真面目が報われない

昨日は御殿場のビジネスホテルに泊まりました。盛り上がるインバウンド需要は、ここまでは届かないようで閑散としています。過不足ない客室、終夜営業の大浴場と満足度の高い朝食、焼きおにぎりやカップラーメンの夜食までついて、込々5,500円では浮かばれません。さらにOTAの手数料を引かれると、損益分岐点に到達しないことは明らかです。コストパフォーマンスが高いため、じゃらんの評価は高得点ですが、それがビジネスの成功を約束するものではありません。クロワッサンやパンオレザンが美味しく、「この手のホテルにしては」と言う必要がない出来です。消費者としては有難いのですが、同業者としては複雑な気持ちになります。普段は食べない朝食を、ましては最も忌避すべきパンまで食べさせるほど、真面目に商品改善をしているのに、それが報われないのは経営資源投入が総花的で、全体の印象がビジネスホテル然としているからでしょう。

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