単身者用冷蔵庫が体型維持の秘訣?

気候が暖かくなり困ることは、我が家の天然の冷蔵庫である、地下のドライエリアが使えなくなることです。友人宅からもらってきた菊芋や大根、妻の実家の柿や夏ミカンなどを冬の間保管しています。昨年福島県で仕入れたリンゴ3箱も3か月かけて消費しました。大量に仕入れた野菜や果物を備蓄する暮らしは災害にも強く、安心をもたらします。一方で手近に食品があれば、必要を超えて食べてしまい生活習慣病という悲劇を生みます。あれば食べるという習性は飢餓時代の記憶であり、あらゆる慢性疾患と関係します。食料の保管ができる冬を過ぎると、夏に向けて野菜の値段もこなれますので、ドライエリアは野菜を天日干しするスペースに変わります。我が家の冷蔵庫は仮住まいから引き継ぐ単身者サイズですが、屋外を活用することで3人の暮らしに過不足なく、それが体型維持に貢献するのかもしれません。

体験的に学び合う共同体

知的障がい者施設で朝の仕事をするようになり3週間が経ちます。仕事は単調に見えて、利用者と職員は答えのない課題について体験的に学び合う共同体に見えます。意思を的確に伝えることができない利用者の想いを受け止める日々は、現代人に一番欠けている相手が何を伝えたいのかを汲み取る知的作業です。自己責任論がまかり通る世知辛い世の中ですが、自立と福祉のボーダーライン上で苦しむ人は少なくありません。相手を理解するために、もう一歩踏み寄ることができるなら、世界はよほど住みやすい場所になることでしょう。仕事の学びに勝る刺激はなく、脳は慣れ親しんだ環境から離れることで向上し、新しい学びによる脳への刺激は、認知症リスクを75%低下させるとの研究もあります。しかし、最も魅力的な刺激は、事故の危険にあいながら、報われることがなくとも常に相手に寛容でいられる、自己犠牲をためらわない職員の姿勢です。

リスキリングは体力から

クライミングの練習をするという妻と近所の公園に行き、数十年ぶりに懸垂をしました。20世紀まで行われていた学校のスポーツテストの項目には懸垂が含まれていましたので、鉄棒にぶら下がるのはおそらく小中学生以来です。普段は上半身の筋肉を使う機会はないのですが、まがりなりにも10回は上がります。第四次産業革命に対応するデジタル分野を中心に、リカレントやリスキリングが話題になりますが、長い仕事人生を生き残るのに必要なのは体力だと思います。体力がなければ新しい分野に挑み、自分のスキルをアップデートしようという気力や集中力が起きません。年を重ねると体力が低下するのは加齢が原因ではなく、その必要がなくなるからだと思います。忙しい現代人はエクササイズをするための時間も余力もありませんので、日常生活の中でこまめに体を動かし、身体活動量を確保することが大切なのでしょう。

人間本来の暮らし方

近所の早咲きの桜が咲き、芽吹きの季節が始まりました。律儀に花粉症まで戻って来てしまい、同病の人と話すと決まって良い薬を教えてくれます。しかし、薬に依存し続けることは避けたいですし、自分の体に決まって起こる症状は薬に頼らず治せると思います。花粉症は他のアレルギー疾患同様、無害なものにリンパ球が抗体を作る自己免疫疾患で、薬に頼らない方法は、口呼吸により花粉を取り込む免疫寛容、ビタミンDの合成、腸内環境の改善などがあります。車や電気を使わない昔ながらの生活スタイルを守るアーミッシュや、気候も人種も同じ東西ドイツのうち都市化が遅れた東ドイツで花粉症が圧倒的に少ないことは、人間本来の暮らし方を逸脱したときに病気が起こることを示しています。あらゆる不調は、人間らしい生活を取り戻せという警告なのでしょう。

食べなければ死ぬ?

トルコ・シリア大地震で、278時間ぶりに40代の男性が救出されました。飲まず食わずで生き延びられる限界とされる72時間の壁は、阪神・淡路大震災を契機に使われ始めた用語です。人は呆気なく死ぬもので、定年退職して2、3年のうちに相次いで没した人を何人も知っています。老後は呑気に暮らしたいと思った途端に衰えが始まり、体力や生命力が急速に失われるのかもしれません。一方、驚異的な生命力で不死身のような人もいます。運命と言えばそれまでですが、寒さや飢えのような生命の危機に際し、動物本来の生命力が呼び覚まされ、逆境こそが生命力を高揚させる最大の因子だと思います。72時間で生存確率が著しく低下するのは、食べなければ死ぬという思い込みを持つからで、その4倍もの時間を生き延びた人は、おそらく普通の人が持つ信念体系から自由だったのでしょう。

働くことそのものが自由

学生時代以来のアルバイトは生活に潤いを与えます。非正規雇用を下に見る洗脳が染みついていましたが、見える世界が変わります。アルバイトの語源は仕事を意味するドイツ語に由来しますが、むしろ働く本質に近く、世の中にフルタイムで働く必要のある仕事などあるのだろうかと思います。平日朝だけの勤務ですから給与は少額ですが、働くことからお金の優先順位を下げると、そこには自由な世界が広がります。自己管理が不得手な自営業者にとって、定時に出勤する習慣は生活を引き締め、知的障がいという未知の領域を学ぶ機会になります。好きな運転に加え、富士山を望む屋上でランニングまでできるのは役得でしょう。わずかなバイト代にしても、お金の大切さを学ぶ機会になります。働くことの本質は社会や誰かとつながる喜びであり、「自由のために働くのではなく、働くことそのものが自由なのだ」という先人の言葉を思い出します。

生活習慣病は自分で治せる

最近の悩みは腰痛です。恐らく、近所の知的障がい者施設でランニングを始めたことが原因です。ソールの薄い室内履きで、陸上部出身の利用者と行うダッシュを含む朝練の衝撃が腰に来たようです。元々腰痛は持病でトレランレースを控えている理由でもありますが、慣れない運動で一気に悪化しました。しかし、医者に行く必要もなければ悩むこともありません。腰痛を含む生活習慣病は工夫をすれば自分で治せますし、多くの場合医者にかからない方が良い結果をもたらします。仰向けに寝て、立てた膝を左右に倒すストレッチと、背中の腰の辺りにボールをあて骨盤を立てるようにするだけで改善することは経験済です。他方、以前医者にかかったときは、背骨の曲がったレントゲン写真を見せながら一生治らないと不吉なことを言われました。健康問題に悩む人は少なくありませんが、大半は負荷のかかる体の使い方を改め、簡単なメンテナンスで治ると思います。

見せつける必要がない人たち

四半世紀以上腕時計をしませんが、近年腕時計の復権が見られるそうです。アクセサリーとしての高級時計ではなく、チープカシオと呼ばれるような安い普及品が人気なのは意外です。スマホが脳に与える深刻さが取り沙汰され、スマホの持ち込み禁止の職場が増え、取り出すのが面倒と言うニーズもあるようです。ウサーマ・ビン・ラーディンとその宿敵バラク・オバマが若い頃に使っていたCASIO F-91Wはアマゾンなら1,500円ほどです。薄くて軽くて多彩な機能とヘビーデューティー性を兼ね備えるコスパ最強のモデルは、正確さからアルカイダの時限式爆弾の起爆装置としても使われます。ビル・ゲイツは少なくとも3つのカシオを持ちますがあわせてもせいぜい1万円程でしょう。ローレックスなどできない現ローマ教皇やトップアスリート、世界のセレブリティまでが数千円のカシオをするのは、人に見せつける必要がないからでしょう。

忌まわしい一日?

昨日は忌まわしい一日でした。生活リズムが狂うマンデーブルーでも、天気が崩れる気圧と自律神経の乱れでもなく、ただ何かが狂うことで全てが悪い方向に転がる感覚です。近所の知的障がい者施設で、利用者の迎えのドライバーの朝活をしているのですが、昨日に限って対面通行が困難な細い道でゴミ収集車とすれ違えず7分ほどロスをし、その後も指定車以外通行できないこれも行き違い不可能な道で来ないはずのトラックと鉢合わせし、さらには毎朝のルートが工事中で通れず、いつもなら1、2本の列車の通過で開く踏切がしばらく開かず、何かがおかしい嫌な予感がした矢先、普段はおとなしい利用者に突然暴行を受けた職員が怪我をしました。幸い大事には至りませんでしたが、忌まわしいと感じる人々の集合意識が未来の現実を引き寄せるのだとすれば、未来に不安を感じるのではなく、今に感謝をして力の限り生きることが必要なのかもしれません。

冬こそ薄着

今朝の気温は0度で、昨夜ラブラドールと散歩に出ると風が強く寒さが身に沁みます。しかし、人間とは都合の良いもので、以前ほど寒さが嫌いではないのは、美しい雪の季節の山をまだ楽しめると思えるからです。加えて人体は寒いほど発熱物質である内蔵脂肪を燃やして深部体温を上げ、内蔵の動きが良くなり細胞の代謝が活性化して体を健康にします。日中の覚醒時には高い深部体温が夜になり低下することで眠くなり、良好な睡眠を得るには意識して深部体温を上げることが有効です。寒さは飢餓同様に長年人類を苦しめてきましたが、それを克服した人体にとって、その両者は生命力を高めるのに役立ちます。寒さや空腹に、内臓脂肪の燃焼と長寿遺伝子の活性化という一石二鳥の意味を見出せると寒さは積極的に受け入れるべきものになり、冬こそ薄着で過ごすことで体は寒さに順応し、同様に空腹も苦痛ではなく快感に変わります。

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