考え方や行動パターンの近似性

一昨日雲取山に登ったときに、偶然山中で出会ったトレラン友達夫妻から写真をもらいました。絶好の登山日和ながら20人ほどのハイカーにしか会わなかった登山ルートを考えると、考え方や行動パターンが似ていることに驚きます。公園の遊歩道のように歩きやすい雲取山のトレイルは、雪の季節はさらに歩きやすく幸せな気分になれます。

マンデーブルーの処方箋

週明け月曜日に体調を崩す人は少なくないと思います。「マンデーブルー」や「さざえさん症候群」と言われるように、気が重い、身体がだるい、やる気が出ないといった症状が出ます。原因は明らかで、週末の過ごし方です。週末にリラックスしすぎることで副交感神経優位になりすぎ自律神経のバランスが崩れたり、逆に週末活発に活動しすぎて自律神経中枢の疲労物質が取れないケースだと思います。夜更かしなどにより体内時計が狂うこともこれに拍車をかけます。

個人事業者になってからはONとOFFの境界が曖昧になり、曜日感覚がなくなりましたのでマンデーブルーを意識することもありません。写真は昨日の雲取山山頂です。

心の病にはトレッキング

昨年の秋以来久しぶりのトレッキングで、今日は雲取山(2017.1m)に登りました。登山口から雪がつくトレイルは歩きやすく、適度にしまった雪を踏みしめるとセロトニンが分泌されるような感覚です。トレイルレースのように自分を追い込む運動も病みつきになりますが、健康に良いのは活性酸素の発生を抑えた手軽なトレッキングだと思います。

近年の脳科学研究によって感情や気分は脳内物質やホルモンの増減値として解明されています。つまり心の変化は物質に還元され計測可能であり、心の病にトレッキングが処方される時代は目の前だと思います。

執着がなくなれば人生は楽になる

今日は確定申告に行き、わずかな源泉徴収税額が還付されます。昨年11月は会社の決算があり、普段無頓着なお金の流れを把握するのに役立ちます。誰しもお金に不自由したくないのですが、お金への執着がなくなれば人生は途端に楽になります。人が背負っているものの多くはお金にかかわるものです。

人は怖れを過大評価する生き物だと言われます。リスクとして怖れているものは幻想で実際には思うほどは悲惨なことは起こりません。30年来慣れ親しんだサラリーマンを辞めるときも散々迷いましたが「案ずるより産むが易し」で、環境に適応できるものです。ぼくの場合は辞める恐怖より、辞めない後悔の方が強かったので今の境遇になりましたが、多くの人は背負っているものが多いので前者が勝るのでしょう。

思い描くだけなら誰でもできる

未来を思い描くことは誰にでもできます。しかし行動して実行に移せる人は少数です。行動を起こせるのは「成せば成る」という根拠なき確信を持てる人だと思います。「自分と同じアイデアを考えた人はたくさんいた。しかし行動したのは自分だけだ。」という成功したベンチャー企業経営者の言葉を思い出します。個人事業者に必要なのは行動することだけで、あれこれ考えたり悩んだりする時間がなくなりました。行動して失敗することはたくさんあります。でも失敗による痛手はすべて人生に織り込まれた運命であり、今後に生きるノウハウになります。ぼくが行動的になったように、環境は人を変えると思います。

実感を伴わない法人経済

昨夜は白河商工会議所の会合に呼んでいただきました。この1年半ほどスーツを着る機会がなくなり昨日もジャケットを着用しただけですが、企業人の会合や会食に出ると古巣に帰ったような懐かしさがあります。

最近になって世の中には二つの経済があることを知りました。ひとつは企業を中心とした法人の経済、もうひとつは個人事業者を中心とした自然人の経済です。同じ生活の糧を得る手段なのに、両者の構造は似て非なるものです。サラリーマン生活をしているときは意識をしなかったのですが、改めて外から眺めるとなぜ法人の経済が、あれほど多くの雇用を生み出せるのか、実感を伴って理解することができません。これは国が無駄なお金をこれほど使いながら回っていることを理解できないことに似ています。

離れて分かる本当の良さ

今日の新甲子温泉は晴れて裏那須の主峰、甲子旭岳を望むことができます。

15歳の娘が留学に出かけて5日が過ぎます。1年間の留学はまだ始まったばかりなのに、成田空港に見送ったのはずいぶん昔のような気がします。1月中旬にシドニーから来た留学生が帰国し、下旬には娘が日本を離れ、4人の生活は東京と福島に離れて暮らす夫婦2人の生活になりました。それぞれが自営業で生き残るのに精一杯ですから、幸い感傷に浸る余裕はありません。全てのことに言えますが、離れて暮らすと本当のありがたさがよく分かります。以前の勤務先も、東京の暮らしも、離れてみると本当の良さが見えてきます。

効率的な二地域居住

国土交通省が進める「二地域就労」は、過疎や東京一極集中などの社会問題を解決しつつ豊かな生活を楽しむ暮らし方だと思います。多くの仕事がパソコンで処理されつつある今、最大のネックは住宅費と移動コストでしょう。住宅費は2040年には40%前後になると見込まれる空家を活用すれば低コストの住まい確保は可能です。移動コストについてはぼくの場合、福島と東京を車で移動しますので、これまでフィアットで走った66,000kmの1kmあたり平均燃料費5.45円を福島~東京の220kmにかけると1,199円です。高速を使わないために5時間かかる移動時間についても、毎日2時間かけて職場に往復するサラリーマンのことを考えれば十分に効率的といえます。

二拠点居住の素晴らしさは都市と自然のそれぞれの良さを楽しむことができ、仕事の生産性も高まり自由時間は増え、ストレスからも開放されることです。

創造の起爆剤

昨日のランチは南会津の同業の方と情報交換をしました。東京からWifi設定に来てくれた親戚も合流しての会食は、異質が出会う創造の起爆剤だと思います。一人でいると冬場の除雪方法ばかり考えるのですが、親戚と温泉に2時間ほど浸かりながら話していると、そもそも除雪をしないアイデアが浮かびあがります。思考の固着とは恐ろしいもので、人との会話こそが視野を広げてくれると思います。

写真は親戚が持参してくれた昨日の朝食です。直火で炊いたご飯、炭火焼の干物をコタツで食べるのは至福のひとときです。

欠けているのは生き抜く力

昨日は大雪のなか親戚が来てくれWiFiの設定をしてもらいました。どこと何を契約しているのかさえ把握していない身としては頼もしい限りです。

雪国の冬の暮らしの大変さは新甲子温泉に来て初めて知りました。屋内なのにあらゆるものが凍ります。ラブラドールの食器の水、コーヒーピッチャーに残っていた水、もちろん水道管も凍り、トイレが使えなくなり洗濯機も動きません。厨房で冷蔵庫を開けるとあまりに温かいので壊れているのかと思います。

寒さは人から生きる力を奪っていきます。思考や気力も著しく低下します。不謹慎ながら、シベリアに抑留された人の筆舌に尽くしがたい境遇をときどき思います。桁違いの寒さ、過酷な労働、希望のない未来、劣悪な生活環境で多くの人が命を落としたのでしょう。現代を生きるわれわれに一番欠けているのは生き抜く力だと思います。

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