家は急傾斜を登った丘の上にありますので、長寿の人が局所的に集中するエリアを示すブルーゾーンの生活とも言えます。ブルーゾーンとして紹介される世界の5地域に共通するのは、野菜と魚中心の食生活、よく身体を動かし、豊かな人間関係とされ、健康長寿の秘訣は昔から誰もが知ること以上でも以下でもないと思います。

少ない食事で遠くまで

昨日は八ヶ岳南端にある西岳(2,398m)を経て青年小屋まで歩きました。同じ1月2日に登った昨年は、登山口で氷点下12度まで気温が下がりましたが、昨日は氷点下4度ほどです。それでも体が暖まるのは頂上に近づく頃で、心拍が遅いほどスポーツには有利ですが、体がいつまでも冷たいのはデメリットです。心臓の耐用回数はあらゆる動物でおおよそ20億回とも言われ、われわれを生かし続けるために四六時中働く心臓への感謝の念を持つのは運動をしているときです。心臓と血管に報いる最良の方法は、規則的持続的な有酸素運動により機能を良好な状態に保つことです。心臓は筋肉の一種ですから負荷をかければ強くなり、同時に寒い場所での運動はミトコンドリアを効果的に増やし、少ない食事で大量のエネルギーを生みだすことができます。トレッキングの可能性を広げるのは、極力少ない食事で遠くまで行ける身体づくりに尽きると思います。

今年も続くサウナブーム?

年末年始は山に行く以外は専ら読書とWEBで見つけたフィンランドサウナ関連のレポートを読みました。海外との往来が始まり、今年はフィンランドと周辺国のサウナを見に行こうかとも考えたのですが、それには及ばないほどの北欧式サウナに関する情報があふれています。コロナ禍でバーチャル化した海外旅行は本物の旅行を代替し得るものではありませんが、こと視察の類は多少の想像力を働かせれば、あわただしく数か所しか見られないリアルの視察より、広く浅く膨大な資料に目を通した方がメリットは多そうです。どうしても見たい施設がないわけではありませんが、見たからといって人生が変わるわけではありません。サウナ室の吸排気の構造など、良質な最新情報がアップデートされていることを考えると、昨年視察で当地を訪れたビジネス関係者は多く、今年も本格的なサウナ参入の波は続きそうです。

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