米空軍による中国気球の撃墜は、米ソ冷戦の引き金となった米偵察機U2撃墜事件を彷彿とさせます。中国による偵察用とされる気球ですが、より致命的な脅威は電磁パルス(EMP)攻撃のテストとする説です。成層圏で核兵器を爆発させることにより電気網を麻痺させるEMP攻撃は、米国の電力網の70%を破壊し1年以上にわたって停電を引き起こす可能性があるとされます。電気がなければ瞬く間に100年以上前の世界に逆戻りし、経済活動が停まり社会が崩壊します。現代人の大半は自給自足で暮らした経験もなく、米国のEMP委員会は、生き残れるのは都市から遠く離れた地方に住む1割ほどと試算します。人類の生存を脅かす時代を生きるには、事態を深刻に受け止めるのではなく、脂肪分解により生きられる省エネ型の体に自らを改造するなど、サバイバルをエンターテイメント化する発想が必要かもしれません。