腰は要

不注意からバランスを崩して数十センチ下の地上に落ち腰を痛めました。腰は要と書くように、日常生活に伴うほぼすべての動きが制約を受け、動くたびに鋭い痛みが走ります。ベッドから起き上がるのにも時間がかかり、素早く動ける普段の状況がいかに恵まれていたかと感じます。失うまで人は日頃の生活に感謝も有難みも感じません。経済的に豊かになり多くを得ることの弊害は、有難さや感謝に対して鈍感になることだと思います。究極の何かを求め、経済的、物質的な地位財を追うほどに、そのゲームから降りることができなくなります。逆に、何もない生活に近づくほど、どんなに小さなことにも感謝や幸せを感じるような気がします。腰に痛みの走る生活がそれほど悪くないと思えるのは、慢性腰痛の主因である負担のかかる悪い姿勢を、日々どれほど行ってきたかを教えてくれる絶好の機会になるからです。

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