気にせず、依存せず、自分でする

昨日は妻の実家に行きました。今年90歳になる義父は30数年前に結婚の挨拶に行ったときとさして印象が変わらず、高齢者という言葉があてはまりません。妻に先立たれた男性は短命であることが知られますが、13年前に義母が亡くなったあとも、人に依存せず何でも自分で行います。今でもお酒を楽しみ、以前は喫煙もしており健康のためにストイックな生活をするわけでもありません。昨日出された調味料は賞味期限を7年も過ぎているぐらいですから、細かいことを気にせず、誰にも依存せず、何でも自分ですることが健康な生活を送る秘訣かもしれません。天然で鷹揚で素のままに生きる父を見ていると、検診結果に一喜一憂するのも、健康に良いか悪いかで全てを判断するのも、アンチエイジングのための出費を惜しまないのも、全てが不健康な執着に見えます。人の手を煩わすことが一切なく、子供にとっては理想の父ですが、「もう年だから」などと弱音を吐けば、その依存心が自らの自由と生命力を奪うことになります。新年は誰しも年を一つ重ねることを意識しますが、父の生き方を見習い、精神的老化を防ぐ挑戦の一年にしたいと思います。

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