群から離れた内省の時間

11月5日からロックダウンに入ったイギリスにいる娘からLINEで、外出禁止前のブライトンの海岸の写真を送ってきました。屋外での運動を30分以内に制限され、違反すれば10万円ほどの罰金が課されるようで日照時間の短い季節の精神衛生に支障をきたしそうです。大学内にあるフラットの留学生は全員が帰国してしまい孤独だと言います。日本人が同調圧力に弱いのは、孤独への恐怖から村八分を恐れ群のしきたりを守る習慣が染み付いているからでしょう。孤独と空腹は似たところがあり、自滅的な感情に至るのは大脳新皮質が作り出した幻想に支配された時です。孤独は内省のための重要なプロセスであり、自分が自分でいられるためには孤独を受け入れ上手につきあう必要があると思います。まわりに人がいてもいなくても孤独は感じるもので、静かな内省の時間と受け止めるか疎外と感じるかでストレス反応は変わります。日々、当たり前のように食べ、当たり前のように一日が過ぎ、マスメディアが流す情報を当たり前だと軽信することで見えなくなるものを取り戻すのに必要なのは、群から離れた孤独な内省の時間を過ごすことでしょう。

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