
ハノイの街で不思議に思うのは北爆を受けながらフランス統治下のコロニアル建築や整然とした美しい街路樹が随所に残っていることです。
昨日はバラク・オバマと大統領選を争ったジョン・マケインが1967年10月に乗っていたA-4が撃墜され、捕虜として5年半を過ごしたハノイ・ヒルトンことホアロー捕虜収容所を見ました。近くにはマケインの攻撃機を撃墜したS-75地対空ミサイル、撃墜されたB52の残骸が湖面に残る湖などがあります。観光スポットには興味がわかないのですがベトナム戦争は記憶にある生きた現代史なので戦跡に対しては特別な思いがあります。

海外でホテルに泊まるとホテルの未来を考えます。産業化の過程でステレオタイプが行きすぎた結果、ホテルの商品計画と現代の市場が求めるものとの間に乖離ができたと思います。ライフスタイルホテルなど新手の商品は開発されますが、ホテルの文脈からは自由になれません。他方で民泊やゲストハウス側は洗練の道具としてホテルのエッセンスを使おうとします。異なる両者の業際に新たな商品カテゴリーが生まれる気がします。つまるところ旅行者が感じる旅の本質は何かという命題に対して商品を切り開く力が求められると思います。





昨日は日の出から一日を鎌倉・湘南で過ごし多くの人に会いました。初対面なのに阿吽の呼吸で話が一気に核心に近づくのは爽快です。それぞれの分野で実績を残している人が同じ景色を見ていることには勇気づけられます。昨今ティール組織などが話題になりますが、新卒大量採用、終身雇用を前提とした既存の組織は同床異夢の集合体ですから、人間関係のストレスはたまっても実りある対話など実現するはずがありません。ありもしない企業理念を作りKPI管理をするなど無駄の再生産だと思います。
今朝は日の出の頃に鎌倉に来ました。街を取り囲むトレイルを歩くと天然の要害であることがよくわかります。鎌倉に頻繁に来る割に鶴岡八幡宮に行くのは小学校の遠足以来かもしれません。同様に大阪によく出張に行きながら大阪城には行ったことがありません。今は鎌倉駅前のマクドナルドで仕事をしています。電源とWIFIのあるカフェは最高の仕事環境です。家のようにリラックスし過ぎることがなく、知人のいない場所ですから話しかけられることもなく、図書館のように変に神経が過敏にならず、ほどよい人の出入りによる空気のゆらぎで脳が活性化されます。満員電車と日本の標準的なオフィスが生産性を阻害する元凶だと思います。