お金の話はすべて疑う


先日93歳の誕生日を迎え一人で暮らす妻の父の家に、オレオレ詐欺の犯人から電話がありました。オレオレ詐欺には様々なバリエーションがありますが、警察官と検事役の犯人が不安をあおる言葉を使い、高齢者の焦りを誘います。このような詐欺は巧妙に、高齢者を精神的に追い詰める手口が多く、周囲に相談するのを防ぎます。今回は本人が警察に相談したので未然に防ぐことができましたが、数日前に会ったときには家族にも相談がなく、周囲が気にかけることも重要です。このような犯罪に限らず、人を精神的に追い込み、巧みにモノを売りつける悪徳商法は星の数ほどあります。しかし、すべてのビジネスは人の心理を操るものであり、「悪徳商法」と一般的な「人の心理を突いたビジネス」の境界線は、複雑かつ曖昧です。合法的なものも含め、お金の話はすべて疑うという習慣が必要かもしれません。

JAPAN IS BACK!


反対のデモもなく居心地の良い日本に3日間滞在したトランプ大統領に、「日本との関係は特別だ」と言わせたのは、外交のデビュー戦から見せた高市首相の桁違いの気合と相性の良さ、わずか一週間とは思えない周到な準備でしょう。「安倍はあなたを高く評価していた」と皮肉られ、最後まで名前すら呼ばれなかった前任者との違いは鮮明で、外交儀礼を超えた信頼が醸成されたように見えます。一方でその国内基盤が脆弱な状況に変わりがなく、手放しでは喜べません。それでも若年層と現役世代から圧倒的な支持を受けるのは、腐りきった政治に辟易していた国民が、新しい時代の女性のリーダーシップに期待をしている証でしょう。ダイナミックに動き始めた世界において、ホワイトハウスのXが「JAPAN IS BACK!」と投稿したように、日本がその中心を担う未来に期待をしたいものです。

素朴なプチ贅沢


東京で最も有名なサウナ施設、上野の北欧に泊まりました。ロウリュのできる30人ほどが入れる大型のサウナ室と、6、7人の小さなサウナ室があり、前者はスタッフによるアウフグースが行われ、108℃の高温と高い湿度が保たれ、通常サウナの半分の時間で汗が吹き出します。200室のカプセルの宿泊客と日帰り客をさばくために、回転をさせる必要があるのかもしれません。薄暗い後者は88℃で湿度も低い入りやすいサウナです。7階の屋上にある不感温の露天風呂がリラックスでき、外気浴スペースや14℃の水風呂も快適で正統派サウナと言えます。もう一つの名物に、ほぼ24時間営業している食堂で大半の人が注文するカレーがあり、甘くコクのあるスパイスが効いたルーに、ココナッツ風オイルと七味唐辛子がつけられます。1泊朝食で4,500円、カレーと交通費を加えても6,000円少々の癒しは、素朴なプチ贅沢と言えそうです。

豊かで強い日本


外交のロケットスタートにより一躍アジアのアイコンとなった高市首相の登場は、国際舞台での日本の存在感を一気に高め、日本再生の狼煙を印象付けます。3カ月前に買った造船銘柄は倍の株価に跳ね上がり、バブル時代の懐かしさが蘇ります。レアアースも含めた日米のアライアンスは、新たな経済成長の幕開けに見えます。以前の政権では会いたくても会えなかった米大統領が、先方から出向いてくれるという強運の持ち主である首相の、外交舞台での堂々たる立ち振る舞いに、久しぶりに日本を誇らしく思えます。日本が世界屈指のレアアース供給国となり、防衛装備品外交により製造業が息を吹き返す未来は、80年代の熱狂を知る世代にとっては久しぶりの胸躍る感覚です。高市政権を圧倒的に支持する39歳以下の若者世代にも、かつての若者が味わった、豊かで強い日本を経験してもらいたいものです。

トレッキングも命がけ


岩手県北上市の瀬美温泉で、プロレス界では知られた男性が露天風呂の清掃中にクマに襲われ、近くの山林で遺体が見つかりました。隣の夏油温泉には何度か訪れたことがあり、北上市で今年3人目の死者が出たことは他人事ではありません。ツキノワグマはヒグマより臆病とされ、人を襲うというイメージがありませんでしたが、死亡に至る最近の人身被害は、人を獲物だと認識しており深刻です。スズメバチには二度刺されたことがあり、アナフィラキシーショックにより死亡に至るケースもありますが、先日山梨県の山中で見た体長1.4mの熊は迫力満点で、陸上選手より早い走りに恐怖を感じました。玉川温泉から後生掛温泉までのトレイルを何度か歩きましたが、今回の事故と近い山域でありトレッキングも命がけです。人家でさえ人を襲う凶暴化した熊の駆除に、自衛隊派遣が議論されるのもやむなしかもしれません。

偏向報道からの覚醒


読売新聞社が行った全国世論調査によると、高市内閣の支持率は18~39歳が80%で石破内閣の15%から大幅に上昇しました。40~59歳でも75%(前回29%)、60歳以上でも63%(同50%)と大きく増え、第2次安倍内閣の支持率に近い動向を示しました。若者ほど遠い未来を見据えますので、積極財政による成長産業への投資などの政策が評価された結果に見えます。全ての年代で前回より支持率が高いことは、結局のところ日本人は、長年親しんだ自民党中心の政権が好きなのかもしれませんが、それでは若者の支持率が圧倒的に高いことは説明できません。若者世代の半分はテレビを見ませんので、年代別の支持率に前政権とは真逆の傾向が出るのは、マスメディアが長年流布し続けた自虐史観をはじめ、偏向報道から人々が覚醒し始めた結果に見えます。

冬の旅の最高の相棒


冬になると旅行をしたくなるのは、人の気配のしないひっそりとした観光地こそが旅の醍醐味だと思うからです。温泉が恋しくなり、魚の美味しい季節でもあり、しかもオフシーズン価格となる旅の好機です。旅のハードルは高すぎる移動コストですが、平均で18.5km/L走るN-VANなら許容の範囲です。N-VANに乗り始めて1年が過ぎ、旅行頻度が増え5万kmを走りました。福島の拠点への移動、サウナ視察、石風呂調査、家の用事など様々ですが、共通するのはビジネストリップという点です。年初には四国、九州に二度行きましたが、眠くなった場所が宿営地というN-VANなら、遠征のハードルも下がります。N-VANの自動車としての走行性能は知れていますが、4WD+扁平率の高い商用車用スタッドレスはサイドウォールの柔軟性が高く、乗り心地が悪くない上に雪道でのグリップ力も高まります。移動オフィスであり、寝室であるN-VANは、冬の旅の最高の相棒です。

あたりまえがありがたい


富士山が初冠雪し、昨日登った会津駒ヶ岳の山頂付近の池塘も凍っています。人類史の長きにわたり、寒さと飢えは常に人類の生存を脅かし続けてきましたが、防寒具を身にまとう現代人にとって厳しい冬の訪れは、山が本来の静けさと美しさを取り戻す最高の季節です。花粉症の自分にとって、春以外の山はいつでも素晴らしいのですが、もっとも味わい深い季節が冬だと思います。凍える山や森から戻り、薪ストーブで暖を取るとき、暖かい湯舟に身を沈めるとき、しみじみと幸せを感じます。満足とは期待値と実際の体験の差であり、産業は専ら0からプラスの差を作りだしますが、大自然の厳しさはマイナスの試練を人に与え、普段の生活との乖離がどれほどありがたいかを思い知らせます。自然に近い暮らしであるほど、あたりまえがありがたいことを実感すると思います。

最高のグランピング体験


車中泊に最適な季節になりました。福島には頻繁に行きますが、今回は車中泊で2泊しました。N-VAN以前はあまり気の進まない不本意な宿にも泊まらざるを得ませんでしたが、今は気に入った宿が無い時は車中泊を積極的に選びます。近くに温浴施設さえ確保すれば車に泊まる方が下手な宿よりはるかに快適です。たいていは登山口の駐車場に車を停めて、朝一番で山に登りますが、こんな芸当ができるのも車中泊のメリットです。一人に最適な広さのN-VANなら、無音で真っ暗闇な森のなかで、新鮮な空気を吸いながら、使い慣れた寝具で眠る最高のグランピング体験ができます。昨夜は檜枝岐村に泊まり、今朝は日の出前から会津駒ケ岳に登りました。車中泊なら紅葉を見に押し掛けるハイカーより早く山頂の景色を独り占めできます。小さな車体でどこにでも入り込めるN-VANなら、停まった場所がグランピングテントになります。

惰性が招いた惨事


昨日は事故から14年7カ月が経った福島第一原発を見学しました。年間2万人が訪れるツアーですが、身元確認は厳重で、途中で東京電力のバスに乗り換えているのに、ゲートでは車体の下部と屋根の上に鏡をあてます。映画や資料映像で見たままの、広大で巨大な光景が眼下に広がりますが、第一印象は事故を起こした1号機から4号機が海に近いということです。元々海抜35mの断崖が海岸まで迫っていたようですが、岩盤に固定するためにわざわざ10mまで堀り込んだというあたりにばかばかしさを感じます。最大の問題は非常用ディーゼル発電を、襲来した津波により失ったことですが、津波の想定を3.1mにしていたあたりに、惰性仕事の罪を感じます。実際には15mの津波にのまれるのですが、海抜13mにあった5、6号機の電源は停止を免れています。かつては福島第二原発のPR施設だった廃炉資料館を見ると、廃炉への気の遠くなる道のりに愚かさと虚しさを覚えます。

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