11月5日からロックダウンに入ったイギリスにいる娘からLINEで、外出禁止前のブライトンの海岸の写真を送ってきました。屋外での運動を30分以内に制限され、違反すれば10万円ほどの罰金が課されるようで日照時間の短い季節の精神衛生に支障をきたしそうです。大学内にあるフラットの留学生は全員が帰国してしまい孤独だと言います。日本人が同調圧力に弱いのは、孤独への恐怖から村八分を恐れ群のしきたりを守る習慣が染み付いているからでしょう。孤独と空腹は似たところがあり、自滅的な感情に至るのは大脳新皮質が作り出した幻想に支配された時です。孤独は内省のための重要なプロセスであり、自分が自分でいられるためには孤独を受け入れ上手につきあう必要があると思います。まわりに人がいてもいなくても孤独は感じるもので、静かな内省の時間と受け止めるか疎外と感じるかでストレス反応は変わります。日々、当たり前のように食べ、当たり前のように一日が過ぎ、マスメディアが流す情報を当たり前だと軽信することで見えなくなるものを取り戻すのに必要なのは、群から離れた孤独な内省の時間を過ごすことでしょう。
月: 2020年11月
おとり捜査だった大統領選?
米大統領選挙は投票の合法性が焦点でしょう。スィングステートのミシガンでは6,000票のトランプ票が投票集計ソフトのドミニオンにより、バイデン票に書き換えられていた事が判明しこのソフトはジョージアでも使われています。投票日前日にアップデートされた不自然さも疑念を深めます。過去にはWindows CEの集計用タブレットにバックドアが仕掛けられていたこともありました。ノースカロライナで、登録者数の516万を22万票超える538万票が投じられていたことは都市伝説の領域です。ウィスコンシンでも共産圏以外ではあり得ない高い投票率になり、ウィスコンシンとミシガンの集計では劣勢だったバイデンの得票が終盤で突然垂直に上昇しているのを見れば、バイデン票の束を郵政公社の集配システムに紛れ込ませたと考えることもできます。ウィスコンシンでは11月4日の午前4時に10万票が到着して開票され、そのすべてがバイデン票だった珍事も起き、不正選挙を公言していたトランプのことですから、一種のおとり捜査なのかもしれません。
フローを呼ぶFKT
昨日は八ヶ岳の観音平を起点に編笠山、権現岳、三ツ頭に登りました。ラブラドールは前日の岩菅山登山で疲れたらしく寝床から起き上がりません。稜線に出ると体を持っていかれるほどの強風で視界もきかない生憎の天候ですが、荒天の山は一人自分の弱さと向き合うのに最適です。自粛期間中にすっかり退化した体は少しずつ走れる状態に戻り、下りだけ走ると普段なら4時間ほどかかる周回路を3時間10分で周るコースレコードでした。時間を意識すると転倒など怪我のリスクが増えるのですが3時間切りは現実的な目標です。50歳を過ぎてからスポーツを始めたことが幸いして未だに体力低下を感じることはなく、特定のトレイルコースの最速タイムを競うFKT(Fastest Known Time)は弱い自分に鞭打つモチベーションになります。トレランが楽しいのは何と言っても下りです。急傾斜の岩場を駆け降りるときのスリルは自動車の運転に勝るスピード感があります。自分の体とは思えないほどの速さで自由自在に肉体を操る喜びは一種のフロー状態なのでしょう。(写真は前日ラブラドールと登った岩菅山です)
仕事とプライベートは線引すべき?
昨日は志賀高原に行き、午後からの打ち合わせ時間まで裏岩菅山(2,341m)、岩菅山(2,295.8m)、寺子屋山(2,125.2m)に登りました。次々と巨樹が姿を表す参道のように整備された登山道を登ると岩菅山までは登山口から1時間20分ほどです。馬の背のような稜線の背景に山が控える景色は志賀高原らしい雄大さです。東京ならもっとも手近な高尾山まで1時間程かかりますが、多くの地方都市は山に簡単にアクセスできます。福島で暮らしているときはよく会津若松に行きましたが、10時からの仕事なら大内宿付近の山深い山頂でコーヒーを飲んでからでも十分に間に合いました。東京近郊の湘南が移住先として人気なのは平日サーフィンに行けるからだと思います。リモートワークの時代は、朝の森の空気を吸い山頂でご来光を迎えてから仕事に行く生活が、パタゴニアのような会社に入らなくてもできるようになりました。その楽しみを阻害しているのは、仕事とプライベートを厳格に線引すべきという思い込みと都市信仰だけでしょう。
頭は動で体は静
ノーベル平和賞を受賞したWFPが世界で支援する食糧の1.5倍を日本は毎年廃棄していると言います。カイゼンやリーンシステムにより極限まで削ぎ落とす生産管理は日本のお家芸なのに、市場では暴力的な浪費と廃棄を礼賛します。どこかに行きたい、何かを食べたいと湧き上がる大量消費の衝動は、生産者側の洗脳と消費者自身が作り出した幻想が呼応した結果だと思います。自律神経が2つの異なる性格により生命を維持するように、中庸の本質とは動と静のどちらかに偏ることなく双方を行き来することでしょう。都市生活の問題は、頭は常に動なのに、体は常に静というちぐはぐさに由来する不健康にありそうです。人生には緩急が必要で、放蕩の限りを尽くす破滅的な生き方も修道院のような厳格な生活も長続きしません。米国民は対極的な二人のリーダー支持に二分したようですが、実績を残してきたトランプがここまで苦戦を強いられたのは、偏った左翼思想に支配されたマスコミの影響だと思います。リベラル、グローバリスト、中共独裁政権に共通する原理は破壊を繰り返すことでしょう。
居ながら貸切風呂
行く先々の消毒と手の洗い過ぎで悪化した手荒れを治しに草津か那須湯元温泉に行きたいと思いました。GoToは旅行のハードルを下げてくれます。温泉の効能は様々なデータを使い喧伝され日本人にとっては信仰の一種ですが、多くの場合プラシーボか気休め程度の脳の幻想でしょう。人がわざわざ観光地に疲れに行くのは乏しい住宅事情と重労働時代の名残だと思います。肌荒れに効きそうな入浴剤を自宅の風呂に入れてYou Tubeを見ながら何度か入浴すると居ながらにして肌荒れは改善します。移動時間のない貸切風呂で大統領選の動画を見ると日本のメディアの偏向ぶりが分かります。中共に捨てられ以前のビジネスパートナーに動かぬ証拠を暴露されて旗色の悪いバイデン一家をニューヨーク・ポストやフォックスは連日報道するのに日本のメディアは沈黙します。言うだけ番長でノーベル平和賞までもらってしまったオバマの8年で衰退したアメリカ経済を立て直し、左派系メディアでさえ人格と実績は別と評価するトランプの再選以外考えたくありません。
コロナの置き土産
今年の8/31から9/27のインフルエンザ患者数報告は昨年の19,810件に対して三桁少ない18件になりインフルエンザが消えたとさえ言われます。不安やストレスによる精神疾患の増加は心配ですが、日本人はむしろ健康になったと考えられます。ZOOMの普及によりリモートワークが推奨された今年は中盤以降山に行く機会が増えました。登りでは持久力の赤筋を、下りでは瞬発力の白筋をバランスよく使い、尾根を歩けばインターバルトレーニングで体を鍛えることができます。長時間の山での有酸素運動は糖質中心の解糖系エネルギー産生から脂肪酸+ケトン体のミトコンドリア系のエネルギー産生回路に変わり、糖化最終生成物(AGEs)など老化に直結する糖化リスクを防ぐことができます。何より自然を舞台に運動をすることで心身一如の心の静寂が訪れ脳科学の観点からも注目されます。日本の山の大半には登山道が付けられロッククライミングの技術がなくても誰でも楽しめ、繊細で多様な植生を観察すればコースタイムを気にする必要もありません。コロナの残した最大の置き土産は皮肉にも日本を健康にしたことだと思います。
教育からベンチャーは生まれない
昨日は権現岳に登りました。歩き慣れた道でも200万ダウンロードで日本最大の登山プラットフォームアプリに成長したヤマップが現在地と標高を知らせてくれ励みになります。東京に戻ってアプリを起動すれば距離や消費カロリーを表示するのでラブラドールとの散歩もスポーツクラブ並の運動になります。㈱ヤマップを起業した春山氏は予備校や大学での机上の勉強に疑問を感じ社会とのつながりの中で学ぶスタイルに変えたと言います。大学入学後九州一周の自転車旅の途中の屋久島で働き、卒業後はアラスカへ留学し、生物学を勉びながら夏休みはイヌイットのクジラ猟やアザラシ猟に参加したそうです。猟の途中で遭難しかけたときGPSに助けられた経験があったから、大分県の九重連山の山中で立ち上げたグーグルマップの白い画面に、自分の現在位置を示す青い点が移動するのを見てYAMAPを思いついたのでしょう。地図データさえあれば圏外でも現在地が分かり遭難防止や山仲間の交流につながるビジネスモデルは順調に成長しています。強烈な衝撃を与えない座学的な教育からベンチャーは生まれないと思います。
掟破りの異種格闘技
昨日は北アルプスの常念岳に行きました。最小限の荷物しか持たないスピードハイクなら三股登山口から稜線までは散歩感覚です。現在地と標高を随時教えてくれるGPSアプリのYAMAP(ヤマップ)は便利で、距離、時間、消費エネルギーを表示し、もはや高価なGPSウォッチを持つ理由はありません。掟破りの無料地図ダウンロードにより詳細な現在地を示し、すれ違った人や近くにいた人を知らせてくれます。首都圏近郊の山では知人に会うケースがあり重宝します。携帯電話の普及により、腕時計は装身具的なファッション性と機能特化に活路を見出しましたが、これらの無料アプリにより再び淘汰の危機を迎えると思います。製造業は莫大な開発投資を製品ライフサイクルの間に回収するビジネスモデルですが、無料アプリは口コミで一気に拡散してわずかな開発投資をロングテール的に多チャンネルの課金で回収するという既存産業には旗色が悪い異種格闘技です。戦後世界に冠たる日本の航空機技術者が自動車や鉄道などに研究領域を変え、異種混合による先駆的アイデアを産み出したように、技術者には土地勘のないセグメントでビジネスを構成するスキルが必要なのでしょう。