先進的だった江戸の知恵

昨日は自宅の近所を流れる玉川上水を遡り小金井公園まで歩きました。朝起きて天気を見てから出かけることができ午前中に戻れるご近所徒歩旅行の魅力はお金がかからない手軽さです。往復33kmのマイクロツーリズムは、歩くだけですので体への負荷もなく日頃の運動不足を解消するのに最適です。美しい木々がロンドンあたりの公園を思わせる小金井公園は都立公園最大の80.2haの面積があり、よく行く駒沢オリンピック公園のほぼ倍の規模です。ラブラドールも公園で遊べることを知っているらしくぐんぐんと先頭を行きます。この散歩道の楽しさは武蔵野の雑木林を行くところにあります。江戸の町に飲料水を供給するために作られた玉川上水は、江戸時代以前は草原だった武蔵野台地で大規模な新田開発が相次ぎ広大な農村地帯を誕生させました。農地の肥料として使う腐葉土を確保するために、コナラやクヌギなどを植えて林が作られ、これが武蔵野の雑木林と言われます。物欲まみれの現代に流行るSDGsより、江戸時代の知恵ははるかに理にかない先進的だったのでしょう。

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