日本人にとってのワールドカップは終わってしまった印象があります。1982年大会以降、PK戦に突入した決勝トーナメントの試合(20.3%)におけるPK成功確率70.3%に対して日本は25%と悪い成績です。概ね日本のメディアはこの問題に触れず、外国メディアの日本特派員が指摘する程度です。日本では終わってしまったことはしょうがない、といった個人を責めない空気がありますが、問題は原因追及を疎かにすることです。学生と話しても120分の試合で勝てないことが問題でありPKを問題にしなくてよい、これから徹底してPKを練習すると言っているから良いのではないか、といった意見が過半数です。PKの成功確率は1番手が最も高く2番、3番と進むほどに低下していくことが知られ、おそらくその理由はプレッシャーです。日本人最多出場となる長友が「[メンタルモンスター]になる。」のなかで書いた、重圧の捉え方を自分のなかで変換する認知的再評価が必要なのでしょう。